楽天ブラックカードの「年間500万円決済修行」を始める理由と、同じ価格帯で比べたい6枚のカード

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概要

家計の節約情報を発信するチャンネル「家計の味方チャンネル」の話者は、楽天ブラックカードを手に入れるため、楽天プレミアムカードで年間500万円を決済する「修行」を始めると表明した。動画では、なぜ楽天ブラックカードを選んだのかを3つの理由で説明している。そのうえで、楽天プレミアムカードと比べながらブラックカードの基本スペックとメリット・デメリットを整理し、年会費や必要な決済額が近い他社カード6枚と比較した。話者の結論は、楽天ブラックカードは万人向けではないが、楽天証券でクレカ積立をしていて、同行者と海外旅行に行く人には取りに行く価値がある、というものである。

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理由1:楽天証券のクレカ積立が2%還元になる

話者は楽天証券でNISA口座を開設しており、楽天ゴールドカードで毎月10万円をクレカ積立していた。楽天カード4券種について、年会費と積立時の還元率から獲得ポイントを比べた表では、年会費を差し引いた獲得ポイント数は楽天ゴールドカードが最も多かった。そのため、これまではゴールドカードを使っていたという。

それでもブラックカードを目指すのは、旅行特典に加えて、積立が2%還元になる点に魅力を感じたからである。話者は、SBI証券とOliveカードの組み合わせなら最大6%、三菱UFJ eスマート証券と三菱UFJカードなら最大7%といった具合に、他社が投資還元を強化している中で楽天は出遅れていると認めている。ただ、NISA口座を今から移管するのは非常に面倒である。さらに、これまでの投資分は課税される特定口座に移ってしまうため、他社へは移れないと話者は考えている。楽天証券で積立を続けるのであれば、還元率も最大にしておきたいという判断である。楽天経済圏の他のサービスでの還元アップや割引もあるが、そちらは楽天プレミアムカードと大差がないとも述べている。

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理由2:プライオリティ・パスの同伴者2名無料と、自動付帯の海外旅行傷害保険

プライオリティ・パスは、世界中の空港にあるVIPラウンジを使えるサービスである。楽天プレミアムカードでは年5回までだが、ブラックカードでは回数制限がなく、同伴者2名まで無料になる。話者は一人旅よりパートナーや友人と旅行することが多い。海外の空港ラウンジは全員が利用回数を持っていないと結局使わない判断になりがちだった、と振り返る。年会費がはるかに高いアメックス・プラチナやダイナースのプレミアムカードでも無料の同伴者は1名までなので、2名無料は強力だと話者は評価している。

海外旅行傷害保険が自動付帯である点も理由に挙げた。最近は、カードを持つだけで適用される自動付帯から、旅行代金の一部をカードで支払う必要がある利用付帯へ条件を変えるカードが多い。そのため、プライオリティ・パスと自動付帯保険が揃っている点に魅力を感じたという。補償額は治療費用300万円、携行品損害50万円、救援者費用300万円である。話者は、アメリカなど医療費が高い地域に行くにはこの額では少ないと指摘し、他カードの保険や任意保険と組み合わせるよう勧めた。ただ、自動付帯なので組み合わせやすいとも述べている。

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理由3:500万円の集計対象外がほとんどなく、達成しやすい

ブラックカードを申し込むには、楽天プレミアムカードで年間500万円を決済する必要がある。話者によると、公式ページではこの集計の対象外はポイントでの支払いだけで、楽天カードで請求される金額はすべて集計対象になると明記されている。具体的には、2枚目の楽天カード、家族カード、ETCカード、プレミアムカードに追加できるビジネスカードの利用分、年会費や手数料、楽天キャッシュへのチャージ、投資信託のクレカ積立まで含まれる。

話者は自分の場合の内訳を次のように見積もっている。

  • 楽天カードでの毎月10万円の積立:年120万円
  • 楽天キャッシュでの毎月5万円の積立:年60万円
  • 楽天キャッシュによる税金・社会保険料の支払い:諸々で100万円程度
  • ビジネスカードでの経費利用:年120万円

これにプレミアムカードの年会費1万1,000円とビジネスカードの年会費2,200円も加わるので、500万円はかなり見えてくるという。この後に紹介する他社の「年500万円決済」型カードでは投資や税金の支払いが集計対象外になっていることが多い。そのため話者は、楽天ブラックカードは修行の難易度自体がかなり低い方だと見ている。ただし、楽天カードの請求額にポイントを充当すると集計から外れてしまうと考えられるので、貯まったポイントは楽天証券でのポイント投資に回すよう勧めていた。

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修行前に認識しておくべきリスク

話者はリスクにも触れた。楽天モバイルの影響で楽天の財務状況は厳しいと思われ、特典の改悪が非常に怖いという。積立の2%還元、プライオリティ・パスの同伴者2名無料、集計対象外がほぼないという条件のどれか一つでも改悪されれば、かなり厳しくなる。

さらに、500万円を決済しても審査に落ちる可能性がある。実際に500万円を達成したのに否決されたという体験談が複数見つかるという。話者自身は最近法人を作ったばかりで信用力はないと思われるため、審査通過を信じるしかないと述べた。逆に、500万円を決済していなくても、数年にわたり楽天経済圏をフル活用している人や、短期間に数百万円単位で決済した人にインビテーションが届いたケースもあるという。話者は、こうしたリスクを踏まえても取りに行く価値があると判断した。

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年会費・追加カード・国際ブランド

年会費はプレミアムカードが1万1,000円、ブラックカードが3万3,000円である。家族カードは本会員1人につき2枚まで発行でき、プレミアムカードでは1枚550円、ブラックカードでは2枚とも無料になる。家族カードの利用も500万円の集計に入るので、話者は18歳以上の家族がいれば発行しておきたいと勧めた。家族カードの新規発行キャンペーンは毎月あり、時期によってはもらえるポイントが10倍になることもあるので、年会費の元は十分取れるという。ETCカードはどちらも無料である。ビジネスカードは、プレミアムカードの会員だけが年会費2,200円で追加発行できる。ブラックカードに上がった後も、年会費を払い続ければ継続して使える。ただし、ブラックカードになってから新たに申し込むことはできない。

国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、アメックスから選べる。話者はMastercardを一番に勧めており、実際にMastercardで申し込んだ。理由はRevolutに手数料なしでチャージできるからである。楽天カードはプリペイドへのチャージを基本的にポイント付与の対象外にしているが、Revolutへのチャージは1%還元になる。Revolutから楽天Edyなどに流して還元を上乗せしたり、VポイントPayを経由したりと、チャージ上限の制約はあるものの、楽天Edyや楽天キャッシュに直接チャージするより高還元にできるという。またRevolut自体が海外事務手数料を無料にできる。楽天カードでは海外事務手数料が3.63%かかるので、Revolut経由で支払う方が得になると話者は説明した。

ブラックカードではブランドごとに付帯特典が変わる。Mastercardでは「Taste of Premium」の中に、対象の高級レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる「招待日和」がある。VisaにはVisaのキャンペーン、JCBには新規入会特典の多さといった利点がある。ただ、2枚目の楽天カードも500万円の集計対象になるので、VisaやJCBは2枚目で持てばよいというのが話者の考えである。アメックスについては、以前はアメックスのオファーで対象店舗20%以上還元といった特典があったが、それがなくなったため、楽天カードでアメックスを選ぶ理由はなくなったとした。

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ポイント還元と楽天市場での上乗せ

基本還元率は1%で、1回の会計ごとに税込100円につき1ポイントが付く。電気・ガス・水道料金や税金は500円につき1ポイント(0.2%)、保険料、携帯料金、海外利用は200円につき1ポイント(0.5%)に下がる。主なプリペイドへのチャージは、Revolutを除いて基本的に還元されない。

楽天カードの最大の特徴は、券種によって楽天サービスでの還元率が上がることである。楽天市場では、通常分1%、カード利用の基本分1%、特典分1%までは一般カードと同じだが、特典分の上限が異なる。一般カードとゴールドカードは月1,000ポイント(月10万円の利用分)までなのに対し、プレミアムカードとブラックカードは月5,000ポイント(月50万円の利用分)まで還元される。ゴールド以上には誕生月の+1%があり、プレミアム以上には毎週火曜・木曜の+1%がある。どちらも上限は1万ポイントである。これらを合わせると最大5%になり、5と0のつく日にはさらに+1%(上限1,000ポイント)で最大6%になる。楽天ふるさと納税については、総務省の方針で楽天市場側の通常分1%は対象外になった。ただ、公式ページを見る限りそれ以外は対象になりそうだと話者は述べている。

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楽天証券・楽天銀行・楽天トラベル

楽天証券のクレカ積立の還元率は、プレミアムカードが1%、ブラックカードが2%である。毎月10万円を積み立てた場合の年間獲得ポイントは、一般カードで6,000、プレミアムで1万2,000、ブラックで2万4,000になる。一般カードとの差額で見ると、プレミアムは6,000ポイント、ブラックは1万8,000ポイント分の上乗せにとどまる。そのため、証券の還元アップだけではどちらの年会費も回収できない。旅行特典など他の優待でそれ以上の価値を得られる人に向いている、と話者は整理した。

楽天銀行の普通預金金利は、プレミアムカードの保有で+0.02%、ブラックカードの保有で+0.06%上がる。楽天証券と自動入出金設定をすると年0.48%になり、条件を重ねれば最大0.74%になる。ただ、簡単に達成できるのは口座振替3件以上(+0.02%)、家計簿機能「マネーサポート」で金融機関を5件以上登録(+0.01%)、楽天モバイルの最強プラン契約(+0.02%)くらいだと話者は見ており、現実的には年0.5%前後になる。今は無条件で年0.8%前後の金利がつく口座が増えているので、楽天銀行の金利はそれほど高くないという評価である。

楽天トラベルでは、エントリーして事前決済すると、プレミアムカードとブラックカードで3.5%還元になる。楽天モバイルのユーザーはエントリーで+1%になり、泊まるほど最大4%割引になるプログラムもある。話者は他の予約サイトとよく比較するが、国内ホテルに限れば楽天トラベルが最安値であることが多いという。

楽天キャッシュ・楽天Edyと話者自身のチャージ方法

楽天キャッシュと楽天Edyにオートチャージを設定できるのは、券種を問わず楽天カードだけである。楽天キャッシュは楽天ペイで最大1.5%還元で使えるほか、楽天ペイの請求書払いで税金や社会保険料を払える。楽天Edyは幅広い実店舗とAmazonなど一部のネットショップで0.5%還元で使える。一方、楽天カードから楽天キャッシュに直接チャージすると還元はなく、楽天Edyへの直接チャージは0.5%還元である。最も高還元なのは、Mastercardの楽天カードからRevolutを経由して楽天Edyや楽天キャッシュにチャージするルートである。ただ、楽天Edyと楽天キャッシュの残高交換が月1万円までに制限された。そこで話者は今回、還元がなくても500万円の集計対象になる楽天キャッシュへの直接チャージを使うことにした。

話者自身の使い方は次のとおりである。日常の実店舗やAmazonでは、Revolut経由でチャージした楽天Edyを使う。税金の支払いには楽天キャッシュを使い、楽天ペイの請求書払いで払う。楽天キャッシュへのチャージ元は、月1万円までは楽天Edyからの交換分とし、それを超える分は楽天プレミアムカードからのオートチャージにする。

楽天モバイル・楽天ぐるなびなどの優待

楽天モバイルでは、プレミアムカードで毎月5GB分、ブラックカードで毎月10GB分の割引クーポンがもらえる。料金は3GB、20GB、無制限の3段階なので、プレミアムなら25GB、ブラックなら30GBまでの利用であれば1段階下の料金になり、最大1,100円得になる。話者自身は毎月30GBを超えることが多いのであまり活用できないが、20〜30GBの人は多いので使える人は多いと見ている。毎月中旬にクーポンコードが書かれたメールが届くので、アプリで適用し忘れないよう注意を促していた。

楽天ぐるなびでは、プレミアムカードで3%、ブラックカードで5%の還元になる。通常は過去3カ月で10人以上が予約しないと3%以上のランクにならないが、プレミアム以上は無条件で高ランクが適用されるので、飲み会の幹事をよく引き受ける人に向くという。ほかに、楽天マガジンで月3冊、楽天Musicで月5時間の無料再生もある。ただし、ポイント還元の面でプレミアムカードとブラックカードの大きな違いは、楽天証券のクレカ積立の還元だけだと話者は指摘した。

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カード付帯特典:ラウンジ・保険・コンシェルジュ

プレミアムカードとブラックカードは、どちらも国内35カ所とハワイのカードラウンジを使える。家族カード会員は同条件で使えるが、それ以外の同伴者は有料である。話者によると、35カ所は国内発行カードの中で最多である。ハワイには楽天カード独自のラウンジがあり、会員と同伴者5名まで無料で使える。回数はプレミアムカードが年20回まで、ブラックカードは無制限である。プライオリティ・パスは前述のとおりだが、空港ラウンジ以外のレストランやリフレッシュ施設は使えない。

国内旅行傷害保険はプレミアムカードが最高5,000万円、ブラックカードが最高1億円の自動付帯で、入院・手術・通院も一定額が補償される。ショッピング保険はどちらも年300万円までである。ブラックカードにはこのほか、コンシェルジュ、年2回までの空港手荷物宅配無料、ブランドごとのレストランやホテルの優待がある。Mastercardなら前述の招待日和、JCBならUSJ内のラウンジを年1回使えるといった独自特典がある。

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楽天ブラックカードのメリットとデメリット

話者はメリットを3つ挙げた。1つ目は、楽天経済圏での還元率が券種の中で一番高いことである。証券の還元、銀行金利、モバイル、ぐるなびで優遇され、楽天市場の還元上限も高い。2つ目は、利用可能枠が最高1,000万円と大きいことである。プレミアムカードの最高300万円と比べて大きく、高い還元上限を活かしやすい。3つ目は旅行特典である。回数無制限で同伴者2名無料のプライオリティ・パスと自動付帯の海外旅行保険の組み合わせは他にないとし、この年会費なら海外旅行に行く人にとってかなりコスパがよいと話者は評価した。

デメリットも3つある。1つ目は、楽天証券の還元アップだけでは年会費の元が取れないことである。元を取れるのは、家族や友人と年に1度は海外旅行に行き、旅行特典を使いこなす人だという。他の還元アップはプレミアムカードと大差がない。Mastercardの招待日和も、年会費3,300円のTRUST CLUBプラチナマスターカードに付いている。そのため、他の特典に魅力を感じるだけなら、ブラックカードにこだわる必要はないとした。2つ目は、基本還元率が高くないことである。年会費無料でも、リクルートカードは常時1.2%、Wise? ではなく字幕でいう「V NEOBANKデビットカード」(注:ここは字幕のとおり)は1.25%と、楽天カードより高還元なカードは多い。さらに楽天カードは1会計ごとに100円単位で計算するので、199円の買い物でも1ポイントしかつかず、99円分は切り捨てになる。少額決済を続けるとこれが結構な額になる。月の合計金額に還元率を掛けるカードなら、取りこぼしは最小限で済む。3つ目は、海外事務手数料が3.63%と高いことである。国内発行カード全般で手数料が上がっているので、楽天カードに限った話ではない。対策としてRevolut経由の支払いを勧めているが、Mastercardの楽天カードでチャージしないと別途手数料がかかるとも注意していた。

話者は楽天ブラックカードを、楽天証券で毎月10万円をクレカ積立することを前提に、家族や友人と年1回以上海外旅行に行く人に勧めた。楽天市場で仕入れをするなど、ビジネスで大量に買う人にも向くという。

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比較①:エポスプラチナカード

ここから、年会費や必要な決済額が同水準のカード6枚を比較した。1枚目はエポスプラチナカードである。年会費は通常3万円だが、ゴールドカードからのインビテーション経由、または前年に100万円を利用すると2万円になる。家族ゴールドカードは10枚まで無料で招待できる。基本還元は0.5%(200円につき1ポイント)である。エポスポイントはdポイントへ等価交換でき、エポスVisaプリペイドカードにチャージして使えばさらに0.5%還元になる。ただし2026年8月以降、主なプリペイドへのチャージは基本還元の対象外になった。tsumiki証券のクレカ積立も基本還元の対象外である。

基本還元は低いが、最高1,500万円の利用分まで年間ボーナスポイントがつく。話者が挙げた例では、年100万円の利用で+2%分、200万・300万円で+1.5%分、500万円で+1%分になる。家族全体の利用額でも、年300万円まで100万円ごとに2,000ポイントがもらえる。基本還元の対象外になったプリペイドへのチャージやtsumiki証券の積立も年間利用額には入るので、修行の足しにするのはありだという。ただし、積立で投資した金額を引き出すと、その分は年間利用額から外れる。

さらに「選べるポイントアップショップ」で3つの店舗やサービスを指定すると+0.5%になる。スーパーやドラッグストアのほか、電気・ガス・水道、保険料、ETCといった固定費も選べる。楽天カードのように固定費の還元が下がるカードは多いので、これはかなりうれしい仕組みだと話者は述べた。誕生月はポイント2倍(+0.5%)、マルイ・モディでは常に2倍で、年4回の優待期間には10%オフになる。tsumiki証券の積立の還元率は継続年数に応じて0.1%から始まり、5年目でようやく0.5%になる。

付帯特典では、国内のカードラウンジは16カ所と少ないが、同伴者1名まで無料で使える。プライオリティ・パスは回数無制限で、レストランやリフレッシュ施設も使える。多くのプラチナカードは回数制限があるか、レストラン等が使えないので優秀だという。ただし、同伴者は1名35ドルかかる。2名以上の利用で1名分が無料になるグルメクーポンや、最高1億円・治療費用300万円の海外旅行保険も付く。話者は、固定費や家族全体の利用で還元を最大化したい人や、同伴者無料でなくても条件のよいプライオリティ・パスと保険が欲しい人に勧めた。

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比較②:三井住友カード/Oliveプラチナプリファード

2枚目は三井住友カード プラチナプリファード、またはOliveプラチナプリファードである。年会費は3万3,000円で、ブランドはVisaのみ。基本還元は1%で、月の利用合計100円につき1Vポイントが貯まる。年間利用額に応じたボーナスもあり、年400万円の利用分までは100万円ごとに1万ポイントがもらえ、合計2%還元になると話者は説明した。SBI証券のクレカ積立は、年300万円の利用で2%、500万円の利用で3%に上がる。ただし、SBI証券の積立、国民年金保険料、主なプリペイドへのチャージは年間利用額の集計対象外である。

Revolutへのチャージは還元と集計の対象になる。RevolutはMastercardのクレジット・デビットカードとVisaのデビットカードなら手数料なしでチャージできるので、Oliveのデビットモードならこのルートが使えるという。PayPayと三井住友カードは提携しているので、PayPayに直接紐付けて決済できる。話者によると、2026年9月以降、他社カードを紐付けて決済するには利用権を事前に購入する必要がある。使える場所が多いPayPayをそうした手間なく修行の対象にできるのは良い点だという。

還元が上がるサービスも多い。対象のコンビニや飲食店でのスマホのタッチ決済とモバイルオーダーは常時7%で、条件次第で最大20%になる。プラチナプリファードでは特約店が、スーパー、ドラッグストア、ETC、Vトリップ、タクシー・配車サービスなどまで広がる。USJでのスマホタッチ決済も常時7%になる。付帯特典は、国内34カ所とハワイのカードラウンジと、最高5,000万円・治療費用300万円の利用付帯の海外旅行保険である。プラチナカードによくある付帯特典はないが、買い物と投資の両方の還元に優れたポイント特化型なので、旅行やレストランの優待に魅力を感じない人に向くと話者は評価した。

Oliveプラチナプリファードは、引き落とし口座が三井住友銀行に限られる。その代わり、特約店のベース還元が7%から8%に上がる。三井住友銀行の円預金とSBI証券の投資残高を合計した「Olive残高」に応じて、年会費が無料になったり、SBI証券の積立還元が最大+2%になったりする。そのため、三井住友銀行を引き落とし口座にしてよい人にはOliveを勧めていた。口座自体も、他行宛振込が無条件で月3回無料、定額自動入金・定額自動振込が無料、毎月3万円以上の振込で200ポイントと優秀だという。

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比較③:セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

3枚目はセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスである。名前にビジネスとあるが、法人の登記簿謄本や決算書は不要で、個人の与信で審査される。そのため、意外と誰でも申し込める人気のカードだという。年会費は3万3,000円で、初年度無料である。2025年6月の改定で2万2,000円から上がった。一方で、このカードを持っていれば個人用のセゾンプラチナカードを年会費無料で持てるので、同じ年会費で2枚のプラチナカードを持てる。2枚持ちにすると、家族特約付きの旅行保険が使えるうえ、回数制限のある特典を2枚分使える。

基本還元は0.5%だが、年会費5,500円のセゾンマイルクラブに登録すると、JALマイル1%と永久不滅ポイント0.25%の合計1.25%が貯まる。永久不滅ポイントもJALマイルに換えると、マイル還元率は1.125%になる。ただし、積立とプリペイドへのチャージは還元対象外で、公共料金や税金は還元が半分になる。

国内34カ所とハワイのラウンジが使え、プライオリティ・パスは回数無制限でレストランやリフレッシュ施設も使える。ただし、家族会員を含めて同伴者は1名35ドルかかる。ホテル・レストラン・スパの優待サービス、高級ホテル優待の「Tablet Plus」、2名以上で1名分が無料になる「セゾンプレミアムレストラン」も付く。海外旅行保険は最高1億円・治療費用300万円で、公共交通機関やパッケージツアーの代金の支払いが必要な利用付帯である点は惜しい。それでも、出発・乗継遅延3万円、手荷物遅延・紛失10万円と航空機関連の補償は手厚いと話者は評価した。個人カードには最大5万円のスマートフォン保険、ビジネスカードには最大500万円のサイバー保険がある。話者は、高還元でJALマイルを貯めたい人、プラチナ2枚持ちにメリットを感じる人に勧め、初年度無料なので1年だけ試すのもよいとした。

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比較④:JAL・JCBプラチナ

4枚目はJALカード JCBプラチナである。年会費は3万4,100円。ショッピングマイル・プレミアムに自動加入するので、100円につき1マイル(1%)が貯まる。プリペイドへのチャージは還元対象外である。イオン、ウエルシア、スターバックスなどの特約店では2%になる。入会ボーナス5,000マイル、毎年の初回搭乗2,000マイル、搭乗ボーナス25%もある。

国内34空港とハワイのラウンジは同伴者1名まで無料である。プライオリティ・パスは回数無制限で、同伴者料金は通常の35ドルではなく2,200円と比較的安い。ただし、レストランやリフレッシュ施設は使えない。海外旅行保険は最高1億円・治療費用1,000万円で、航空機関連の補償もあり、これが自動付帯である点を話者は高く評価した。ほかに、2名以上の利用で1名分が無料になるグルメ・ベネフィット、JCBプレミアムステイ、京都のJCB Lounge 京都がある。年に数回JALに乗り、JCBの優待に魅力を感じる人向けだとまとめた。

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比較⑤:マリオット・ボンヴォイ・アメックス

5枚目はマリオット・ボンヴォイのカードである。年会費は通常カードが3万4,100円、プレミアムカードが8万2,500円である。基本還元は通常カード2%、プレミアム3%で、マリオット系列ではそれぞれ5%、6%になる。通常カードでも、航空券や海外利用はプレミアムと同じ3%になる。マイルへの交換レートは基本3対1だが、6万ポイントを一度に換えるとANAやJALで2万5,000マイル、ユナイテッド航空で3万マイルになる。マイル還元率に直すと、通常カードは0.67%から最大1%、プレミアムは1%から最大1.5%になる。話者は、ヒルトンのポイントと比べて航空マイルへの交換レートが高いとも述べた。プリペイドへのチャージ、対象の事業用決済、年300万円を超える国税の支払いは還元対象外である。公共料金、税金、楽天ペイやd払いに紐付けた決済、医療関連、ETCは0.5%に下がるが、これらも年間利用額の集計には入る。

最も重要なのはホテル特典だと話者はいう。無料宿泊特典は、通常カードが年250万円の決済で1泊5万ポイント分、プレミアムが年500万円の決済で1泊7万5,000ポイント分である。手持ちのポイントを最大2万5,000ポイント追加して使える。会員ステータスはどちらもゴールドエリートが自動付与され、25%のボーナスポイント、14時までのレイトチェックアウト、客室アップグレードなどが受けられる。プレミアムカードは年500万円の決済でプラチナエリートになり、ボーナス50%、16時までのレイトチェックアウト、朝食無料、ホテルによってはラウンジも利用できる。

話者はさらに、2026年7月14日にマリオットとJALのステータスマッチが始まったことを紹介した。アカウントを連携すると、ゴールドエリートで1万、プラチナエリートで2万のJALのFLY ONポイントがもらえる。JALのラウンジが使えるJGCサファイアには年5万FLY ONポイントが必要だが、JALカード保有でもらえる5,000ポイントと合わせれば2万5,000ポイントからスタートできる。修行のハードルが半分になると話者は説明した。年400万円以上決済できることを前提に、マリオット系列のホテルが好きな人、ポイントを高レートでマイルに換えたい人、JALの修行のハードルを下げたい人に勧めた。

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比較⑥:アメックス・プラチナ

最後はアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードである。年会費は16万5,000円で、家族カードは4枚まで無料。基本還元は1%で、Amazon、Yahoo!ショッピング、JALなどのボーナス対象加盟店と海外利用では3%になる。ポイントはマイルやホテルポイントへの交換のほか、アメックスのオンラインサービスにも充当できる。プリペイドへのチャージは対象外で、税金、楽天ペイやd払いに紐付けた決済、医療関連は0.5%に下がるが、年500万円決済の集計には入る。

付帯特典は幅広い。主なものは次のとおりである。

  • 回数無制限で同伴者1名無料のプライオリティ・パス
  • 同伴者1名無料のセンチュリオン・ラウンジ
  • 年会費更新で1泊、年500万円の決済でさらに1泊、合計2泊の無料宿泊
  • 16時のレイトチェックアウト確約などが受けられるファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)
  • 国内外の対象レストランでの50%キャッシュバック
  • 予約困難店を案内する「KIWAMI Dining」
  • 年500万円以上の決済で付く、海外航空券に使える10万円分のエアラインクレジット
  • 最高1億円・治療費用1,000万円で、航空機関連の補償もある利用付帯の海外旅行保険

話者は、使いこなせば年会費以上の価値があると述べた。一方で注意点として、2名以上で1名分が無料になる招待日和が2026年9月に終了し、ゴルフ保険も同月に終了したこと、旅行保険は元々自動付帯だったが2026年10月以降は利用付帯に変わったことを挙げた。年500万円以上決済できることを前提に、旅行、ホテル、レストラン、保険を1枚で完結させたい人に向くカードだとまとめた。

申し込み時の注意

最後に話者は、新しいカードを申し込むときやアップグレードするときは、必ず入会キャンペーンを利用するよう勧めた。特典が手厚い時期に申し込めば、それだけで数年分の年会費を回収できることもあるという。楽天ブラックカードについては、自分の考えを整理したうえで、改悪や審査落ちのリスクを承知のうえで年間500万円の修行に挑むという立場で動画を締めくくっている。審査に通るかどうかは、話者自身にもまだ分からない。