Wise・Revolut・IDAREを海外利用で比較する:決済・ATM出金・付帯特典の違い
家計の味方日本で発行したクレジットカードやデビットカードを海外で使うと、支払いのたびに3〜4%程度の手数料がかかっている。動画の話者はこれを「隠れコスト」と呼び、海外事務手数料が無料で為替レートも良心的な3つのサービス、Wise、Revolut、IDAREを比較している。前年にも同じテーマの動画を公開しているが、その後サービス内容が改定されたため、最新情報で整理し直したという。話者の結論は、3枚に優劣をつけて1枚を選ぶより、強みの違いを踏まえて組み合わせて使うのが最もお得というものである。
海外決済でかかる2種類の手数料
話者によれば、海外での支払い額は「購入金額×為替レート×海外事務手数料率」で決まる。現地でカード払いをすると、そのカードの国際ブランドが設定する基準レートが適用され、このレートには約0.5〜1%の手数料が上乗せされている。さらに、カードを発行する日本のカード会社が海外事務手数料を加える。
話者は、この海外事務手数料が最近どんどん高くなっていると指摘する。例として楽天カードや三井住友カードは3.63%かかるという。一般的なカードのポイント還元率は0.5〜1.5%程度なので、海外で使うと還元よりも手数料のほうが大きくなり、払うだけで損をする。そこで海外事務手数料がかからず、クレジットカードやデビットカードからのチャージでポイント還元も受けられる3サービスを比較する、というのが動画の出発点である。
業種の違いと資金の保全
話者は比較の前提として、3サービスの業種分類の違いを説明する。WiseとRevolutは資金移動業者で、PayPayや楽天ペイと同じ分類にあたり、主な目的は送金である。IDAREは前払式支払手段発行業者で、交通系ICのSuicaやWAONと同じ分類にあたり、主な目的は決済である。このため、海外発のWiseとRevolutは複数通貨での送金や決済に強い。一方のIDAREは前払いでの貯蓄や決済に強く、送金や出金は基本的にできない。
運営会社が倒産した場合の扱いも異なる。資金移動業者のWiseとRevolutでは、原則として預けた資金が100%返ってくる。中でもWiseは第一種資金移動業者の認可を持ち、100万円を超える残高の保有や送金ができるので、より厳格に保全されていると話者は説明する。IDAREは顧客が預けた金額の50%以上を法務局に供託しており、そこから優先的に顧客へ返還される仕組みである。話者は、こうした業種の違いが後で紹介する各サービスの特典につながると述べている。ただし、クレジットカードや銀行口座から事前にお金をチャージして支払いに使うという基本的な使い方は3つとも同じだ。
基本スペックの比較
年会費は3サービスとも無料である。Revolutには有料プランもあり、月額はプレミアムプランが980円、メタルプランが1,980円だが、ほとんどの人は無料のスタンダードプランを選ぶだろうとして、話者はここでは無料として扱っている。
物理カードの発行料は、Wiseが1,200円、Revolutが500円、IDAREが900円である。物理カードがなくてもバーチャルカードでオンライン決済はできる。しかし話者は、海外にはまだバーチャルカードでのスマホタッチ決済に対応していない店が多く、海外ATMでの出金にも物理カードが必要なので、基本的には物理カードの発行を勧めている。発行料を抑える方法もある。Wiseは既存ユーザーの紹介リンクから申し込むと、物理カード無料と、最大7万5,000円分の海外送金に使える手数料無料クーポンのどちらかを選べるようだという。Revolutは有料プランに加入していれば発行料が無料になる。IDAREは物理カード発行無料のキャンペーンが毎年1度は開催されているので、そのタイミングを狙うよう勧めている。
国際ブランドはWiseがMastercard、RevolutとIDAREがVisaである。どちらも世界中で使える範囲が広いため、話者は困ることはないと見ている。スマホのタッチ決済は、WiseとIDAREが非対応で、RevolutはApple PayとGoogle Payに対応している。
対応通貨数は、Wiseが50種類以上、Revolutが35種類以上である。この2つには、複数の通貨を同じアカウントで管理できるマルチカレンシー口座の機能がある。口座にある外貨のまま送金や支払いができ、使いたい外貨の残高がない場合も、口座にある通貨の中から両替手数料が最も安いものを自動で両替して決済してくれると話者は説明する。IDAREは日本のベンチャー企業が運営するサービスで、扱える通貨は日本円のみである。セキュリティについては、どのサービスも生体認証、二段階認証、アプリ上での即時カードロック、決済上限額の設定などを備えているという。
チャージ時の還元率:IDAREの間口の広さ
話者は海外決済でのお得度を、還元率と手数料に分けて検討している。還元率はさらに、チャージ時と支払い時に分けて考える。チャージ時については、他のクレジットカードやデビットカードからチャージできれば、チャージ元のカードの還元を受けられる。
Wiseは銀行振込とデビットカードで入金できるが、デビットカードからの入金には3.3%の手数料がかかる。このため話者は銀行振込を勧めている。振込手数料のかからない銀行から振り込むか、Wiseの指定口座はPayPay銀行になることが多いので、PayPay銀行から振り込めば手数料なしで入金できるという。
Revolutは、銀行振込に加えて、Mastercardブランドのクレジットカード・デビットカードとVisaデビットカードから手数料無料でチャージでき、話者はこれらを推奨チャージ元としている。ただし、楽天銀行デビットカードやあおぞら銀行デビットカードのように、Revolutへのチャージを還元の対象外にしているカードもあるので注意が必要だ。具体的なおすすめとして、話者は特定の条件で1.5%還元になるV NEOBANKやd NEOBANKのデビットカード、PayPay、三井住友カード ゴールドのMastercardブランド、Oliveのデビットモードを挙げている。なお、カードから入金した残高は決済専用で、後述のATM出金や送金には使えない。
IDAREは、銀行振込やコンビニ入金のほか、Visa、Mastercard、JCB、アメックスのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードから手数料なしでチャージできる。話者は、これほど幅広いカードを手数料なしでチャージ元にできる点が、IDAREを海外で使う最大のメリットだと評価する。おすすめのチャージ元は、先に挙げたV NEOBANKやd NEOBANKのデビットカードと三井住友カード ゴールドである。アメックスについては、チャージ自体にポイント還元はないものの、直接チャージして利用額を積み上げる「決済修行」に使えるのが大きいという。アメックスのカードは一定額の利用で豪華な旅行関連特典がつくため、海外旅行好きの人が持っている割合が高く、IDAREと相性が良いと話者は見ている。
支払い時の還元率と為替手数料
支払い時の還元率は、WiseとIDAREが0%である。Revolutも無料プランでは0%だが、月額1,980円のメタルプランでは1%のキャッシュバックを受けられる。キャッシュバックの上限は月5,000円なので、対象になるのは実質的に月50万円の利用分までだ。
手数料のうち海外事務手数料は、3サービスとも無料である。為替レートに関する手数料について、話者は2種類に分けて説明する。1つはレートに隠れて上乗せされるスプレッド、もう1つは両替の際に明示的に取られる為替手数料である。
Wiseには隠れたスプレッドがなく、代わりに0.6〜0.8%程度の為替手数料が明示される。話者は、この手数料の分かりやすさをWise最大の魅力に挙げている。Revolutはスプレッドとして0.3〜0.6%程度が上乗せされている。為替手数料は、無料プランの場合、月30万円までかつ為替市場の営業時間内なら無料で、それ以外は0.5%または1%かかる。営業時間はおおむね平日と考えればよく、手数料がかかるのはニューヨーク時間の金曜17時から日曜18時まで、日本時間では土曜午前7時から月曜午前8時までだと話者は説明する。有料のプレミアムプラン以上では金額や時間の制限なく為替手数料が無料になる。そのため、海外で月30万円以上使う人や時間帯を気にしたくない人には、有料プランを検討してもよいという。
IDAREには複数通貨を管理する機能がないので、海外で使うと自動的にVisaの基準レートが適用され、約1%程度の国際ブランド手数料が上乗せされる。
還元率から手数料を差し引いた最大のお得度では、条件はやや複雑だがRevolutが最もお得だと話者は結論づけている。ただし3枚とも海外事務手数料が無料という前提があるので、どの通貨でもシンプルで明瞭な手数料のWise、JCBやアメックスを含む幅広いカードでチャージできるIDAREも、それぞれ勧められるとしている。
海外ATM出金でかかる5つの手数料
海外ATMで現地通貨を引き出す場合、話者は大きく5つの手数料があると整理する。1つ目と2つ目は、支払い時と同じく為替レートに上乗せされる手数料である。3つ目はカード発行会社が取る海外ATM手数料で、1万円未満の出金で110円、1万円以上で220円という形が多い。4つ目は現地のATMを運営する銀行が別に請求するATMオーナー手数料である。タイでは220バーツ、韓国では3,600(ウォン)などが例に挙がり、この手数料が高いことで知られる場所では対策を取るよう呼びかけている。5つ目はキャッシングの利息である。デビットカードは残高から直接引き出すので利息はかからないが、クレジットカードのキャッシングは借金にあたるため、借りてから日数が経つほど利息が増える。
IDAREはプリペイドカードなので、海外ATMでのキャッシングには使えない。そこで話者は、代わりに消費者金融のアコムが発行するACマスターカードを比較対象に加えている。為替スプレッド以外の手数料をかけずに外貨を引き出せるため、海外キャッシング専用カードとして勧められるという。
ATM出金の比較結果
為替レートへの上乗せは、WiseとRevolutでは支払い時と同じである。ACマスターカードにはMastercardの基準レートが適用され、通貨にもよるがおおむね1%程度が上乗せされる。
カード発行会社の海外ATM手数料は、Wiseが月2回・3万円まで無料で、3回目以降は1回70円、3万円を超えた分には1.75%がかかる。Revolutは無料プランでは月2万5,000円まで無料で、超過分に2%がかかる。有料プランでは無料枠が広がり、プレミアムプランは月5万円まで、メタルプランは月10万円まで無料になる。
ATMオーナー手数料については、WiseやRevolutなどのデビットカードで残高から引き出す場合は別途請求されることがある。一方、ACマスターカードを含むクレジットカードのキャッシングでは原則としてかからないようだ、と話者は説明する。このため東南アジアや韓国のようにATMオーナー手数料がかかる国では、クレジットカードのキャッシングのほうが手数料面で有利になる。出金時にはATMの画面にオーナー手数料が表示されるので、その金額を見てデビットカードとキャッシングを使い分けてもよいという。
利息については、デビットカードにはもともとかからない。ACマスターカードは年利18%で、5万円をキャッシングして30日後に返済すると740円を追加で払う必要がある。ただしACマスターカードは引き出し直後にスマホで返済でき、当日に繰り上げ返済すれば利息はゼロになる。話者はこれを非常にお得だと評価する。通常のクレジットカードでは、海外ATMで引き出したデータがカード会社に届いて繰り上げ返済できるまでに3〜4日かかるため、その分の利息が必ず発生するという。
話者のまとめは、引き出し額によって使い分けるというものだ。月5,000円から3万円程度の少額ならWiseかRevolut。Revolutの有料プランを選んでいて月10万円までの出金で足りるならRevolut。それ以上を引き出したいならACマスターカードを勧めている。
Revolut有料プランの追加特典と違約金
Revolutの有料プランについて、話者は物理カード発行料、決済還元率、為替手数料、ATM手数料の優遇に加え、3つの特典を補足している。
1つ目はパートナーサービス特典である。プレミアムプラン以上では、NordVPNのベーシックプランなど、通常は有料の複数のサービスを無料で使える。話者は中でもNordVPNが海外利用に向いていると見ている。仮想サーバーを経由して通信を暗号化するので、現地のフリーWi-Fiでのセキュリティを強化でき、海外からでも日本のサービスや動画配信を利用できるようになるという。メタルプランではさらにフィナンシャル・タイムズとThe Athleticが加わる。話者は、海外ニュースで英語を学びながら情報収集できるフィナンシャル・タイムズを個人的に有用だと考えている。日経新聞経由で契約すると通常月1,500円程度かかるようだという。
2つ目は空港ラウンジ特典である。プレミアムプラン以上では、海外を含む空港ラウンジのパスをアプリから割引価格で購入できる。フライトが遅延した場合などには、ラウンジを無料で使えるようになるようだ。3つ目は券面デザインで、プレミアムとメタルプランでは色をカスタマイズした専用カードを無料で作成・発送できる。話者自身もメタルプランでメタル券面のカードを作り、その重厚さからステータスを感じる良いデザインだと述べている。
ただし話者は重大な注意点を挙げている。有料プランに加入して10か月以内にやめると、プラン料金2か月分の違約金がかかる。また、カスタマイズした物理カードを作成してから14日以内に解約すると、その発送料も別途かかるようだ。このため有料プランは、10か月以上加入し続ける人に向いていると話者は結論づけている。
IDAREの年率2%ボーナス
IDAREには、残高に対して年2%のボーナスがつく仕組みがある。話者はこれを、前払いでの貯蓄に強いIDAREならではの特典と位置づけ、金利の高い銀行の普通預金と比べても圧倒的に高い水準だと評価している。
具体例として、60万円をチャージして残高にしておくと、年率2%、つまり毎月約0.167%分にあたる1,000ポイントが貯まる。残高が6万円増えるごとに、毎月のボーナスは100円ずつ増える計算になる。残高の上限は100万円なので、上限まで入れれば毎月1,666ポイントを受け取れる。目的別口座の機能もあり、100万円までの目標別の貯金にも使いやすいという。
ただし、残高を置いておくだけではボーナスはもらえない。毎月のボーナス額の5倍の金額を新規にチャージするという条件がある。60万円の例であれば、もらえる1,000円の5倍にあたる5,000円を毎月新たにチャージする必要がある。話者は、この条件を踏まえたうえで、海外旅行や留学、移住に向けた貯金に使いながら2%のポイントを狙うのも良いと述べている。
各サービスが向いている人
最後に話者は、各サービスの強みと向いている人を整理している。
Wiseの強みは、隠れコストがなく、すべてが明確で割安な手数料であること。100万円以上の高額送金ができ、金額が大きいほど送金手数料率が下がること。海外ATMの引き出し条件が比較的良心的であること。このため、海外に長期滞在する人、海外送金、特に高額送金を頻繁に行う人、面倒な条件を気にせずシンプルな手数料体系で安心して使いたい人に向いているとする。
Revolutの強みは、条件付きではあるが海外での決済で最もお得になること。海外ATMで無料プランなら2万5,000円まで、有料プランなら最大10万円まで無料で引き出せること。有料プランにVPNやフィナンシャル・タイムズといったパートナー特典があること。留学や旅行で海外に中期滞在する人、海外決済でお得さを追求したい人、海外ATMで多めに現金を引き出したい人に勧めている。
IDAREの強みは、チャージ時のポイント還元に優れていて簡単に1.5%還元にできること、アメックスの決済修行の対象になること、年率2%の貯蓄ボーナスがあることだ。国内での利用が中心で時々の海外旅行でもお得な決済手段を探している人、アメックスで決済修行をしている人、普通預金より高い2%の貯蓄ボーナスに関心がある人に向いているという。
話者は、3つのサービスは強みと弱みがはっきり分かれているので、どれか1枚に絞らず、Wise、Revolut、IDAREを組み合わせて使うのが結局は最もお得な方法だと締めくくっている。
日本で発行したクレジットカードやデビットカードを海外現地もしくは海外事業者サービスでの支払いに利用すると、約3%から4%程度の手数料が発生することを知っていましたか? その手数料は購入金額×レート×海外事務手数料率によって決まり、隠れコストになっています。
為替レートは通貨の交換比率のことですが、海外現地でカードで支払う場合、基本的にそのカードが対応している国際ブランドが設定する基準レートが適用されます。そして、その国際ブランドが設定する基準レートには約0.5%から1%程度の手数料が上乗せされている形になります。
次に、海外事務手数料はカードを発行している日本のカード会社が海外支払い時にかけてくる手数料です。そして、この表の通り、最近はその海外事務手数料がどんどん高くなっている状況です。例えば、人気の楽天カードや三井住友カードは3.63%の海外事務手数料がかかります。多くのカードのポイント還元率は0.5%から1.5%程度であるため、手数料負けして支払っているだけで損になってしまいます。
そこで今回は、海外事務手数料が無料、良心的な為替レートが適用される、クレジットカードやデビットカードからチャージをすることでポイント還元も受けることができるWise、Revolut、iDAREのカード3種を徹底比較解説していきます。昨年も投稿しましたが、そこからサービスの改定もありましたので、最新情報を元に紹介していきます。自分に合いそうなものはどれか判断いただければと思います。
ちなみに、このチャンネルでは他にもおすすめなクレジットカードや銀行口座を紹介していますので、興味があればチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
まずはWise、Revolut、iDARE、それぞれの基本情報を比較していきましょう。前提として、業種分類についてはWiseやRevolutは資金移動業者、iDAREは前払式支払手段発行業者に分類されます。大まかに言うと、前者の資金移動業者は主に送金を目的とした業種で、PayPayや楽天ペイと同じサービス分類ですが、後者は決済を目的とした業種で、交通系ICのSuicaやWAONと同じサービス分類です。
ですので、WiseやRevolutは海外発のサービスということもあり、複数の通貨での送金や決済に強みを持つサービスである一方、iDAREは前払いでの貯蓄や決済に強みを持つサービスであり、送金や出金などは基本的にはできないというサービス背景を念頭に置いていただければと思います。
会社が倒産した場合など、資金移動業者のWiseとRevolutは原則100%返ってくることになっており、第1種資金移動業者の認可があるWiseの方が100万円を超える残高を保有し送金することができるため、より厳格に保全されている状況です。一方でiDAREは顧客が預けた金額の50%以上を保証金として法務局に供託しており、そこから優先的に顧客に返される形になります。
これらのサービス背景が後で説明する特典に結びつくので先に説明しましたが、実際の使い方はクレカや銀行口座からお金を事前にチャージして支払いをするという点は同じになります。
続いて各カードの基本スペックを確認していきます。まず会費はそれぞれ無料になります。Revolutに関してはプラン制度があり、月会費がプレミアムプランでは980円、メタルプランでは1980円かかりますが、ほとんどの方が無料のスタンダードプランを選ぶと思いますので、一旦ここは無料で置かせていただきます。
物理カード発行料はWiseは1200円、Revolutは500円、iDAREは900円かかります。物理カードを発行しなくてもオンラインでの利用ができるバーチャルカードを使えますが、海外ではまだまだバーチャルカードによるスマホタッチ決済に対応していない店舗も多く存在していますし、海外ATMでの出金にも物理カードが必要になりますので、基本的には物理カードは発行しておくことをおすすめします。
ちなみに、Wiseの物理カードはすでにWiseを使っている人からの紹介リンクからの申し込みで無料で持つことができます。私の紹介リンクも動画概要欄に貼っておりますので、周りに使っている人がいなければぜひ活用いただければと思います。紹介リンクから申し込みいただくことで物理カードを無料にするか、最大7万5000円までの海外送金に使える手数料無料クーポンを選べるようです。
また、Revolutの物理カードの発送料に関しても、Revolutの有料プランであるプレミアムプランもしくはメタルプランに加入している場合は発送料も無料になります。後で紹介する有料プランの特典を聞いて、有料プランに入るかはご判断いただければと思います。
最後にiDAREに関しては、物理カード発行が無料になるキャンペーンを待っていただければ無料で発行することも可能です。毎年1度は開催されていますので狙ってみましょう。
次に国際ブランドはWiseはMastercard、RevolutとiDAREはVisaです。VisaもMastercardも世界中でのシェアも高く、利用できる範囲も広いので困ることはないと思います。スマホタッチ決済はWiseとiDAREは対応していないものの、RevolutはApple Pay、Google Payに対応していますので、スマホで決済を完結させることができます。
対応通貨数はWiseが50種類以上、Revolutが35種類以上になります。先ほど説明した通り、WiseとRevolutは海外発の資金移動業者ということもあり、複数の通貨を同じアカウントで管理することができるマルチカレンシー口座の機能があります。この機能によって口座にある外貨のまま送金や支払いをすることができますし、もし使いたい外貨の残高がなくても、口座にある通貨の中で最も為替手数料が安い通貨を自動で両替して決済してくれます。
一方でiDAREは日本のベンチャー企業の運営による前払いでの貯蓄や決済に強みを持つサービスなので、通貨は日本円のみになります。最後、セキュリティに関しては、どのサービスも海外利用を訴求しているサービスなので充実しており、生体認証、2段階認証、アプリ上での即時カードロック、決済上限額設定などがあります。以上が各サービスの基本情報です。
次に肝心の海外での支払い時のお得度について、左側の項目の通り還元率と手数料の両面から整理していきます。まず還元率について、チャージ時と支払い時に分けて説明していきます。前者のチャージ時の還元率については、他のクレジットカードやデビットカードからチャージできる場合は、そのチャージ元の還元を受けることができます。各サービスの入金方法と手数料、還元をまとめた表がこちらになります。
Wiseに関しては銀行振り込みとデビットカードから口座残高へチャージすることができますが、デビットカードでは3.3%のチャージ手数料が発生するため、チャージ時の還元率はありませんが、銀行振り込みを選ぶようにしましょう。振り込み手数料がかからない銀行から振り込むか、Wiseの指定口座はPayPay銀行になることが多いので、PayPay銀行から振り込むと振り込み手数料をかけずに入金することができます。
次にRevolutに関しては、銀行振り込みの他、Mastercardブランドのクレジットカードとデビットカード、Visaのデビットカードは手数料を無料でチャージすることができますので、推奨チャージ元もこちらになります。ただ、楽天銀行デビットカードやあおぞら銀行デビットカードなど、Revolutへのチャージは還元対象外に設定しているカードもありますので注意しましょう。
具体的にチャージ元としておすすめなカードとしては、特定の条件で1.5%の還元になるV NEOBANKやd NEOBANKのデビットカード、PayPay、三井住友ゴールドのMastercardブランドの他、Oliveのデビットモードあたりがおすすめです。なお、カードから入金した残高は決済専用であり、この後紹介するATM出金や送金では利用することができないため、認識しておきましょう。
最後にiDAREに関しては、銀行振り込みやコンビニ入金の他、Visa、Mastercard、JCB、AMEXのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードから手数料なくチャージすることが可能です。この幅広いカードをチャージ元として手数料なく設定できることが、iDAREを海外で使う最大のメリットになっています。
具体的にチャージ元としておすすめなカードとしては、先ほども触れた特定の条件で1.5%の還元になるV NEOBANKやd NEOBANKのデビットカードや三井住友ゴールドカードあたりがおすすめです。あとはチャージでのポイント還元自体はありませんが、AMEXのカードから直接チャージをすることができ、決済修行に活用できるのは大きいです。AMEX発行のカードは一定額の利用で旅行関連の豪華な特典が付していますので、海外旅行好きな人が持っている割合が高いと思いますが、iDAREと相性が良いと思います。
次に決済時の還元率についてです。WiseとiDAREに関しては0%還元です。Revolutも無料のスタンダードプランであれば0%還元ですが、月会費1980円のメタルプランであれば1%のキャッシュバック還元を受けることができます。なお、このキャッシュバックの上限は月間5000円までになるため、実質50万円利用分までがキャッシュバックの対象です。
次に手数料の面について説明します。冒頭に説明した通り、海外現地での支払いにおける手数料は為替レートの手数料上乗せと海外事務手数料があります。まず海外事務手数料は今回紹介する3つのサービスで全て無料になります。続いて為替レートの手数料については、レートに隠れて上乗せされるスプレッドと、為替の際に明示的に手数料として取る為替手数料があります。
まずWiseに関しては隠れた為替スプレッドはなく、その代わり0.6%から0.8%程度の為替手数料が明示されます。この為替にかかる手数料の分かりやすさがWiseの一番の魅力です。
次にRevolutに関しては、為替スプレッドとして0.3%から0.6%程度上乗せされています。また為替手数料については、無料プランの場合、月30万円まで、かつ為替市場営業時間では為替手数料は無料で、それ以外は0.5%もしくは1%の手数料がかかります。為替市場営業時間というのは時差にもよりますが、基本的に平日は無料になるイメージで覚えていただければと思います。
手数料がかかる時間帯を具体的に言えば、ニューヨーク時間の金曜17時から日曜18時までとなり、日本時間で言うと土曜日午前7時から月曜日午前8時までの時間帯は手数料がかかる形になります。なお、有料のプレミアムプラン以上の場合は金額制限や時間制限なく為替手数料が無料になりますので、海外で月30万円以上を使う人や、いちいち時間帯を気にしたくない人は有料プランの加入を検討してみても良いと思います。
次にiDAREに関しては、他2つのサービスのように複数の通貨を管理できる機能はないため、海外で利用する場合は自動的にVisaの基準レートが適用され、約1%程度は国際ブランドによる手数料上乗せがある点を認識いただければと思います。手数料面についても以上になります。
そして還元率から手数料を引いた最大のお得度としては、条件は少し複雑ですがRevolutが最もお得です。とはいえ、紹介した3つのカード全て海外事務手数料が無料でお得という前提があった上で、Wiseはどの通貨でもシンプルかつ明瞭な為替手数料のため安心できたり、iDAREはJCBやAMEX含め幅広いカードでチャージができて便利だったりしますので、おすすめすることができます。
続いて海外ATMでの手数料についても比較していきます。多くのクレジットカードやデビットカードは海外ATMで現地通貨を引き出すことができますが、ここでも手数料がかかるため注意が必要です。この海外ATMの利用時には大きく5つの手数料がかかります。1つ目と2つ目は支払い時の手数料の項目でも触れた、為替に上乗せされる手数料になっています。
3つ目に海外ATM手数料です。カード発行会社によって手数料が取られますが、多くの場合、1万円未満の出金は110円、1万円以上は220円の形で取られることが多いです。4つ目にATMオーナー手数料です。海外現地のATMを運営する銀行が手数料を別途かけてくることがあります。例えばタイでは220バーツ、韓国では3600など、ATMオーナー手数料が高いと有名な場所では対策を取りましょう。
5つ目にキャッシングにかかる利息です。デビットカードでは残額から直接引き出す形になるため利息はかかりませんが、クレジットカードのキャッシングを利用する場合は借金という形になるため、借りてから日数が経つごとに利息が高くなっていきます。以上5つの項目で比較していきます。
なお、今回iDAREに関してはプリペイドカードということもあり、海外ATMでのキャッシングには利用できないため、代わりにACマスターカードを比較対象に入れます。ACマスターカードは消費者金融のアコムが発行するクレジットカードで、海外でのキャッシング専用カードとしておすすめすることができます。というのも、この表の通り為替スプレッド以外は手数料をかけずに無料で外貨を引き出すことができるためです。
それでは項目ごとに各カードを比較していきます。まず為替レートに上乗せされる手数料について、WiseとRevolutは先ほどの支払い時にかかる手数料と全く同じ内容になりますので割愛します。一方でACマスターカードはMastercardの基準レートが適用され、通貨にもよりますが、大体1%程度の手数料が上乗せされる形になっています。
次にカード発行会社がかけてくる海外ATM手数料について、まずWiseの場合は月2回、3万円まで無料で、3回以上は1回70円、3万円以上は超過分の1.75%が手数料としてかかります。Revolutの場合は無料のスタンダードプランでは月2万5000円まで無料で、この上限額に対する超過分は2%の手数料がかかります。そして有料プランの場合は無料で引き出すことができる金額が高くなり、プレミアムプランは月5万円まで無料、メタルプランは月10万円まで無料になります。
次にATMオーナー手数料について、前提としてWiseやRevolutなどデビットカードで口座の残額から現金を引き出す場合は別途請求される場合があります。一方でACマスターカード含めクレジットカードでキャッシングを行う場合は原則かからないようです。そのため、東南アジアや韓国などATMオーナー手数料がかかる国の場合は、ACマスターカードなどクレジットカードでキャッシングをする方が手数料面で有利になっています。
ATMで出金する際に画面にATMオーナー手数料が表示されますので、その金額を見てWise、Revolutなどのデビットカードか、クレジットカードのキャッシングで引き出すかを選んでみても良いと思います。
最後にキャッシングに関する利息について、口座から直接引き出す形になるデビットカードには元々かかりません。一方でACマスターカードについては年利18%の利息がかかり、5万円分のキャッシングをし、30日後に返済する場合は740円を追加で返済する必要があります。ただし、ACマスターカードの場合は引き出し直後にスマホで返済が可能で、引き出し当日に繰り上げ返済をすれば利息は0なので、非常にお得です。
なお、通常のクレジットカードの場合、海外ATMで引き出しをしてもデータがカード会社に届き、繰り上げ返済ができるようになるには3日から4日待つ必要があり、その分の利息が必ず発生します。ACマスターカードでの実際の返済方法もかなり簡単で、スマホでの返済について公式URLを動画概要欄に載せておりますので、もし作った場合は一度確認いただければと思います。
まとめると、月5000円から3万円までの少額の引き出しならWiseかRevolut、Revolutの有料プランを選んでいて月10万円の出金で良いならRevolut。それより多くの額を引き出したい場合はACマスターカードがおすすめです。海外ATMの手数料比較についても以上です。
動画のまとめに入る前に、Revolutの有料プランとiDAREの年率2%ボーナスについて補足していきます。Revolutの有料プランについては、物理カード発送料、決済還元率、為替手数料、ATM手数料で優遇を受けることができる点を説明しましたが、その他の特典としてパートナーサービス特典、空港ラウンジ特典、券面デザインについて補足します。
まずパートナーサービス特典ですが、プレミアムプラン以上では通常有料サービスであるNordVPNベーシック、Tinder Plus、Sleep Cycleプレミアム、Picsart Proを無料で使うことができます。その中でもNordVPNは海外での利用にもってこいのサービスだと思います。VPNの機能を簡単に言うと、直接ウェブサイトにアクセスするのではなく、仮想サーバーを経由することで情報を暗号化して通信できるサービスになっています。
メリットとしては、情報を暗号化しているので現地でのフリーWi-Fiなどに対してセキュリティを強化できたり、海外でも日本のサービスや動画配信コンテンツを利用できるようになります。そしてプレミアムプランから1つ上のメタルプランでは、ここにさらにFinancial TimesとThe Athleticが加わります。Financial Timesは海外のニュースから英語を学びつつ情報収集もできるので、有用だと個人的には思います。Financial Timesも日経新聞経由で通常1500円程度はするようです。
Revolutのプレスリリースに各パートナーサービスの月会費、年会費の記載もありましたので、気になる方は一度動画を止めて参考にしていただければと思います。次に空港ラウンジ特典では、プレミアムプラン以上であればアプリ上で海外含む空港のラウンジパスを割引価格で購入することができます。なお、フライト遅延になった場合は空港ラウンジを無料で利用することができるようになるようです。
最後に券面デザインについて。プレミアム、メタルプランでは、カスタマイズされた色の専用カードを無料で作成、発送することが可能です。私もメタルプランでメタル券面のカードを作りましたが、重厚さからステータスを感じることができる良いデザインだと思いました。
ただし、Revolutの有料プランには重大な点があります。それは有料プランに加入してから10ヶ月以内に有料プランをやめると、有料プラン料金の2ヶ月分の違約金が発生することです。また、有料プラン特典のカスタマイズされたリアルカードを作成した場合、14日以内に解約したらその発送料も別途かかるようです。そのため、有料プランは10ヶ月以上加入し続ける人におすすめです。
Revolutの有料プランについては以上で、次にiDAREの2%ボーナスの特典について説明します。冒頭に説明した通り、iDAREはWise、Revolutとは異なり、前払いでの貯蓄や決済に強みがあるサービスで、ユニークな特典として残高に対して年2%のボーナスがつく仕組みがあります。おすすめな高金利銀行に関してこちらの動画でも取り上げていますが、金利が優れている銀行の普通預金よりも圧倒的に高いボーナスを受け取ることができます。
具体的な例で見ていきます。例えば60万円をチャージして、iDAREに60万円分の残高が預けられたとします。そうすると、この60万円に対して年率2%、毎月0.167%分の1000ポイントが貯まります。この残高に対してもらえるボーナスを表にしてみると、残高が6万円増えるごとに毎月のボーナスが100円増える感じになっています。iDAREの残高上限は100万円ですので、最大100万円のチャージ残高があれば1666ポイントを毎月もらえる形になります。さらに目的別口座の機能もあるため、100万円までの目標別の貯金にも使いやすくなっています。
ただし注意点として、ボーナスをもらうためには新規でチャージをし続ける必要があります。ただiDAREにチャージして預けているだけではボーナスをもらうことができず、もう1つ条件を満たす必要があり、その条件が毎月のボーナス額の5倍の金額を新規でチャージすることです。先ほどの例で60万円をチャージ残高で預けていた場合は1000円分のボーナスをもらうことができるはずですが、このもらえる1000円を5倍した5000円分を新たにiDAREにチャージする必要があります。
このような注意点がありますが、海外旅行、留学、移住に向けての貯金に使いながら、2%の高いポイントを狙うのも良いと思います。最後に、この動画の振り返りも兼ねて各サービスの強みとおすすめする人の特徴を確認していきます。
まずWiseですが、強みとしては隠れコストがなく、全て明確で割安な手数料であること。海外送金で100万円以上の高額送金もでき、額が高いほど送金手数料も低くなること。海外ATMの引き出し条件が比較的良心的であることです。ですので、おすすめする人はどちらかというと海外に長期で滞在する人、海外送金、特に高額送金を頻繁に行う人、面倒な条件は考えず、シンプルな手数料体系で安心して利用したい人におすすめです。
次にRevolutですが、強みとしては条件がありますが、海外での決済を最もお得にできること。海外ATMの出金において無料プランでは2万5000円まで、有料プランでは最大10万円まで引き出せること。有料プランにはVPNやFinancial Timesなどユニークなパートナーサービス特典があることです。ですので、おすすめする人はどちらかというと留学や旅行で海外に中期で滞在する人、海外での決済でお得を追求したい人、海外ATMで現金を多めに引き出したい人におすすめです。
最後にiDAREについて、強みとしてはチャージの時のポイント還元率が優れており、簡単に1.5%還元にできること。iDAREへのチャージはAMEXの決済修行の対象になること。年率2%の貯蓄ボーナスをもらえることです。ですので、おすすめする人は国内での利用がメインで、時々の海外旅行でもお得な決済手段を探している人、AMEXの決済修行をしている人、銀行の普通預金よりも高い年2%の貯蓄ボーナスに興味がある人です。
本日は以上です。この情報を活用して海外用の最適なカードを選んでいただければと思います。また強み、弱みが分かれていますので、どれか1枚に絞るのではなく、Wise、Revolut、iDAREを組み合わせて使うのが結局は最もお得な方法だと思います。動画が参考になった方は高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします。
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