高金利の貯金用口座とメイン口座はどう選ぶか:普通預金金利・手数料・還元で比べた10行の解説

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概要

日銀の政策金利が1%に引き上げられたことを受け、各銀行の預金金利も上がり、普通預金でも年0.8%前後を狙える銀行が出てきている。家計の味方チャンネルのこの動画は、純粋に金利が高い「貯金用口座」の候補5行と、証券口座と組み合わせて使う「メイン口座」の候補5行(と補足1行)を紹介する。

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話者の立場は、銀行口座は3つほど使い分けた方が便利だが、手間をかけたくない人は証券口座と自動入出金ができるメイン口座1つだけでもよい、というものだ。メガバンク各行の普通預金金利は0.3〜0.4%に上がったが、その2倍の0.8%の銀行に500万円を預けると、年間の利息は1万5937円変わると話者は試算している。

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ランキングの前提:最高金利ではなく「現実的に達成できる金利」

話者がまとめた金利の一覧表では、自社のポイント経済圏を持たず、金利の高さだけを売りにする銀行が上位に並んだ。一方、auじぶん銀行、Matsui Bank、SBI新生銀行、楽天銀行のように、人気の証券口座や自社経済圏と結びついた銀行は、今回はそれほど金利を上げていないという印象を話者は述べている。

このチャンネルの表は、各行が公式ページで掲げる最高金利ではなく、多くの人が現実的に達成できる金利を採用している。貯金用口座としては、金利上位4行にみんなの銀行を加えた5行を取り上げる。

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第1位:あおぞら銀行BANK支店

あおぞら銀行BANK支店は、2026年7月1日以降、預金残高100万円以下の部分に年1.0%の金利がつく。100万円を超える部分も年0.65%に上がった。話者は、リスク許容度のある人は資金の大半を投資に回し、手元の現金は100万円あれば十分という人が多いと考えており、条件なしで100万円まで最高水準の金利を受けられる点を非常に強力だと評価している。

資金移動の面では、他行宛ての振込手数料は条件なしで月9回まで無料で、ゆうちょ銀行のATMは完全無料で使える。全国の郵便局にあるATMを使えるため、地方に住む人も安心して利用できるという。

注意点は2つある。1つ目は振込の使い勝手の悪さだ。振込はアプリではできず、SafariやChromeなどのブラウザでインターネットバンキングにログインして操作する必要がある。また、多くの銀行が対応しているモアタイムシステム(24時間365日、口座間の振込を即時に処理する仕組み)に対応していないため、振込の反映にタイムラグが出る。2つ目は、ゆうちょ銀行以外のATMでは手数料がかかることで、コンビニや駅構内のATMを使いたい人には使いにくいと話者は言う。

デビットカードは最大1%還元だが、15万円以上の利用で1%、それ未満では0.25%に落ちる。動画内では「月間15万円以上」と説明されたが、概要欄では月間ではなく半年間の条件だったと訂正されている。楽天銀行やd NEOBANKのデビットカードは難しい条件なしで1%以上の還元を受けられるので、あおぞら銀行のデビットカードを使う理由はあまりないと話者は述べる。

便利な機能として、生活防衛資金、子どもの教育資金、旅行費など目的別に積み立てられる口座を20個まで作れる。話者は高金利銀行とこの機能の相性がよいと見る。おすすめする相手は、100万円以下の預金で高金利を受けながら目的別に貯金したい人、ゆうちょ銀行のATMやゆうちょユーザーへの振込をよく使う人である。新規向けには、給与・年金の受け取りで2000円がもらえる常設キャンペーンがある。

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第2位:山陰合同銀行 DanDan Bank

DanDan Bankは、島根・鳥取を地盤とする山陰合同銀行のアプリ専用スマートフォン支店で、口座開設から日々の取引までスマホで完結する。日本国内に住む16歳以上なら全国どこからでも口座を開ける。

2026年7月1日の改定で、すぐにATM出金や振込に使える普通預金は年0.4%から0.5%に上がった。話者がこの銀行の最大の特徴とするのは、目的別に10個まで分けられる貯蓄預金で、無条件で年0.8%、残高に応じて最大1.1%まで上がる。残高300万円未満で0.8%、300万円以上で0.9%、500万円以上で1%、1000万円以上で1.1%だ。貯蓄預金はアプリでいつでも普通預金と振り替えられるので、ほぼ普通預金と同じ感覚で使える。

話者はここであおぞら銀行と比べている。あおぞら銀行は100万円以下なら1%だが、超えた部分は0.65%に下がる。DanDan Bankは残高が増えるほど金利が上がるので、100万円を大きく超える資金を預ける人にはDanDan Bankの方が魅力的だという。

手数料は、預金残高の合計に応じて振込が最大月10回、ATMが最大月15回まで無料になる。月末に10万円あるだけで、2カ月後の振込・ATM手数料がそれぞれ3回無料になる。給与受け取り、年金受け取り、住宅ローンの条件を満たすごとにステージが上がる仕組みもある。

注意点は2つある。使えるATMはセブン銀行のみで、ローソンやメガバンクのATMを使いたい人には不便だ。ただしセブン銀行ATMはファミリーマートへの導入も決まり国内最多になる見込みで、キャッシュカードなしで使えるスマホATMにも対応している。もう1つは、定額自動振込サービスには対応しているが、無料回数の対象外で必ず手数料がかかる点である。おすすめする相手は、日常的な使い勝手を確保しつつ無条件で高金利を受けたい人、100万円を超える資金を目的別に管理したい人だ。

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第3位:東京スター銀行

東京スター銀行は、2026年7月以降、給与または年金の受け取りで年0.8%になる。これに加えて、資産運用商品を300万円以上保有するか、NISA口座で投資信託を購入する条件を満たすと最大1.05%まで上がる。ただし話者は、東京スター銀行でNISAを含む投資サービスを使うメリットは少ないとして、基本は給与・年金受け取りで0.8%を狙い、余裕資金があれば300万円以上の資産運用商品で1.05%を狙うのもありだという立場だ。

インターネットバンキングを使い、取引明細の郵送をなしにすれば、他行宛て振込は月5回まで実質無料になる。ATMも月8回、コンビニやメガバンクのATMを実質無料で使える。

ただし無料の仕組みには注意点が2つある。振込やATMの利用ごとに110円の手数料がいったん引き落とされ、翌月第1営業日にキャッシュバックされる形であること。そして、ATM手数料のキャッシュバック上限が、その月の預金平均残高の10%までであることだ。話者の例では、ATMを8回使うと880円の手数料がかかり、全額戻ってくるには8800円の平均残高が必要になる。そのため約1万円は口座に入れておくよう勧めている。条件はやや複雑だが、給与や年金の振込先を自由に設定できる人に向いているという。口座開設と同時に給与振込があれば1500円がキャッシュバックされる。

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第4位:島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」

しまホ!は、2026年7月15日以降、年0.7%から0.8%に上がる。あおぞら銀行のような残高上限も、東京スター銀行のような給与・年金受け取りの条件もなく、口座を開けば誰でも0.8%を受けられる点を、話者は非常に大きなメリットとしている。

その代わり、資金移動の使い勝手は他行より劣る部分が多い。振込手数料は、2カ月前の月末に150万円以上の残高がなければ無料回数自体がもらえない。ATMを無料で使える時間帯も、基本的に平日の日中に限られる。

話者は、d NEOBANKやPayPay銀行と併用すればこの欠点を打ち消せると説明する。資金移動サービスのマネータップを使えば、手数料をかけずにd NEOBANKなどと相互に送金できる。スマホからPayPay残高にチャージし、それを銀行へ払い戻す方法でも手数料なしで資金を動かせるという。おすすめする相手は、無条件で最高水準の金利を受けたい人、利便性にこだわらない人、あるいは使い勝手の悪さを逆に生かして「触らないお金」を入れておきたい人だ。なお、最後の取引から2年以上放置すると年1320円の管理手数料がかかるが、残高1万円以上ならかからないので、1万円は入れておくよう話者は勧めている。

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番外:みんなの銀行

みんなの銀行は、ふくおかフィナンシャルグループが運営する国内初のデジタルバンクで、すべてアプリで完結する。話者は、ここまでの4行とは性格が違い、最大の特徴は銀行機能の月額課金サービスだと説明する。月額600円のプレミアムサービスに入ると、年0.9%の金利、ATM・振込手数料の月10回無料、デビットカード還元率の0.2%から1%への上昇が一度にそろう。他行では残高や給与受け取り、証券口座との連携といった条件を満たす必要があるが、みんなの銀行は600円を払えば条件や改定情報を気にせず使える点が、人によっては大きなメリットだという。

預金は2種類ある。ATMや振込、デビットカードの引き落としに使う普通預金は会員区分を問わず年0.5%。目的別に積み立てられる貯蓄預金は、プレミアム会員以外で年0.6%、2026年7月21日以降はプレミアム会員なら年0.9%になる。手数料の無料回数は、プレミアム会員以外は基本的に有料で25歳以下なら月3回、プレミアム会員は月10回、25歳以下なら月13回だ。

無料プランでも、メルカリ連携とことら送金を使えば意外と手数料なしで資金を動かせると話者は言う。2025年12月に始まったメルカリ連携では、アカウントを連携するだけでATM手数料が月1回無料になり、普通預金残高10万円以上かつアプリへのログインでさらに月2回、合計月3回まで無料になる。ことら送金は1回10万円以下の個人宛て送金を手数料無料で行える仕組みで、メガバンク、d NEOBANK、SBI新生銀行などとの間で相互に無料で送金できる。この2つがあれば、無料プランでも十分便利に使え、0.6%の比較的高い金利も受けられるという。

キャンペーンも多い。既存ユーザーの紹介コード入力で500円、1万円の入金で500円の合計1000円がもらえるほか、プレミアムサービスの6カ月無料体験、5周年記念として利用状況に応じた1500万円の山分け、6カ月間貯蓄預金の金利が年1.4%になるキャンペーンがあると紹介された。

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そもそも貯金用口座を使い分けるべきか

話者は、手間をかけてまで高金利の貯金用口座を使い分けるべきかについても述べている。使い分けが賢明だとするのは次のような人だ。

  • 給与が入った時点で自動的に貯金用口座へ振り分け、仕組みとして確実に貯めたい人
  • 複数口座の管理を苦にせず、生活費や生活防衛資金にも少しでも利息をつけたい人(口座の使い分けを趣味のように楽しめる人)
  • すでに投資をしていて、手元の現金にも余裕がある人
  • 高齢で、これ以上投資に資金を回しすぎるわけにいかない人

定額自動入金・振込の機能がある銀行を使えば、給与を受け取るメイン口座から指定日に自動で資金を振り分け、あおぞら銀行やDanDan Bankの中で目的別に積み立てることもでき、仕組みを作りやすいという。

それ以外の人は、無理に使い分けず、証券口座と自動入出金できるメイン口座1つに絞るのも十分ありだと話者は言う。メイン口座候補の銀行もメガバンクや地銀より金利は高く、手数料の無料回数やポイント還元も優れているからだ。さらに話者は、銀行預金の金利はどれだけ高くても1%程度でインフレに負けていること、利息には約20%の税金がかかることを挙げ、口座の使い分けに時間をかけるより、NISAやiDeCoといった非課税枠で投資によるインフレ対策をする方が優先度は高いと述べる。そのうえで、生活防衛資金や近く使う予定のお金は、証券口座と連携できるメイン口座に置いておけば、比較的高い金利を受けつつ、すぐ投資に回せる状態を保てるとしている。

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メイン口座は証券口座に合わせて選ぶ

メイン口座は、給与受け取り、クレジットカードの引き落とし、証券口座への入金、貯金用口座への振り分けなど、お金の流れの起点になる口座だ。話者は、NISAやiDeCoを開設しているメインの証券口座に合わせて選ぶことを勧める。各社が自社経済圏でユーザーを囲い込んでおり、証券口座と連携しているかどうかで、金利・手数料の無料回数・ポイントのすべての条件が大きく変わるからだという。

組み合わせは、SBI証券ならSBI新生銀行、楽天証券なら楽天銀行、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)ならauじぶん銀行、松井証券ならMatsui Bank、ドコモ経済圏のマネックス証券ならd NEOBANKである。以下、金利の高い順に紹介された。

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auじぶん銀行

auじぶん銀行は、2026年8月1日以降、基本金利が年0.31%から0.41%に上がる。ランク制度「じぶんプラス」でプレミアムステージに達すると0.34%上乗せされ、年0.75%になる。プレミアムステージではATM・振込手数料が月15回まで無料になり、毎月180ポイントももらえる。話者は、高金利・利便性・ポイント還元の三拍子がそろった「最強の銀行口座」と評している。

プレミアムステージの達成条件は、自動入金サービスによる入金、クレジットカード引き落としなどの口座振替、au PAYなどへの残高チャージ、三菱UFJ eスマート証券との連携または1円以上の円定期預金、普通預金残高・資産残高50万円以上、の5つだ。初回の設定は少し大変だが、それほど難しい条件ではないと話者は言う。また、総資産残高が1000万円以上あれば、5条件を満たさなくてもプレミアムステージになる。他行口座から指定額を引き落として入金する定額自動入金サービスや、スマホATMもある。

おすすめする相手は、初回設定の手間を惜しまず金利・利便性・還元のすべてで最強の銀行を探す人、三菱UFJ eスマート証券で投資している人、au・Ponta経済圏をメインに使う人だ。auじぶん銀行からau PAY残高へのチャージで5%還元のキャンペーンや、既存ユーザーも対象に口座振替や給与・年金受け取りの新規利用でキャッシュバックが受けられるキャンペーンもある。

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Matsui Bank

Matsui Bankは松井証券の口座を持つ人が開設できる銀行だ。2026年7月6日以降、基本金利が年0.41%から0.51%に上がり、松井証券の利用状況に応じて最大0.75%になる。毎月最終営業日の松井証券の残高が100万円以上ならゴールドランクで0.62%、1000万円以上ならプラチナランクで0.75%だ。ほかに、口座開設から3カ月間はプラチナランクが適用される新規特典と、給与受け取り口座に指定すればゴールドランクになる条件がある。

Matsui Bankはd NEOBANKの提携銀行であるため、d NEOBANKの特徴を引き継いでいる。他行宛て振込とATM利用がそれぞれ月5回まで無料、スマホATM対応、定額自動入金・振込・振替サービス、10個までの目的別口座、d NEOBANKの各口座間の送金が完全無料、といった点で、話者は利便性もトップクラスだと評価している。デビットカードは1%のポイント還元で、松井証券ポイントを3カ月に1度のdポイント交換10%増量キャンペーンで交換すれば実質1.1%になるという。

おすすめする相手は、松井証券で投資している人、高金利と利便性を両立したい人、d NEOBANKをメインバンクにしていて貯金用口座としても使いたい人である。

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SBI新生銀行

SBI新生銀行のメリットを最大限に受けるには、ランク制度「ステップアッププログラム」で最上位のダイヤモンドステージに上がる必要がある。ただ、SBI証券と連携するだけで自動的にダイヤモンドステージになり、28歳以下または60歳以上ならその連携すら不要だと話者は説明する。

ダイヤモンドステージの特典として、話者は5つを挙げた。1つ目は金利で、円普通預金が年0.45%、SBI証券との自動入出金ができるSBIハイパー預金は2026年7月10日以降年0.55%になる。2つ目は他行宛て振込手数料が月10回まで無料なこと。他行では月3〜5回程度が多いので、振込が多い人には安心だという。3つ目は、コンビニ各社、イオン銀行、駅構内のビューアルッテ、パッとサッとなど提携ATMが、シルバーステージ以上なら何度でも無料で使えることだ。4つ目はキャッシュプレゼントプログラムで、他行からの1回1万円以上の振込入金で1回20円(月最大100円)、口座振替で1回10円、外貨積立で1万円ごとに100円(月最大1000円)がもらえる。外貨積立以外の合計110円は比較的簡単に達成できるが、アプリで毎月のエントリーが必要だ。5つ目は為替手数料の安さで、米ドルの場合は片道6銭と低コストになっている。

一方、スマホATMに非対応など、便利な機能はまだ物足りないと話者は言う。ただし2026年7月26日以降、定額自動振込サービスや口座振替予定の通知などの機能が追加されており、話者はもう少しで他のネットバンクに追いつくと見ている。キャッシュカードにICチップがなく、セキュリティに課題がある点も認識しておくべきだという。おすすめする相手は、SBI証券と連携できる人、特にSBI証券で投資している人である。

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楽天銀行

楽天銀行について、話者は現実的に達成できる金利を年0.54%程度とみている。基本金利は2026年8月3日以降0.3%から0.4%に上がり、楽天証券との連携による優遇金利も0.38%から0.48%になる。さらに楽天銀行や楽天サービスの利用状況で最大0.74%まで上がるが、銀行機能の条件のうち自然に達成できるのは口座振替やデビットカード利用くらいだという。楽天モバイルでは、標準の最強プランで+0.02%、U-NEXTが付いたプランで+0.1%。楽天カードでは、ゴールドで+0.01%、プレミアムで+0.02%、ブラックで+0.06%となる。

手数料は、ランク制度「ハッピープログラム」でATMが最大月7回、振込が最大月3回まで無料になる。毎月25日時点の預金残高または取引に応じた5段階で、たとえば残高100万円以上ならVIPランクでATM5回・振込3回が無料だ。給与・年金の受取口座に設定しても振込が3回無料になり、使い切れなかった分は2回分まで翌月に繰り越して最大5回分を持てる。スマホATMや、定額の振込を自動化する「毎月おまかせ振込予約」もある。

還元面では、VIPランクならポイント倍率が3倍になり、クレジットカードの引き落とし、他行からの入金、他行への振込、ATM利用などで1件ごとに3ポイントがもらえる。毎月のエントリー制キャンペーンでは、他行からの入金1件につき10円、上限5件で150円(話者の説明ではこれと合わせて「合計165円分」)を自動的に得られるという。楽天銀行デビットカードは年会費無料で1%還元、ポイント付与の対象外が少ない点を話者は評価している。楽天カードでは公共料金や税金が0.2%、携帯電話料金や保険料が0.5%に落ちるが、デビットカードは1%のままで、チャージルートを使えばさらに還元率を高められるという。ただし楽天市場など楽天サービスでは楽天カードの方が還元率が高いので、楽天サービスでは楽天カード、それ以外ではデビットカードという使い分けを勧めている。

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d NEOBANK

d NEOBANKはドコモに買収されたため、2026年8月3日以降、運営会社が住信SBIネット銀行からドコモSMTBネット銀行に、サービスブランドが「ドコモの銀行」に変わる予定だと話者は説明する。8月20日にはdアカウントとの連携が始まり、ドコモ経済圏関連の特典が3つ追加されるという。

金利は2026年8月3日以降年0.4%、証券口座と連携したハイブリッド預金で0.41%と、ここまでの銀行と比べると非常に低い。その代わり、預金残高などに応じて手数料の無料回数やデビットカードの還元率が上がる。キャッシュカードを使わずアプリだけで利用するスマホATMは完全無料で、話者は他行にない大きなメリットだと強調している。

ランク制度「スマプロランク」は2026年5月以降5段階で、手数料の無料回数は最大月20回になる。月5回無料のシルバーは、円普通預金とハイブリッド預金の合計50万円以上、給与・年金受け取り、1件以上の口座振替のいずれかで達成できる。月10回無料のゴールドは、合計残高100万円以上、給与・年金受け取りと口座振替の両方、特定のカードの保有のいずれかが条件だ。月15回のVIPは合計500万円以上、月20回のプラチナVIPは合計1000万円以上と、ハードルは高い。目的別口座や定額自動入金・振込・振替サービスにも対応しており、メイン口座として使えばシルバーやゴールドは十分達成できるので、ドコモ経済圏を使っていなくても利便性はトップクラスだと話者は言う。

デビットカードは年会費無料の「ポイントプラス」と年会費1万1000円の「プラチナデビット」があり、どちらも基本還元率は1.25%。最上位ランクでポイントプラスは最大2%、プラチナデビットは最大2.5%になり、シルバーやゴールドでも1.5%以上を実現できる。プラチナデビットには、モバイル端末保険、対象レストランで2名以上なら1名分無料になる優待、自動付帯の海外旅行傷害保険、年3回分のプライオリティ・パスなどが付く。

ただし注意点が2つある。1つ目は、ランクに応じた上乗せ分が3カ月間有効の期間限定ポイントであること、月間の付与上限があること、鉄道・公共料金・税金などは0.3%に落ちることなど、気をつける点が多いことだ。2つ目は、金利の低さをデビットカードの還元で補うのは難しいことである。話者の試算では、500万円をd NEOBANKの普通預金(0.4%)とDanDan Bankの貯蓄預金(1%)に預けた場合の税引後利息の差は年約2万3906円で、これをデビットカードの還元アップだけで取り戻すには、ポイントプラスで年約478万円、プラチナデビットでも年約319万円使う必要がある。このほか、給与・年金受け取りで毎月100ポイント、口座振替で3ポイントがもらえる。

おすすめする相手は、毎月の資金移動を自動化して仕組みで管理したい人、スマホATMの完全無料に魅力を感じる人、マネックス証券を中心にドコモ経済圏をよく使う人、高還元のデビットカードをメイン決済にしたい人である。

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補足:三井住友銀行 Olive

最後に、メイン口座の候補として三井住友銀行のOliveが補足で紹介された。金利は年0.4%と低いが、他行宛て振込は無条件で月3回まで無料、定額自動入金・振込サービスは完全無料、毎月3万円以上の振込入金で200ポイントがもらえるなど、利便性とポイント還元は優秀だと話者は言う。Oliveカードは年間利用額に応じて買い物と投資の両方の還元率を上げられ、対象のコンビニ・飲食店で最大20%、USJのスマホタッチ決済で8%など、対象サービスが多い点で人気だという。

Oliveにも残高に応じた特典がある。資産運用サービスの申し込みをしたうえで、円預金500万円以上かつSBI証券の残高2500万円以上なら、クレジット決済の還元率が1%上がり、年会費3万3000円のOlive プラチナプリファードが無料になる。円預金500万円以上かつSBI証券4500万円以上なら還元率が2%上がり、年会費9万9000円のOlive インフィニットが無料になる。話者はこの年会費無料を「大きすぎる」と評価し、SBI証券で多額を投資している人にとってOliveはメイン口座として強力だと述べる。円預金の残高に応じて対象のコンビニ・飲食店での還元率が最大3%上がる特典もある。

話者はさらに、上級者の中には残高ランクの判定タイミングだけ資金を移し、判定が終わったら戻すという使い方をしている人もいると紹介した。d NEOBANKのスマプロランクは月末が判定日で、Oliveにも毎月の判定日があるので、そのときだけ資金を動かせば条件を満たせるという。動画はこの紹介で本編を終え、他の動画ではPayPay銀行、イオン銀行、ソニー銀行、JRE BANKなどサブ口座向けの銀行も解説していると案内している。