大磯の名物野菜「マコモタケ」 すべて手作業で育てる秋の味を産地から中継
日テレNEWS情報番組のコーナー「いまダケッ」で、神奈川県大磯町の名物野菜「大磯マコモ」が取り上げられた。中華料理で見かけることもある、知っているようで知らない野菜をテーマに、収穫期を迎えた水田から中継し、栽培の手間、意外な用途、料理での味わいを紹介した。
「ほにゃら竹」の正体
スタジオでは「ほにゃら竹」というヒントから、出演者がマイタケなどキノコの名前を挙げた。正解はマコモタケである。番組の説明では、マコモという多年草に黒穂菌(くろぼきん)が付着し、茎が肥大化したものがマコモタケだという。見た目はキノコではなく、肥大した茎の部分を食べる。
中継先は大磯町の西方農園で、年間およそ5トンのマコモタケを育てている。水田には背の高い葉が茂り、高さは2メートル以上あるように見える。外から見ただけでは、どこにマコモタケがあるのか分からない。
15年近い栽培でブランド認定
生産者の西方さんによると、地元の研究会で15年近くマコモタケの栽培に取り組んできた。その結果、県から食味の良さを認められ、かながわブランド「大磯マコモ」として販売できるようになったという。パッケージには「マコッキー」というキャラクターが描かれている。
栽培を始めたきっかけについて、西方さんは定年を迎えて新しいことに挑戦しようと考えていたと話す。ちょうどその頃、町から何度も熱心に栽培を勧められ、町のためにもなると考えて始めた。
栽培はすべて手作業
1つ目の話題は、マコモタケの栽培がすべて手作業だという点である。西方さんによれば、栽培方法は稲とよく似ている。ただし稲と違い、苗作り、植え付け、草取り、収穫のどの工程にも機械が使えない。重労働で大変だと西方さんは語った。
収穫では、根元を一発で切り取る。葉は食べないので落とす。リポーターは、取れたてをその場で生のままかじった。最初は戸惑いながらも「美味しい」と述べ、後から甘みがやってくると表現した。食感はアスパラガスのようでもあり、エリンギのようなキノコの感じもあるという。生で食べられるのは新鮮だからこそだと紹介された。
出雲大社のしめ縄にも
2つ目は、マコモが出雲大社のしめ縄に使われているという話題だ。西方さんは、マコモは神聖な植物とされ、繊維が硬く丈夫なためしめ縄に適していると説明した。「神宿る草」とも呼ばれ、しめ縄には葉の部分が使われるという。
和・洋・中の料理で試食
中継の後半では、西方さんの息子の妻で「マコモ大使」を務める女性と、マコッキーが料理を用意した。
和食はマコモタケの炊き込みご飯と天ぷらである。炊き込みご飯は香りが強く、西方さんはその香りをタケノコに似ていると話した。「秋のマコモタケ、春のタケノコ」と言われるほどおいしいという。リポーターは、香りはタケノコのようだが、食べるとほくほくして、キノコのようななめらかさとしっとり感があると感想を述べた。天ぷらもほくほくした食感で、日本の秋の香りが広がると表現した。
洋食は大磯マコモのアヒージョとペペロンチーノが出された。リポーターはアヒージョについて、ここまで香り高いものはなかなかないと述べ、弾力はエリンギよりも強いと評した。
中華料理では回鍋肉と麺料理が登場した。こちらはシャキシャキした食感で、和食や洋食とはまた違う味わいだったという。
どこで手に入るか
大磯マコモは、大磯駅前の店などで購入できるほか、町内の飲食店でもさまざまな料理で味わえると紹介された。西方さんは大磯マコモについて「素晴らしい食材」と述べ、自信を持って勧めると締めくくった。
実るほど頭を垂れる稲穂。こんな人間になりたいですよね。日本の秋ですね。
さあ、皆さん、今日ご紹介するのは中華料理でも見かけることのある、ある野菜なんですよね。ヒントで言いますと、ほにゃらタケということですが、鈴さん、何か分かります?
中華料理っていうふりには合わないかもしれないけど、マイタケとか。
そうですね。マイタケ。ほにゃらだったらマイタケ、マツタケ、そんなところでしょうか。正解はこちら。マコモタケなんですね。皆さんご存じですか?
そう、聞いたことはありますよね。マコモタケって何かと言いますと、マコモという多年草植物に、このように黒穂菌というものが付着することで茎が肥大化したもの。これがマコモタケということなんですね。
皆さん、今日の中継になりますよ。やってきたのはこちらです。神奈川県大磯町にあります西方農園さんです。年間およそ5トンのマコモタケを育ててらっしゃるということなんです。
さあ、こちらがマコモタケの水田にやってまいりました。見ていきますと、どこにマコモタケがあるんだろうって分からない状態ですし、とにかく葉っぱが背が高いんですよね。2メートル以上ですかね、あるような高さなんですけども、今日この辺りで待ち合わせをしてるんですよね。
待地さん。
あれ、呼ばれてますね、私の名前。あれ、どちらですか? あら、こんにちは。
はい、西方です。
西方さん、よろしくお願いします。またおしゃれな帽子ですね。
これはマコモには便利なんですよ。
日差しも強かったですからね、特に夏は。持ってらっしゃるのがこちらが。
はい、これがマコモタケなんですよ。
これがマコモタケ。マツタケ、マイタケみたいなキノコじゃないんですね。こういう部分なんですね。
そうですね。
またおしゃれなパッケージ。大磯マコモっていうのは何なんですか?
これはですね、我々の研究会で15年近くマコモ栽培をやってきまして、県の方からも食味も良いってことで認定されて、かながわブランドとして、大磯マコモということで今販売できるようになりました。
パッケージにはマコッキーっていう可愛いキャラクターもいらっしゃるんですね。どうして始められたんですか?
出稼ぎの職業がちょうど定年を迎えて、新しいことに挑戦しようと思ってまして、その頃ちょうど町から、もう執拗に何回もマコモの栽培を勧められて、それで町のためにもなるということで始めたわけです。
熱心な勧誘だったわけですね。さあ、というわけで皆さん、今日は、こちら知ってるようで知らない、まさに知れば知るほど好きになるマコモということで、皆さんにご紹介してまいります。
まず1つ目は、マコモタケ栽培は全て手作業。これはどういうことなんですか?
稲とよく似て栽培するんですけど、稲と違ってね、苗作りから植えから、草、それから収穫、全て機械が使えないんです。
そもそも機械がないわけですよね。
そうなんですよ。それでまた重労働ときてるんでね、なかなか大変なんですけど。
結構、草も力強さ感じて歩くのも大変ですけども、実際、本体はどこにあります?
よくご覧ください。これがね。
これか。ここ。
ちょうど、取ってくださいと今言ってる。
ちょうどの収穫。西方さんだとマコモの声も聞こえるんですか?
もう時々聞こえますよ。お前、何してるんだって。
お前、何してるんだ? 仕事してるんだって話ですけどね。じゃあこれ、実際収穫お願いいたします。
根元をこう切ってね、一発で切れます。それから、この葉っぱは食べないんで。こういう、マコモタケですね。
これ、さすがに生ではいただけないですよね。
こうやって生でも。
そこにいる特権ですよね。
この辺りをかじって、いけます。
でも一応かじっちゃいますね。新鮮ということですからね。あれ、草、大丈夫ですか? 皆さん、これもいきますね。いただきます。
どんな?
おいしい。
ちょっと考えた「おいしい」でしたよ。
甘くっていうね。
後から甘みがやってくる感覚でして、食感がまた難しいですね。アスパラのような。でもキノコのような、何だろうな、エリンギのような感覚もありますし。これは新鮮ならではの食べ方ですね。
極上ですよ。
なんか禰豆子かと思いましたけど。2つ目ですけども、ちょっとこれ草がある。ちょっと見えます? ちょっとこれ本当に狭い。青空バック。2つ目が、出雲大社のほにゃらに使われているってことで、これめくりますと、そう、しめ縄に使われているってことなんですね。これは西方さん、どういうことですか?
これはね、神宿る草、植物として神聖なものとしてね。しめ縄として、ちょうどしめ縄に適してるんですよ。これ繊維が硬くて丈夫で、そんなふうにして今も使われてます。
ですから、神宿る草とも呼ばれているということなんですね。ありがとうございます。そう、葉っぱの部分をまさに使うということなんですよね。
そうですね。
ご本殿にも、出雲大社で使われてるということですが。さあ、勉強してますね。お腹も空いてきましたけども、今日お料理用意してくださってるんですよね。
はい。
あれ、こんにちは。
こんにちは。
あれ、西方さん、あちら。
息子の嫁のね、マコモ大使をやっております、ゆうと申します。
ゆうさん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
日が差し込んでますけど、ゆうさんで、お隣が。
隣です。
誰ですか?
妖精、マコッキーです。
マコッキー。ちょっとエコーもかかりましたし。マコッキーは何してくれるんですか? 急に和太鼓もありますけど、どういうこと? 何? まさか和太鼓得意なの?
やばい。さあ、太鼓の音色。すると、何が出てくる? 何だ?
和食、マコモタケ料理、お持ちいたしました。
あまりにも早着替えしたから大丈夫ですか? びっくりした。急に、なくなっちゃって。マコッキーが和太鼓をたたくと、「和」の和食が出てくるわけですね。
はい。
すごいな。
こちら、マコモタケの炊き込みご飯。
これ開けてもよろしいですか? せーの、ドン。炊き込みご飯。
めちゃくちゃおいしいです。ぜひ混ぜてお召し上がりください。
そのお隣が。
マコモタケを使った天ぷらです。
天ぷら。これおいしそうですね。ちょっとこれはもう、かき混ぜていただいちゃおうかな。
食べたことないですよね。
香りがいい。西方さん、この香りすごいですね。
本当にすごいですよ。
これはどんな匂いに近いですか? タケノコのような。
秋のマコモタケ、春のタケノコっていうぐらいね、おいしいです。
そうです。いただきます。
香りはタケノコのようだけれど、お味は。
2回目いかないですよ。
ホクホク。キノコの滑らかさ、しっとりさが増しまして、炊き込みご飯おいしい。天ぷらは、これもどうなんだ? 塩。
こっちはホクホク。なんかまた。
してた。
いろんなタケノコや、これがマコモタケの香りなんでしょうけど、口いっぱい、日本の秋が広がると言いますか、本当に旬な香りですね。
そうですね。
あれ何だ? マコッキー、あれ何だ? 今度はマコッキー。あれ何だ? マコッキー、ベル。マイクに向かってベル。何だ? 何が始まる?
洋食、マコモタケ料理、お持ちいたしました。
ゆうさんの笑顔素敵だ。食っていうか、ゆうさんの早着替えも気になるところですけども。これは何でしょうか?
こちら、大磯マコモを使ったアヒージョ。そしてこちらが大磯マコモを使ったパスタですね。ペペロンチーノです。
ここは代表してアヒージョいただきますけども、いっぱい、いただいちゃおうかな。これもどうなるんだ? 本当にこんなに香り高いアヒージョ、なかなかないかもしれませんし。
弾力はまた、エリンギより強い感じはしますね。洋食でもおいしいな。あれ、ちょっと待って。何だ、あれ? マコッキー、何だ?
何だ、何だ。中華、銅鑼。
中華、マコモ料理、お持ちいたしました。
今度は何ですか? 中華料理にもいけるんですか? さすがなんだけど。
そしてこちら、大磯マコモを使った麺でございます。
ホイコーロー、ちょっと時間もないので、いただきますけど。
はい、中華はどうでしょう?
今度はシャッキシャキ。なんかまた感覚変わりましたね。おいしい。これ、どこに行ったら出会えますか?
こちら大磯マコモは、地場屋ほっこりさんという大磯の駅前のお店でゲットできます。そして、楽市楽座さんというお店でも。
すき焼きとか、いろんな料理がありますもんね。
はい。
でも本当に、大磯マコモは万能ですね。
素晴らしい食材ですよ。自信を持ってお勧めしますね。皆様、ぜひぜひ大磯マコモ召し上がってみてください。
マコッキー、ゆうさん、ありがとうございました。
記事公開 · 更新
