5人の歌姫レイラと「アニマーシブライブ」、細田守監督が一観客として語った『竜とそばかすの姫 -PROJECT LAYRA-』

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概要

細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』の5年後を描く「アニマーシブライブ」『竜とそばかすの姫 -PROJECT LAYRA-』のゲネプロ後に、フォトセッションが開かれた。登壇したのは、新たな歌姫レイラ(現実世界ではコトミ)を演じるASCA、昆夏美、miwa、みきまりあの4人と、原作映画の監督である細田守、本作のクリエイティブディレクター、会場MoN Takanawa: The Museum of Narrativesの企画プロデューサー牧野氏である。レイラ役5人のうち鈴木このみは海外公演のため欠席した。撮影の前に、登壇者がそれぞれ作品への思いを短く語った。

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ASCA:5年前に「歌の力」を信じさせてくれた作品への恩返し

最初に話したASCAは、5年前に劇場で『竜とそばかすの姫』を初めて観たと振り返った。この作品は「歌の力」をもう一度信じさせてくれた、自分にとって特別な作品だという。その5年後の物語を、アニマーシブライブという形でレイラとして届けられることを本当に嬉しく思っていると述べた。

そのうえで、自分が歌い、踊り、演じることで、この作品から受け取ってきた歌の力を返したいと語った。公演は翌日10月10日から11月15日まで行われる。ASCAは、実際に足を運んで自分の目で見て体感してもらえればそれ以上に嬉しいことはないと話した。またレイラは5人いるので、この日観た人にもまた来てほしいと呼びかけた。

2:04

昆夏美:新しい娯楽が生まれる場に「選ばれた」嬉しさ

昆夏美はこの日の昼にゲネプロを終えたばかりで、自分自身がとても楽しみながらこの世界に入ることができたと話した。観客もきっと「新しいものを見た」という感覚を持つだろうという。さまざまな要素が合わさった新しいエンターテインメントが作品として誕生する、その一員に選ばれたことがとても嬉しいと述べた。ASCAと同じく、5人それぞれのレイラ/コトミがいるので、全員を愛してもらえたらと締めくくった。

2:57

miwa:初めての舞台は「想像を超える大変さ」

この日のゲネプロでは、miwaが5人のレイラの代表として初めて観客にアニマーシブライブを披露した。miwaは細田監督の映画が大好きで、中でも『竜とそばかすの姫』の世界の一員になれることが嬉しくてオファーを受けたという。ただ、舞台に出た経験はこれまでなく、どんなものになるのかと思っていた。

実際の準備は想像を超える大変さだったとmiwaは語る。ここで昆夏美も「想像よりも大変でしたね」と応じた。miwaは、舞台慣れしている昆が大変だったと言うのだから、普段の舞台と比べても大変な部類なのではないかと自分では思っている、と笑いを交えて話した。自分のライブよりも何百倍も緊張したという。

作り手からは、新しい歌姫レイラの誕生にあたって「5人それぞれのレイラで演じてほしい」と言われていたという。miwaは、それぞれの魅力が詰まったレイラが誕生しているので、5人の違いも楽しんでほしいと語った。

4:46

みきまりあ:芝居も舞台も初めての挑戦

みきまりあは、アニマーシブライブを「世界初の試み」と紹介し、そこにレイラ役として参加できて嬉しいと述べた。普段はアーティストとして活動しており、芝居も、こうした舞台に立つことも初めての経験だったという。他の出演者が話したとおり稽古から何から大変だったが、自分にとってとても新鮮で新しい挑戦ができたと振り返り、5人分のレイラを楽しんでほしいと話した。

6:05

クリエイティブディレクター:アニメの世界に没入しながらライブを楽しむ

クリエイティブディレクターは「アニマーシブライブ」という名前の意味を説明した。アニメの世界の中にイマーシブに、つまり没入してもらう体験だという。細田監督が描いた『竜とそばかすの姫』の世界に、観客自身が少しでも入り込んだ感覚を持ちながらライブを楽しめる作品を目指し、日本のトップクリエイターたちと一緒に作ってきたと話した。

さらに、この新しい体験が多くの人に届き、日本はもちろん世界にも発信できるような、アニメーションの新しい広がり方の一つになれば嬉しいと述べた。

6:46

細田守:一観客として受け取った「新しい体験」

原作映画の監督である細田守は、この日初めて一観客として公演を観たと話した。出演者がすごい迫力で演じてくれて、ライブというより本当に「体験した」と感じ、それが非常に感動的だったという。観客の誰にとっても初めての感覚であり、その新しい体験をみんなで共有できたのではないかと語った。

細田監督が特に挙げたのは、レイラという一つの役を5人が演じている点である。出身も、やっていることもまったく違う人たちが、それぞれの形でこの世界に参加する。そのことも含めて、観客はこれから新しい体験を感じられるのではないか。細田監督は、自分も一観客としてそれを楽しんだところだと述べた。

8:12

牧野氏:日本の文化を新しいパフォーミングアーツとして世界へ

MoN Takanawaで企画プロデューサーを務める牧野氏は、企画の出発点を語った。MoN Takanawaは今年オープンした新しいミュージアムで、LEDと優れた音響を備えた劇場を持つ。最初に何を上演するかを考えたとき、牧野氏自身が『竜とそばかすの姫』を大好きだったことから、この世界に本当に入れたらどんな体験になるだろうという素朴なワクワクから企画したという。

牧野氏は、日本が世界に誇るアニメーションと音楽、そしてバーチャルライブの最先端の表現を兼ね備えたクリエイターたちにこの作品を作ってもらったと説明した。自分たちにとって当たり前の日本の文化が、新しいパフォーミングアーツとして海外や世界へ発信できる形になればと考えており、今回の公演をその最初の挑戦の一歩と位置づけた。最後に、ここから1か月間の公演への来場を呼びかけた。

挨拶の後、登壇者全員で「アニマーシブライブ 竜とそばかすの姫 PROJECT LAYRA、開幕」と声を合わせ、ムービーとスチールの撮影が行われた。