dカードはスマホのタッチ決済、iD、d払いのどれで払うべきか
家計の味方dカードの支払い方法は、Visa・Mastercardのタッチ決済、iD払い、dカードを支払い元にしたd払いの3つがある。タッチ決済とiDは現物カードでもスマホでも使え、d払いもアプリ内の「d払いタッチ」機能を使えばタッチ決済やiDとして使える。選択肢が増えて分かりにくくなったうえ、直近の改定でポイント還元は現物カードよりスマホ決済を優遇する方向に変わっている。家計の味方チャンネルは、スマホ決済の中でどの方法を使うべきかを整理し、最終的にはd払いを第一候補、手間をかけたくない人にはスマホのタッチ決済を勧めている。
二つの改定:ドコモの銀行特典と一般カードの改悪
一つ目は改善である。2026年8月に住信SBIネット銀行のdNEOBANKが「ドコモの銀行」になり、dアカウントと連携するとdカードのスマホ決済の還元が上がる。dカードの引き落とし口座をドコモの銀行に設定し、マネックス証券を連携して毎月3万円以上を積み立て投資すると、スマホ決済の還元率は一般カードで合計2.75%、GOLD UとGOLDで合計3.5%、プラチナで合計4.5%になる。対象はスマホに登録したタッチ決済・iD払いと、d払いのコード決済・d払いタッチで、現物カードでの支払いは対象外だ。メイン口座が別の銀行にある人は都度送金する手間がかかるが、スマホ決済だけで2.75%以上になるのはかなり強力だと話者は評価している。
二つ目は改悪である。一般カードは2027年度から、年に一度も利用がなければ年会費1,650円がかかるようになる。同時に、現物カードでの支払いは100円につき1ポイント(1%)から200円につき1ポイント(0.5%)に半減する。一方、dカードを紐付けたd払いや、スマホに登録したタッチ決済・iD払いなら200円につき2ポイントの1%還元が維持される。改善も改悪も現物カードよりスマホ決済を優遇する方向であることが、この動画で比較を行う理由になっている。
支払い方法の仕組みとレジでの伝え方
タッチ決済はVisaやMastercardといった国際ブランドが提供する決済方法で、カードを差し込む代わりに現物カードかスマホを端末にかざして支払う。対応しているかどうかは、カード面にある4本線の「リップルマーク」で判別できる。dカードの現物カードにも、Apple PayやGoogle Payに登録する際の画面にもこのマークが確認できる。
iD払いはNTTドコモが運営する電子マネーで、dカードには最初から搭載されている。現物カードをかざしても使えるし、iPhoneならApple Pay、AndroidならGoogle Payやおサイフケータイに登録してスマホでも支払える。タッチ決済とiDは端末にかざす動作が同じなので混同されやすいが、iDで払うときは「iDで」、タッチ決済なら「クレジットカードで」と伝えるよう話者は勧めている。
d払いはコード決済アプリで、アプリのバーコードをレジで読み取ってもらうか、店頭のQRコードをアプリで読み取って支払う。支払い元をdカードにしておけば、実質的にdカードで払っている扱いになる。分かりにくいのは、d払いに「d払いタッチ」という機能もある点だ。アプリ内でバーチャルカードを発行し、iPhoneならApple Payに登録してiD払いとVisaのタッチ決済、AndroidならGoogle Payやおサイフケータイに登録してiD払いができるようになる。Androidの場合はVisaのタッチ決済に対応していない点に注意が必要だとしている。これによって、イオンやヨドバシカメラのようにd払いのコード決済に対応していない店でも、iDが使えればd払いとして支払える。レジではコード決済なら「d払いで」、d払いタッチなら「クレジットカードで」または「iDで」と伝える。
通信状況の影響
タッチ決済とiD払いは、現物でもスマホでも端末にかざすだけで支払いが完了する。カード会社との通信はお店の端末が行うので、利用者側の電波状況には左右されない。d払いのコード決済は支払い時にアプリを起動してバーコードを表示する必要があるため、地下の店舗やイベント会場など電波の悪い場所では決済できない場合がある。d払いタッチは実態がタッチ決済かiDなので、電波が悪くても支払える。つまり通信面で不利なのはd払いのコード決済だけで、ほかの3つは同等だと整理している。
基本還元率:2027年からの変更と二つの注意点
現在はタッチ決済、iD、d払いのどれで払ってもdカードの基本還元率は1%で変わらない。2027年からは、年会費無料の一般カードについて、現物カードのタッチ決済・iD払いが2027年1月利用分から0.5%に下がる。Apple Pay・Google Pay・おサイフケータイに登録したスマホ決済と、dカードを支払い元にしたd払いは、改定後も200円につき2ポイントで1%が維持される。GOLD U、GOLD、プラチナは今回の改定の対象外で、現物カードでも従来どおり1%還元になる。そのため、ドコモ経済圏をよく使う人はアップグレードを検討してもよいと話者は述べている。
注意点の一つ目は、古いdカードの扱いである。字幕の読み上げでは、カード番号が4980・5253・5334のいずれかで始まる旧カードはスマホ決済でも1%が維持されず0.5%に下がる。使い続けるなら、4363・5344・5365で始まる新しいdカードへの切り替えを勧めている。
二つ目は改定時期のずれである。現物カードの0.5%への引き下げは2027年1月利用分からだが、スマホ決済が200円につき2ポイントになるのは2027年5月利用分からだ。そのため2027年1〜4月の4か月間は、一般カードではスマホ決済でも0.5%に落ちてしまう。この期間はd払い経由で支払うよう話者は勧めている。
ドコモの銀行特典の内訳と上限
ドコモの銀行特典は2階建てになっている。引き落とし口座の設定による上乗せが一般カードで+0.25%、GOLD UとGOLDで+1%、プラチナで+2%。これにマネックス証券の連携と月3万円以上の積立による+1.5%がカードの種類に関係なく加わる。対象はスマホに登録したタッチ決済・iD払い、d払いのコード決済、d払いタッチで、現物カードのタッチ決済・iD払いとd払いのネットショッピングは対象外である。
注意点は二つある。まず、初回引き落とし分から12か月間は無条件で上乗せを受けられるが、13か月目以降は月間利用額に応じて上乗せ分の還元率が変わり、最大の還元を受けるには月50万円以上の利用が必要になる。次に、特典ごとに還元上限がある。引き落とし特典は月3,000ポイント、マネックス証券特典は月500ポイントまでである。上乗せが受けられるのは、引き落とし特典で一般カードが月120万円、GOLD UとGOLDが月30万円、プラチナが月15万円の利用分まで、マネックス証券特典は月3万3,333円の利用分までとなる。上乗せ率が高いカードほど上限に早く達する。それでも、1年目は無条件で上乗せがあり、GOLDやプラチナには年間100万円以上の利用で年間利用額特典もあるので、強力な改善であることは間違いないと話者は評価している。
dカード特約店ではd払いが対象外になりやすい
dカード特約店は、通常の還元に加えて特約店ポイントが貯まる店で、例としてマツモトキヨシ・ココカラファインで合計3%、ドトールバリューカードへのチャージで合計4%などが挙げられた。ただし、Visa・Mastercard、iD、d払いのどれが特約店ポイントの対象になるかは店ごとに決まっており、特にd払いは対象外の店が多い。マツモトキヨシ・ココカラファインでは、タッチ決済とiD払いは対象だがd払いは対象外である。特約店ではd払いではなく、dカードのタッチ決済かiD払いを直接使うべきだとしている。
dポイントクラブの会員ランク特典はd払いだけ
dカードを支払い元にしたd払いの1%は、d払いの基本0.5%とdカード支払い特典0.5%の合計である。そこにdポイントクラブの会員ランクに応じたd払い特典が加わる。3か月間で600ポイントを獲得すると3つ星で1.1%、1,500ポイントで4つ星の1.5%、5,000ポイントで5つ星の2%になる。ランク判定にはdカード決済のポイントのほか、ドコモのスマホ料金やマネックス証券のクレカ積立で貯まるポイントも含まれるので、ドコモ経済圏を使う人ほど上位ランクになりやすい。
ただし2026年9月分からこの特典が改定され、加算ポイントの月間上限がランクに関係なく一律200ポイントになった。それまでは5つ星で月600ポイント、4つ星で300ポイント、3つ星で60ポイントが上限だった。5つ星でも2%になるのは月2万円分までということになる。上限は厳しくなったが、タッチ決済やiDでは受けられない特典なので、d払いの大きなメリットであることに変わりはないと話者は見ている。さらに、d払いはdポイント導入店舗を中心に還元アップのキャンペーンが他の支払い方法より多い。比較の対象外としつつ、Amazon、メルカリ、ふるさと納税サイトなどのネットショッピングで、毎週金曜・土曜の「d曜日」に4%還元になるキャンペーンも紹介している。
ポイントの使い道、利用明細、支払い上限
貯まったdポイントは期間・用途限定ポイントも含めて1ポイント単位でdカードの利用代金に充当でき、充当した分にもポイント還元がつく。d払いでポイントを使って支払うと還元がつかないため、カード代金への充当を勧めている。旧dカードは1ポイント単位の充当ができず、iD利用分に限り100ポイント単位になる。旧カードはスマホ決済でも0.5%に落ちることもあり、新カードへの切り替えを改めて勧めている。
利用明細では、タッチ決済、iD払い、d払いのコード決済は店名まで表示される。d払いタッチだけは「ドコモ決済サービス」などとまとめて表示されて内訳が載らず、何に使ったかはd払いアプリの履歴で確認する必要がある。
支払いの上限額については、現物カードのタッチ決済は本人確認ができないため、暗証番号なしで払えるのは原則1回1万5,000円までになっている。スマホのタッチ決済は顔認証や指紋認証が本人確認の代わりになるので、基本的に上限を気にせず使える。iD払いは現物でもスマホでも、目安として3万円以上の高額支払いでは暗証番号が必要になることがある。d払いはdカードの利用可能枠の範囲内で払え、金額の上限は基本的にない。
結論:第一候補はd払い、シンプルさ重視ならスマホのタッチ決済
話者の結論は、dカードを支払い元にしたd払いが一番のおすすめというものだ。理由は三つ挙げられた。一つ目は還元率が最も高くなること。会員ランク次第で最大2%になり、店舗キャンペーンやd曜日など還元アップの機会も豊富で、一般カードでも改定後に1%が維持され、ドコモの銀行特典も併用できる。二つ目は、d払いタッチによってコード決済の弱点が解消されたこと。コード決済非対応の店でもiDやタッチ決済として払え、通信状況も気にしなくてよい。三つ目は、dポイントカードの提示と支払いをアプリ一つで済ませられること。加盟店でのポイント二重取りがしやすく、ランク判定に必要なポイントも貯まる。
一方で注意点も挙げている。特約店ではd払いが対象外の店が多いので、タッチ決済かiDに切り替えたほうがよい。d払い特典の月間上限は200ポイントと少なく、d払いタッチの明細は分かりにくいなど、気にすることが多い。そのため、還元率を細かく追うより利便性を重視する人には、dカードをApple PayやGoogle Payに登録してVisa・Mastercardのスマホタッチ決済で払う方法が最もシンプルだとしている。一般カードでも改定後に1%が維持され、ドコモの銀行特典の対象になり、特約店ポイントも受け取れ、明細も見やすい。レジで「クレジットカードで」と伝えるだけなので迷うこともない。
話者個人の見解としては、ドコモ経済圏をしっかり使い、dポイントクラブの上位ランクを維持できる人はd払い、それ以外の人はスマホのタッチ決済で十分だという。どちらにしても現物カードで払うのはお得ではなくなったので、スマホ決済へ移行するよう呼びかけている。
dカードの券種の選び方
最後に券種の選び方が示された。ドコモのスマホ料金を中心にドコモ経済圏をよく使う人には、改悪の対象外で、ドコモサービスの利用で10%還元になるGOLDが良いとしている。ドコモ経済圏ユーザーでも29歳以下なら、年30万円以上の利用で年会費が無料になるGOLD Uを勧めている。毎月20万円以上カードを使う人には、ドコモサービスで最大20%還元、クレカ積立で3.1%還元になるプラチナを勧める。ドコモのサービスはあまり使っていないが、ドコモの銀行特典を使ってスマホ決済で高い還元を受けたい人は、一般カードを持つのもありだと話者は述べている。
こんにちは。家計の味方チャンネルです。dカードにはVisa、Mastercardのタッチ決済、iD払い、支払いにdカードを紐付けたd払いの3つがあります。その中でタッチ決済とiD払いは、決済端末に現物のdカードをかざして支払うこともできますし、スマホに登録してスマホ決済で支払うこともできます。一方でd払いは決済アプリになっていますので、元からスマホ専用の支払い方法ですが、このアプリ内でバーチャルカードを発行してスマホに登録するd払いタッチの機能を使えば、Visaのタッチ決済やiD払いとしても使うことができます。このようにdカードはスマホ1つで支払いを完結させることができるのは便利になっていますが、支払い方法の種類が多くなってきていますので、分かりづらくなっています。
そして直近、dカードには重要な改定事項が2つあり、ポイント還元の面で現物カードによる決済よりスマホ決済を優遇するようになっています。まず改善の内容として、2026年8月に住信SBIネット銀行のd NEOBANKがドコモの銀行になり、dアカウントを連携することでdカードのスマホ決済における還元が上がります。具体的にはdカードの引き落とし口座をドコモの銀行に設定し、マネックス証券を連携して毎月3万円以上の積立投資をすると、dカードのスマホ決済の還元率が一般カードで合計2.75%、GOLD U、GOLDで合計3.5%、Platinumで合計4.5%まで上がります。
このドコモの銀行との併用特典は、現物カードの支払いは対象外で、スマホに登録したタッチ決済、iD払いのほか、d払いのコード決済、d払いタッチが対象になります。メイン口座を別の銀行で使っている人にとっては都度送金する手間がかかりますので少し面倒ですが、dカードのスマホ決済をしているだけで2.75%以上の還元になるのは、かなり強力だと思います。
一方で改悪もあります。持っている人が多いdカードの一般カードは、2027年度から年に1度も利用がなかった場合、年会費1,650円がかかるようになると同時に、現物カードの支払いが100円につき1ポイントの1%還元から、200円につき1ポイントの0.5%還元に半減します。ただし、支払い元にdカードを紐付けたd払いや、スマホに登録したタッチ決済、iD払いであれば、200円につき2ポイントの1%還元が維持されます。このように改善も改悪も、現物カードよりスマホ決済を優遇する方向で進んでいます。
ですので今回は、スマホ決済の中でもタッチ決済、iD払い、d払いのどれを使うのが1番良いのかを整理していきます。dカードを持っている人や、これから持ちたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧いただければと思います。ちなみにこのチャンネルでは、おすすめのクレジットカードや銀行口座など、家計を楽にできるようなお得情報を発信していますので、興味があればチャンネル登録をお願いいたします。
それでは、各支払い方法の違いを具体的に見ていきますが、何がどう違うのかをまとめた表がこちらになっています。最初に支払い方法についてです。タッチ決済はVisa、Mastercardといった国際ブランドが提供している決済方法で、通常のクレジットカード決済を、差し込みの代わりに現物カードもしくはスマホを決済端末にかざすことで支払いが完了します。このタッチ決済に対応しているかどうかは、カード面にこの4本線のマーク、リップルマークがついているかどうかで分かります。dカードの現物カード及びdカードをApple PayもしくはGoogle Payに登録するときにも、このリップルマークは確認できますので、このマークがあればタッチ決済で支払えるということになります。
続いてiD払いはNTTドコモが運営する電子マネーで、dカードには最初から搭載されています。先ほどのVisa、Mastercardのタッチ決済と同じように、現物カードをそのまま決済端末にかざせばiD払いができ、こちらもdカードを、iPhoneの方はApple Payに、Androidの方はGoogle Pay、おサイフケータイに登録すれば、スマホで支払うこともできます。なお、iD払いとタッチ決済は、決済端末にカードやスマホをかざすという動作が同じになっていますので混同されがちですが、iD払いで支払うときは「iDで」、タッチ決済で支払うときは「クレジットカードで」と伝えるようにしましょう。
そしてd払いは、ドコモが提供するコード決済アプリで、d払いをレジで読み取ってもらうか、レジに置いてあるQRコードをアプリで読み取って支払います。支払いをdカードに設定しておくことで、実質dカードで支払っている扱いになります。ただ少し分かりづらいことに、このd払いにはコード決済のほかにd払いタッチという機能があります。d払いのバーチャルカードを発行でき、iPhoneの人はApple Payに登録することでiD払いとVisaのタッチ決済、Androidの人はGoogle Payもしくはおサイフケータイに登録することでiD払いができるようになります。Androidの場合はVisaのタッチ決済には対応していない点は認識しておきましょう。
このd払いタッチによって、イオンやヨドバシカメラのようにd払いのコード決済には対応していないお店でも、iD払いに対応していればd払いとして支払うことができます。支払い時の伝え方としては、d払いのコード決済で支払いたいときは「d払いで」、d払いタッチの機能で支払う場合、前段で説明したように「クレジットカードで」、もしくは「iDで」と伝える形になります。このようにタッチ決済、iD払いは現物カードとスマホ決済に対応。d払いはスマホアプリのコード決済に加え、タッチ決済、iD払いに対応していますので、少し分かりづらくなっています。
次に通信の有無についてです。タッチ決済とiD払いは、現物カードでもスマホ決済でも決済端末にかざすだけで支払います。カード会社への通信はお店の決済端末側が行いますので、支払うユーザー側の通信状況には左右されません。一方でd払いは、コード決済とd払いタッチで分かれます。コード決済は支払いの際にd払いを立ち上げてバーコードを表示する必要があるため、地下のお店やイベント会場など通信状況が悪い場所では、決済ができない場合があります。これに対してd払いタッチは、支払い方法の実態がタッチ決済もしくはiD払いになっていますので、スマホをかざすだけで通信状況が悪くても支払うことができます。つまり通信の面で不利になるのはd払いのコード決済だけで、タッチ決済、iD払い、d払いタッチの3つは同じになっています。
次に1番重要なポイント還元率についてです。ここでは基本の還元率、ドコモの銀行特典、dカード特約店、dポイントクラブの会員ランク特典の4つに分けて確認していきます。まず還元率から確認します。現在はタッチ決済、iD払い、d払いのどれで支払っても、dカードの基本還元率は1%で同じになっています。ただし冒頭で触れたように、2027年から変わります。
対象は年会費無料の一般カードで、現物カードのタッチ決済、iD払いは、2027年1月利用分から200円につき1ポイントの0.5%還元に下がります。一方でApple Pay、Google Pay、おサイフケータイに登録したスマホでのタッチ決済、iD払いは200円につき2ポイント。支払いをdカードに設定したd払いも改定後、200円につき2ポイントで、どちらも1%の還元が維持されます。つまり改定後は、現物カードが0.5%の還元、スマホ決済が1%の還元という形に整理することができます。ちなみにGOLD U、GOLD、Platinumカードは今回の改定の対象外で、現物カードの支払いでもこれまでどおり1%還元のため、ドコモ経済圏をよく利用している人の場合は、カードのアップグレードを検討してみても良いと思います。
ここで注意点が2つあります。1つ目に、カード番号が4980525334のいずれかから始まる古いdカードの場合は、スマホ決済でも1%還元が維持されず、0.5%還元に下がります。dカードを使い続けるのであれば、4363、5344、5365から始まる新しいdカードへの切り替えをおすすめします。2つ目に、改定時期が分かれていることです。現物カードの0.5%還元への引き下げは2027年1月利用分からですが、スマホ決済の200円につき2ポイントへの変更は2027年5月利用分からになっています。つまり2027年1月から4月分までの4か月間は、一般カードの場合、スマホ決済かどうかを問わず0.5%還元に落ちてしまいますので、この期間はd払い経由で支払うようにしましょう。
続いてドコモの銀行特典です。冒頭で触れたとおり、dカードの口座をドコモの銀行に設定し、マネックス証券を連携して毎月3万円以上の積立投資をすると、スマホ決済の還元が一般カードで合計2.75%還元、GOLD U、GOLDで合計3.5%、Platinumで合計4.5%還元まで上がります。内訳は2階建てになっていて、引き落とし口座の設定で一般カードはプラス0.25%、GOLD U、GOLDはプラス1%、Platinumはプラス2%。マネックス証券の連携と3万円以上の積立投資で、券種にかかわらずプラス1.5%還元が加算されます。
今回の比較で重要なのは、この追加の対象になる支払い方法です。スマホに登録したタッチ決済、iD払い、支払いをdカードに設定したd払いのコード決済、d払いタッチが対象で、現物カードのタッチ決済、iD払いは対象外です。また、d払いのネットショッピングも対象外になっています。
また、ドコモの銀行特典ではほかに注意点が2つあります。1つ目に、初年度と2年目以降で条件が変わります。初回の引き落とし分から12か月間は無条件で追加を受けることができますが、13か月目以降は月間の利用金額に応じて追加分の還元率が変わり、最大の還元を受けるためには月間50万円以上の利用が必要です。2つ目に、特典ごとに還元上限があることです。引き落とし特典は月3,000ポイントまで、マネックス証券特典は月500ポイントまでに設定されています。そのため実際に追加されるのは、引き落とし特典で一般カードは月120万円、GOLD U、GOLDは月30万円、Platinumは月15万円の利用分までで、マネックス証券特典は月3万333円の利用分までになっています。追加分の還元率が高い券種ほど上限に達しやすい点は認識しておきましょう。
このように注意点もありますが、1年目は無条件で追加をもらうことができますし、dカード、dカードPlatinumには年間100万円以上の利用で年間利用額特典もあり、実質の還元率はさらに高くなっていますので、強力な改善内容であることは間違いないです。
続いてdカード特約店です。dカード特約店とは、dカードで支払うことで通常のポイント還元に加えて特約店ポイントが貯まるお店のことで、例えばマツモトキヨシ、ココカラファインでは合計3%、ドトール バリューカードへのチャージでは合計4%、Jでは合計2%還元まで還元が上がります。ただし、特約店ポイントの対象になる支払い方法はお店ごとに違います。dカードのVisa、Mastercard、iD払い、dカードの支払い設定をしたd払いのうち、どれが対象になるかどうかはお店ごとに決まっていて、特にd払いは対象外とされているお店が多くなっています。例えばマツモトキヨシ、ココカラファインでは、Visa、Mastercardのタッチ決済とiD払いは対象ですが、d払いは対象外です。つまり特約店で払うときは、d払いではなく直接dカードのタッチ決済もしくはiD払いを使うようにしましょう。
続いてdポイントクラブの会員ランク特典で、d払いのポイント還元が最大2倍になります。まず前提として、dカードを支払い元に設定したd払いのポイントは、d払い分0.5%とdカード支払い特典0.5%の合計1%還元で、これが基本還元率の項目で説明した1%にあたります。そこにdポイントクラブの会員ランクに応じたd払い特典が加わり、3か月間で600ポイントを獲得すると3つ星で1.1%還元、1,500ポイントを獲得すると4つ星で1.5%還元、5,000ポイントを獲得すると5つ星で2%還元になります。このランクの判定には、dカードの決済ポイントのほか、ドコモのスマホ料金やマネックス証券のクレカ積立で貯まるポイントも含まれていますので、ドコモ経済圏を使っている人ほど上位ランクになりやすくなっています。
ただし2026年9月分からd払い特典が改定され、ランク特典で加算されるポイントの月間上限が、ランクにかかわらず一律200ポイントになりました。これまでは5つ星なら月600ポイント、4つ星なら300ポイント、3つ星なら60ポイントが上限でした。もし5つ星を達成しても、d払いの還元率が2%還元になるのは月間2万円までになっていますので注意しましょう。このように月間のポイント還元上限の改悪はありますが、dカードのタッチ決済やiD払いは対象外になる特典のため、d払いの大きなメリットであることは間違いないです。
またd払いは、dポイントを導入している店舗を中心に還元率が上がるキャンペーンが、ほかの支払い方法と比べても多いです。今回は比較の対象外になりますが、Amazon、メルカリ、ふるさと納税サイトなど、ネットショッピングでも毎週金曜日と土曜日のd曜日は4%還元に上がる、非常にお得なキャンペーンもあります。このようにdポイントクラブの会員ランク特典を含めて、d払いはキャンペーンによるポイント還元が優遇されていますので、うまく活用できればほかの支払い方法よりもポイント還元率を上げることができます。
最後にその他の特徴として、dポイントの使い道、利用明細、支払い上限の3つを確認していきます。まずdポイントの使い道についてです。貯まったdポイントは、期間・用途限定ポイントも含めて1ポイント単位でdカードの利用代金に充当でき、充当した分にもポイント還元がつきます。d払いでdポイントを使って支払うとポイント還元はつきませんので、ポイントはdカードの利用代金への充当に回すのがおすすめです。なお、旧dカードの場合は1ポイント単位の充当ができず、iD利用部分に限り100ポイント単位での充当になります。還元の項目で触れたとおり、古いdカードは一般カードのスマホ決済でも0.5%還元に落ちてしまいますので、どちらにしても新しいdカードへ切り替えておいた方が良いです。
続いて利用明細についてです。タッチ決済、iD払い、d払いのコード決済は、dカードの利用明細にお店の名前まで表示されますが、d払いタッチだけは「ドコモ決済サービス等」とまとめて表示され、内訳が載りません。何に使ったかどうかはd払いアプリの利用履歴で確認する必要がありますので、少し手間だと思います。
最後に支払いの上限金額についてです。現物カードのタッチ決済は本人確認ができないため、暗証番号なしで支払える上限が原則1回1万5,000円までになっています。スマホのタッチ決済は顔認証や指紋認証が本人確認の代わりになりますので、基本的に上限を気にせずに支払うことができます。iD払いは現物カードでもスマホでも、目安として3万円以上の高額な支払いでは暗証番号が必要な場合もあります。d払いはdカードの利用可能枠の範囲内で支払うことができ、支払い金額の上限は基本的にはありません。各支払い方法の違いについては以上になります。
それではここまでの内容を踏まえて結論です。まとめると、dカードの支払い方法の中で1番のおすすめは、dカードを支払い元に設定したd払いです。1つ目に、ポイントの還元率が1番高くなるためです。dポイントクラブの会員ランクが上がれば、d払い特典で最大2%還元になりますし、店舗ごとのキャンペーンやネットショップで4%還元になるd曜日など、ポイント還元率が上がるキャンペーンがほかの支払い方法よりも豊富です。一般カードでも改定後に常時1%還元が維持されますし、ドコモの銀行特典の追加もそのまま併用することができます。
2つ目に、d払いタッチによってコード決済の弱点がなくなったためです。d払いのコード決済に対応していないお店でも、iD払いやタッチ決済として支払うことができますので、使えるお店が広がり、通信状況も気にする必要がありません。3つ目に、dポイントカードの提示とd払いの支払いをアプリ1つで完結できるためです。dポイント加盟店でのポイントの二重取りがしやすく、ランク判定に必要なポイントも貯まります。
ただし注意点もあります。dカード特約店ではd払いが対象外になっているお店が多いので、特約店で支払うときはdカードのタッチ決済かiD払いに切り替えた方が良いです。また、d払い特典の月間上限は200ポイントと少ない、d払いタッチの利用明細が分かりにくいなど、仕組みが複雑で気にすることも多いです。ですので還元率を細かく追いかけるよりも利便性を重視したい人は、dカードをApple PayやGoogle Payに登録をして、Visa、Mastercardのスマホタッチ決済で支払うのが最もシンプルでおすすめです。一般カードでも改定後に1%還元が維持され、ドコモの銀行特典の対象にもなり、特約店ポイントも受け取れて、利用明細も見やすいです。支払うときも「クレジットカードで」と伝えるだけなので、迷うことがありません。
個人的には、ドコモ経済圏をしっかり使っていて、dポイントクラブのランク上位を維持できる人はd払い、それ以外の人はスマホタッチ決済で十分だと思います。どちらにしても現物カードで支払うのはお得ではなくなっていますので、この動画をきっかけにdカードをスマホへ登録していただければと思います。
最後にdカードの選び方として、ドコモのスマホ料金を中心にドコモ経済圏をよく利用している人は、改悪の対象に入っておらず、ドコモサービスで10%還元になるGOLDカードが良いと思います。ただ、ドコモ経済圏ユーザーの中でも29歳以下の人であれば、年30万円以上の利用で年会費が無料になるので、GOLD Uカードがおすすめ。毎月20万円以上決済利用する人であれば、ドコモサービスで最大20%還元、証券で3.1%還元で投資ができますので、Platinumカードがおすすめできます。そしてドコモ経済圏サービスはそんなに利用していないけど、ドコモの銀行特典を活用してdカードのスマホ決済で高還元を受けたい人は、dカードの一般カードを持つのもありだと思います。
以上です。dカードのお得な新規入会、アップグレードキャンペーンのURLはすべて動画概要欄にまとめておきますので、一度内容を確認いただければと思います。また、ポイントサイトのモッピーを経由して申し込むと、公式の入会キャンペーンとは別にモッピー側からもポイントをもらうことができ、二重取りができて非常にお得になっています。モッピーをまだ使ったことがない人は、画面の紹介コードで新規登録をして、5,000ポイント以上モッピーで獲得すると2,000ポイントを追加でもらえますので、ぜひ活用ください。
このチャンネルでは、ほかにもdカードの改定内容や4券種の徹底比較のほか、おすすめのクレジットカードや銀行口座など、家計を楽にできるようなお得情報を発信していますので、気になる内容があればもう1本だけでもご覧いただけると嬉しいです。この動画が参考になりましたら、高評価、チャンネル登録、配をよろしくお願いいたし
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