熱海で兄弟ふたり旅:仕事仲間でもある兄とカメラを回しっぱなしで過ごした一日

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概要

タケヤキが兄と2人で熱海を旅した記録である。兄はタケヤキの活動を手伝う社員でもあり、2人は普段から長い時間を一緒に過ごしているが、それはほとんどが撮影という仕事の場だ。今回は「プライベートの旅行に、たまたまカメラが回っているだけ」という前提で、兄弟として初めての旅行に出かけた。

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「全部プライベートでいい」という企画の前提

熱海駅に着いたところで、タケヤキは企画の狙いを説明する。いちばん長く一緒にいる相手は兄だが、会うのはたいてい撮影のときで、撮影中は作業に追われ、途中で「ご飯に行こう」となることもない。だから今回は、全部プライベートのつもりで動き、その様子をたまたま撮っているだけにしたいという。兄が「普段より自由にしていいということか」と尋ねると、タケヤキは何を言ってもいい、プライベートだと思ってほしいと答えた。兄は熱海に来るのは初めてだった。

最初に寄った顔はめパネルでは、兄が帽子を取った姿を久しぶりに見たとタケヤキが驚き、「絶対取った方がいい」「兄かっこいいってコメントが来る」と勧めた。兄は髪をセットしなくて済むので帽子をかぶっているだけだという。その帽子は3年ほど前に撮影のために買ったもので、ずっと使い続けたせいでつばのシールが取れてしまったという話も出た。

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商店街と兄の「甘い話」

熱海でいちばんの目抜き通りだという商店街を歩きながら、甘いものを探す。気になった店には20人ほどの行列ができていた。甘いものを食べたい流れで、タケヤキは兄に「今までにあった甘い話」を振る。兄が挙げたのは小学1年生のときの出来事で、休み時間に女の子から教室に呼ばれ、机の下に潜るよう言われたうえで、耳元で「好き」と告げられたという。

その後、みたらしがたっぷりかかった餅を食べながら歩き、海が見えてくると、大阪に住んでいると海を見る機会がないので気分が上がると2人で話した。

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ねこの博物館

最初の目的地はねこの博物館だった。タケヤキは熱海を「珍スポットの宝庫」と呼び、全国あちこち回ってきたが熱海は特に多いと話す。普段はこうした珍スポットに1人で行っており、ほぼホームビデオのような感覚で撮っているので、今回は一緒に楽しもうと兄を誘った。

館内には実際に猫がいて、店員に確認すると触ってもよいという。「ちょっと怒りん坊の男の子」と紹介された大福くんや、シャムなど世界の猫がいた。2人は大福くんを怒らせられるかを試し、尻尾がピンと立つのは機嫌がいいときのはずだという話をする。天気が悪いせいか客が少なく、猫を独占できる状態だった。兄が猫を呼んでもなかなか寄ってこず、タケヤキは「いいハンターは動物に好かれる」と茶化した。

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「5分で精神がおかしくなる」まぼろし博覧会

次に訪れたのは、5分で精神がおかしくなってしまうというテーマのテーマパーク「まぼろし博覧会」だ。タケヤキは2〜3年前に一度動画で来ており、今回は自分で自分の聖地巡礼をしつつ、兄を連れて行くような形だと説明した。館内には訪れたYouTuberの紹介があり、梅田サイファーや、47都道府県を巡る旅で来た人物、この施設が大好きだというSEKAI NO OWARIの名前が挙がる。タケヤキ自身の写真も貼られていた。

16時半にスタートし、2人で本当に5分で頭がおかしくなるのかを試す。入口では「セーラー服ゴリラ」に出迎えられ、館内は土のような独特の匂いがする。タケヤキは、前回来たときよりもYouTube向けに振り切っている印象を受け、テーマパークもついにAIを使う時代になったと話した。AIで作ったらしい展示について、数年後には「これは初期のAIっぽい顔だ」と言われるようになるのだろうと予想している。綾波レイばかりが並ぶ中に1体だけアスカ・ラングレーが混じっている棚や、子どもの頃に見た映画の妖怪を思わせる人形、不気味な日本人形などを見て回った。

途中ですれ違った人がすぐ引き返してきたのを見て、2人は「5分で耐えられなくなったのでは」と冗談を言う。結局5分が過ぎても2人は持ちこたえたが、その後、兄が車酔いのような状態になってしまう。兄は乗り物に極端に弱く、新幹線でもう駄目で、近鉄電車でも酔うという。以前住んでいた家は廊下がほんの少し傾いていたらしく、帰るたびに頭がくらっとしていたというエピソードも出た。

館内は思ったより広く、「昭和のメルヘン」「メルヘンハウス」といったエリアや、鳥がたくさん置かれた部屋を見て、タケヤキは前回の記憶を少しずつ思い出していく。兄はいよいよ気分が悪くなり、「今の部分はノーカットで使ってください」と言うほどだったため、2人は外に出た。最後は最近よく見かけるという「大きい声では言えないけれど」の形式で、兄が「タメ口を使ってくる店員さんにはタメ口で返していいよね」と締めた。

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移動中の雑談:同級生の話とチートデー

ホテルへ向かう車中では、兄が、自分の子どもの保健の先生がタケヤキと同じ中学校出身で、ある人物と同級生だったという話をする。タケヤキが「この話をした意図は何か」と突っ込むと、兄のエピソードにはパチンコの話しかないという流れになった。

兄は最近、月末に「チートデー」を設けて、その日は何でも食べてよいことにしていると話す。8月31日から始めたもので、楽しみが1日あるだけで頑張れるという。タケヤキは、何かのタイミングで好きなことをするのはいいことだと肯定し、兄がいちばん好きなのはギャンブルだと指摘する。兄が「資金はくれるんですか」と返すと、タケヤキは毎月給料を上げているしボーナスも上げたと笑いながら答えた。

18:36

ホテルニューアカオのビュッフェ

17時45分ごろ、トンネルを抜けて到着したのはホテルニューアカオだった。タケヤキによれば、レトロな雰囲気のホテルとして話題になっていて、ここだけで1本の動画にしたいほどだという。今回はプライベートとして楽しみ、機会があれば別に撮るかもしれないと話した。入口は17階にあり、そこから2階まで降りて食事をする構造で、外に出ると夕暮れの海の景色が広がる。多くの人が写真を撮っていた場所で、2人も撮影した。

ビュッフェには刺身、ウナギ、静岡県産のエビなどが並ぶ。兄は好物がエビだと言い、種類が多すぎて、どんどん取っていったら奥にまだ半分以上続いていたので、いったん海鮮系を中心にしたという。タケヤキは兄にマグロにワサビをつけて食べるよう勧め、自分で削るワサビの濃さに兄は驚いた。この食べ方は初めてだという兄に、タケヤキは今まで行ったビュッフェの中でいちばんレベルが高いかもしれないと評価した。

22:19

「こんなに仲のいい兄弟はいない」

食事をしながら、タケヤキは「こんなに仲のいい兄弟はたぶんいない」と話し始める。カメラが回っているときとそうでないときで違うのではと思われるかもしれないが、実際はこのままで変わらないという。最近マネージャーとも「本当に仲がいいね」という話になったそうだ。東京へ移動する際などに10時間運転することもあるが、その間ずっと無言ということはまずなく、何かしら喋っている。タケヤキはそれを普通ではないと言う。

兄がタケヤキの活動を手伝い始めたのは10年ほど前で、社員になってからは9月でちょうど5年になる。タケヤキが「5年もやってくれてありがとう」と伝えると、兄も「こちらこそ」と返した。とはいえ衝突がまったくないわけではなく、1年に1回くらいは揉める、それが3日ほど続くこともあると2人は認め合い、それくらいは普通だと話した。

旅の感想を聞かれた兄は「最高です」と答えた。結局は動画になったものの、タケヤキは、動画の構成を考え込まずにこういうラフな動画もまた撮りたいと締めくくった。最後に兄が「お疲れ様でした」と言うと、タケヤキは「急に仕事が終わった感を出すのはやめてくれ」と突っ込んだ。