楽天経済圏は「サブ」で使うべきだという結論:元楽天社員が12のサービスを優先順位づけする

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概要

楽天経済圏をメインにすべきか。この動画の話者は、メインにはしないほうがよいと答える。話者は元楽天社員で、楽天をきっかけにポイント活用に目覚めたという。現在も楽天プレミアムカードを保有して楽天ブラックカードの決済修行中で、楽天グループ株の株主優待による楽天モバイル回線も使っている。その立場から、メインの経済圏は別に置き、楽天市場で高還元が狙えるタイミングだけ楽天サービスを使う「サブ運用」を提案している。

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メインに向かない理由と、それでも使う理由

話者の評価では、楽天経済圏はどのサービスも70点以上を取れる優秀なサービス群だという。ただし、ポイント経済圏の中心となるサービスでは他社に負けている場面が多い。クレカ積立や銀行・証券などの金融サービスの還元ではSBI・Vポイント経済圏に、ネットショッピングの利便性ではAmazonに、スマホ回線の通信品質ではauやソフトバンクに及ばない。そのためメインで使うのはそこまで勧められないとしている。

一方で、圧倒的に強い点もあると話者は言う。楽天市場はSPU(スーパーポイントアッププログラム)とお買い物マラソンを組み合わせれば、簡単に15%以上の還元になる。楽天モバイルは自社回線でありながら、データ・音声通話無制限のプランが月3,278円と安い。さらに、どのサービスもアプリが使いやすい。こうした強みだけを部分的に活用するのが、話者の考える最適な使い方である。

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中心は楽天市場・楽天モバイル・楽天カードの3つ

話者が中心に据えるのは3つのサービスだ。祖業の楽天市場、シェア拡大のためにポイントを配っている楽天モバイル、ポイント還元の土台となる決済手段の楽天カードである。これらと併用して得になる付随サービスを加えた形を、個人的に勧めている。

楽天市場のSPUは、楽天サービスを使うほど楽天市場での還元率が上がる仕組みだ。サブ運用では、日用品などを大量にまとめ買いしたい月だけ条件を達成するイメージになる。話者は条件をランク分けしている。必ず押さえるべき「Sランク」は、楽天モバイル(+4%)、楽天カード(+2%)、楽天銀行での楽天カード引き落とし(+0.3%)の3つだ。楽天会員なら常時1%の還元があるため、Sランクを満たせば最低でも7.3%の還元で買い物ができる。

できれば達成したい「Aランク」は、楽天証券、楽天銀行での給与・賞与・年金の受け取り(+0.2%)、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天ビューティである。サービス自体は優秀だが、毎月達成できるとは限らないものだ。それ以外の条件は、まとめ買いのときにちょうど達成できそうなら、という程度で構わないという。この優先度は話者の主観も含むと断っている。

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モバイルとカードが生む好循環

楽天モバイルは、データ無制限で専用アプリの通話も完全無料になり、月3,278円である。話者はこれを他社のスマホ料金と比べても破格だと評価する。110円引きの家族割は条件が緩い。親戚同士やパートナー、事実婚でも対象になり、同一名義でもカウントされる。契約者は楽天市場で+4%になるほか、エントリーが必要なものもあるが、楽天トラベル+1%、楽天ビューティ+1%、セール時の楽天ブックス+1%など、他の楽天サービスでも優遇を受けられる。対象店舗で楽天ポイントカードを提示すると10%還元になるキャンペーンもある。

楽天カードは、カードのランクに応じて楽天サービスでの優遇が変わる。楽天市場では、楽天会員の1%にSPUのカード条件+2%が加わり、常時3%になる。ゴールドカード以上なら誕生月に+1%、プレミアムカード以上なら毎週火曜・木曜に+1%が上乗せされる。楽天カード払いなら「5と0のつく日」にも+1%がつく。そのため年会費無料の一般カードでも合計4%になる。楽天ふるさと納税では楽天市場側の1%は対象外だが、カード決済側の還元は対象になる。このため、一般カードでも合計3%で寄付ができる。

逆方向の優遇もある。楽天トラベルではエントリーとカードの事前決済で、一般カード2.5%、ゴールド3%、プレミアム以上3.5%の還元になる。楽天ぐるなびではプレミアムカードで3%、ブラックカードで5%になる。話者は、モバイルとカードで還元が上がるサービスを選んで使うと楽天市場の還元も上がり、楽天市場を使うほどモバイルとカードを持つ価値も上がる、という好循環を描いている。こうして中心の3つに、楽天証券、楽天銀行、楽天ブックス、楽天トラベル、楽天ビューティ、楽天ぐるなびの6つ、さらに楽天ポイントカード、楽天ペイ、楽天Edyを加えた12サービスを順に解説している。

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楽天市場:SPU・ビッグセール・定期キャンペーンを掛け合わせる

楽天市場で重要なのは、SPU、ビッグセール、定期キャンペーンの3つを掛け合わせることだと話者は言う。

ビッグセールの中心はお買い物マラソンだ。複数のショップで税込1,000円以上の買い物をすると、購入したショップ数に応じて還元率が上がる。最大10ショップで+9%になり、楽天ブックスも使えば最大+10%になる。3カ月に1度のスーパーセールでは、多くの商品が10%以上オフになり、半額以下の目玉商品やショップ独自のセールも多い。ただしマラソンは複数商品の大量購入が前提なので、達成が難しい人もいる。そうした場合は利用金額の合計で還元が上がる「超ポイントバック祭」のほうが向いているという。年始には必ず開催されるが、それ以外の頻度は少ない。

マラソンと重ねたい定期キャンペーンは3つある。毎月5・10・15・20・25・30日の「5と0のつく日」(楽天カード払いで+1%)、楽天イーグルスとヴィッセル神戸が勝った翌日の「勝ったら倍」(1チーム勝利で+1%、2チームで+2%)、送料無料ラインの3,980円以上で購入する「39ショップで2倍」(+1%)である。多くのショップが39ショップに対応しているので、まとめ買いなら自然と達成しやすい。さらにモッピーなどのポイントサイト経由で買えば、ポイントサイト側で+1%がつく。

話者の計算例では、SPUのSランク7.3%に、マラソン6ショップ購入の+5%、5と0のつく日の+1%、39ショップの+1%、ポイントサイトの+1%を足して合計15.3%になる。マラソンを10ショップまで達成したり、勝ったら倍が重なったりすれば20%近くになるという。仕組みは複雑に見えるが意外とすぐ慣れるとし、これほど簡単に15%以上の還元で買い物できるサイトは他にないと話者は述べる。

話者が特に勧める買い物は、AppleギフトカードやGoogle Playギフトカードだ。マラソンの1ショップとしてカウントされ、39ショップの対象にもなる。残高は月額課金サービスに使いやすく、Appleギフトカードなら製品購入にも使える。コンビニでのチャージやクレジットカードのキャンペーンなど他の入手ルートもあるが、楽天市場で買うのが最も還元率が高いという。

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楽天市場の3つの注意点と、使わない月の買い物先

話者は楽天市場の注意点を3つ挙げる。

1つ目は、各条件にポイント付与の上限があることだ。楽天モバイルの+4%は月2,000ポイントまでなので、対象は買い物5万円分までになる。お買い物マラソンの上限は7,000ポイントで、10ショップ買い回りの場合は約7万7,777円が購入上限になる。これを超えた分は還元率が下がる。話者は、7,000ポイントをマラソンで上がる還元率で割って、購入上限額を事前にシミュレーションしておくよう勧める。目安としては月5万〜8万円の範囲に収めるのがよいという。5と0のつく日と勝ったら倍は1,000ポイント、39ショップで2倍は3,000ポイントが上限である。

2つ目は、上乗せ分が期間限定ポイントで付与されることだ。SPUやマラソンの追加分は、付与から1カ月半ほどで失効する。期間限定ポイントは楽天証券での投資にも、楽天カードの利用代金への充当にも使えない。楽天ペイのポイント払いなら1%還元を受けられ、楽天モバイルの月額料金や楽天ビューティの代金にも使える。ただ、大量に消化するのは難しいと話者は言う。楽天市場・ブックス・トラベルにも使えるが、これらは楽天カード払いで高還元になる条件が多い。そのため期間限定ポイントで払うのは少しもったいない、というのが話者の見方だ。

3つ目は、ポイント還元を前提に商品価格が高めに設定されていることだ。ポイント込みならAmazonより安くできるが、ポイントを「おまけ」と感じて無駄遣いしやすい。そのため、本当にポイント分得をしているかは本人次第になる。こうした理由から、毎月SPUやマラソンの条件をクリアし続けるのは大変で、条件が揃う月だけサブで使うくらいがちょうどよいと話者は考えている。

条件が揃わない月の買い物先として、話者はAmazonとYahoo!ショッピングを比較している。Amazonは直営販売が多く、価格自体が安いことが多い。翌日無料配送など利便性も高く、楽天ほどではないが毎月ポイントアップキャンペーンもある。ただし、得に使うにはAmazonプライム(話者の説明では月600円または年5,900円)への加入が前提になる。Yahoo!ショッピングは楽天と同じモール型で、商品は比較的高く、ポイント込みで安くなる構造も同じだ。一方で還元を上げる条件は非常に簡単で、所定の条件を満たしてPayPayで払えば常時5%、キャンペーンと組み合わせれば10%以上になる。ただし付与されるのはYahoo!系サービスでしか使えない限定ポイントで、楽天の期間限定ポイントより汎用性はかなり低い。話者は、これらに加えて街のスーパーやドラッグストアのほうが安いことも多いので、無理に楽天市場に寄せる必要はないとしている。

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楽天モバイル:サブ回線でもメイン回線でも

楽天モバイルの料金は使ったデータ量で決まる従量制で、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上は無制限で3,278円である。話者のメイン回線はau回線のUQモバイルだ。それでも、楽天市場・トラベル・ビューティでの還元アップで十分元が取れるとして、楽天モバイルもサブ回線として契約し、家族割適用で毎月968円を払っている。月額料金は期間限定ポイントでも払える。そこで特典で得たポイントの一部を自動的に料金に充当し、体感的には実質0円で使っているという。

メイン回線としても優秀だと話者は評価する。格安SIMと違って自社回線なので、昼休みや夕方に速度が落ちない。無制限で3,278円、家族割で3,168円という料金は、他キャリアの無制限プランと比べて圧倒的に安い。一方で、au回線やソフトバンク回線と比べると、つながりやすさや音声通話の品質には課題がある。話者が住む東京のエリアでは不便を感じなかったが、結局は使う場所次第なので、一度試してみることを勧めている。話者の紹介では、他社からの乗り換え(再契約を含む)で14,000ポイント、新規契約で11,000ポイントのキャンペーンがある。合わなければ、そのときにまたキャンペーンが得なSIMへ移ればよいという。話者自身は、UQモバイルが最近値下げされたことと、au PAYカードからau PAYへのオートチャージにポイント還元がつく特典に魅力を感じ、メイン回線をUQモバイルに乗り換えた。

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楽天カードの落とし穴と、楽天銀行デビットカード

楽天カードの基本還元率は1%で、楽天サービスの決済手段としては非常に優秀だ。しかし話者は、1%還元にならない支払先が思っている以上に多いカードだと注意を促す。電気・ガス・水道などの公共料金、税金、国民年金保険料、NHKは0.2%になる。各種保険料、携帯電話料金、楽天Edyへのチャージは0.5%に下がる。ほとんどのプリペイド決済へのチャージは還元自体がない。SuicaやPASMOなどの交通系IC、WAON、nanaco、FamiPay、au PAY、ANA Pay、JAL Payといった主なものは全て対象外で、楽天ペイ残高(旧楽天キャッシュ)へのチャージも対象外だ。

ポイントの計算方法にも取りこぼしがある。楽天カードは1回の決済ごとに税込100円につき1ポイントを付与する。そのため399円の決済なら端数の99円分が切り捨てられ、3ポイントになる。月間利用額に対して計算するカードと比べ、少額決済が多い人ほど不利になる。

こうした場面で話者が勧めるのが楽天銀行のデビットカードだ。年会費無料で1%還元のカードで、月間利用額に対してポイントを計算するため取りこぼしが少ない。楽天カードで還元率が落ちる固定費やチャージでも1%を維持できる。この特性を使えば、ANA PayやJAL Payのチャージルートを経由してさらに還元率を上げることもできるという。

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2026年9月に強化された「みずほ楽天カード」

話者が特に推すのが、2026年9月に大きく強化されたみずほ楽天カードである。一般ステータスの楽天カードだが、楽天ポイントの通常分と同額のみずほポイントが同時にもらえるようになった。そのため年会費無料でありながら「最強カードの一角」になったと話者は評価する。基本還元率は1%から2%、楽天市場は3%から4%、楽天トラベルは2.5%から3.5%に上がる。還元が下がる支払先でも同額のみずほポイントがつく。楽天証券でのクレカ積立は0.5%から1%、各種保険料・通信費・Edyチャージも0.5%から1%、公共料金・税金・国民年金・NHKは0.2%から0.4%と、通常の楽天カードの2倍の還元率になる。みずほポイントは楽天ポイントやPayPayポイントなどの共通ポイント、Amazonギフトカードなどに1ポイント1円相当で交換できるので、使い道には困らない。クレカ積立の1%は年会費2,200円のゴールドカード(0.75%)を上回るため、積立目的でゴールドカードを作る必要もなくなったという。

デメリットもある。1つ目は、引き落とし口座がみずほ銀行に限られることだ。ただし、月1回以上使えば、みずほ銀行の他行宛振込手数料とコンビニATM手数料が各3回まで無料になり、月10ポイントももらえる。そのため使い勝手は意外と悪くないという。2つ目は、みずほポイントから交換した楽天ポイントが期間限定ポイントになることだ。3つ目は、プリペイドへのチャージが還元対象外である点と、1回ごとの切り捨て計算が通常の楽天カードと同じ点である。基本還元率は上がったが、先ほどの注意点はそのまま残る。

すでに楽天カードを2枚持っている場合は申し込めない。そのため話者は1枚を解約し、解約ページの記載どおり解約2日後以降に申し込もうとしている。同じメガバンクでは、三井住友銀行のOliveや三菱UFJも最近強化を発表した。しかし話者によれば、それらは年間700万円以上の利用や資産3,000万円以上といった富裕層向けの優遇が中心だった。一方でみずほは幅広い層を取りに行った印象で、今から楽天カードを作るならみずほ楽天カード一択だと話者は述べる。入会特典も手厚く、みずほ銀行の新規開設と預金、カード入会、給与受取、紹介コードを合わせれば、合計約5万円分になると紹介している。

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楽天証券:クレカ積立だけでは出遅れているが、楽天キャッシュ積立が強み

楽天証券のSPU条件(+0.5%)を満たすには、楽天銀行との自動入出金(マネーブリッジ)を設定し、月3万円以上を投資する必要がある。投資に楽天ポイントを1ポイント以上使うことも条件なので、積立設定では必ず1ポイント以上を使うよう設定しておくべきだという。

楽天カードのクレカ積立は月10万円までで、還元率は一般0.5%、ゴールド0.75%、プレミアム1%、ブラック2%だ。みずほ楽天カードならみずほポイント込みで1%になり、プレミアムと同等の還元を年会費無料で得られる。ただし、クレカ積立の最高還元率だけを比べると、SBI証券と三井住友カードの最大6%、三菱UFJの最大7%、マネックス証券とdカードの最大3.1%に対し、楽天は出遅れていると話者は認める。

それでも楽天証券には、楽天ペイ残高(旧楽天キャッシュ)での積立が月5万円まで0.5%還元になる仕組みがある。以前は楽天ギフトカードや楽天Edyを経由して、楽天キャッシュに高還元でチャージできた。しかし、ギフトカードの購入に3%の手数料がかかるようになり、Edyから楽天キャッシュへの交換も月1万円までに制限された。そのため、チャージ時に還元を上乗せする「裏技」は実質終了したという。それでもクレカと合わせて月15万円分の投資にポイント還元を受けられる点は、楽天経済圏とドコモ経済圏にしかない強みだと話者は言う。楽天・プラスシリーズの投資信託の保有残高に応じてポイントがつくプログラムもある。ただ、楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンドなら年率0.028%で、10万円保有しても年28ポイント程度にとどまる。そのため話者は「おまけ」程度に考えるよう述べている。

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楽天銀行:メイン口座は条件次第、口座開設はしておく価値あり

楽天証券をメインにしている人は、マネーブリッジで自動入出金ができるので、楽天銀行をメイン口座にすると便利だと話者は言う。マネーブリッジを設定すると普通預金金利は年0.48%になり、利用状況に応じて最大0.74%まで上がる。ただ条件が多いため、話者は口座振替、デビットカード利用、楽天モバイル契約あたりを自然に満たせる範囲と見て、現実的な金利を年0.54%としている。

手数料面では、ランク制度「ハッピープログラム」でATM手数料は最大7回、振込手数料は最大3回まで無料になる。ランクは毎月25日最終時点の預金残高または取引件数で決まり、5段階ある。たとえば残高100万円以上のVIPランクなら、ATM5回・振込3回が無料だ。ただし、SBI新生銀行やドコモ経済圏のドコモの銀行と比べて無料回数が多いわけではない。そのため、メイン口座にするのは楽天証券をメインにしている人だけでよいと話者は言う。

一方、銀行機能の利用に応じた還元は他行より優れているので、あまり使わなくても口座は開設しておくよう勧めている。毎月エントリー制の「ハッピープログラム」関連キャンペーンでは他口座からの入金件数に応じてキャッシュバックがあり、条件を満たせばポイント分と合わせて毎月165円分を自動的に受け取れるという。楽天カードの引き落とし口座に設定すれば楽天市場で+0.3%、給与・賞与・年金の受取口座にすればさらに+0.2%になる。前述のデビットカードも含め、楽天証券・楽天銀行をメインで使う人は、仕組みを理解すれば毎月自動的に還元を受けられることが多い。ただし、これからNISA口座を作るなどメインの証券・銀行口座を選ぶなら、改善が進んでいるSBI証券とSBI新生銀行を勧めると話者は述べている。

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楽天トラベル:国内ホテル予約では「頭ひとつ抜けている」

楽天トラベル・ブックス・ビューティ・ぐるなびは、楽天市場を使う月に合わせてSPUを達成するイメージで使えばよいとされる。

楽天トラベルのSPU条件は、5,000円以上を予約し、翌々月末までに利用することだ。満たせば予約した月の楽天市場の還元率が+1%になる。予約月が対象になるため、まとめ買いの月に旅行を予約すれば無駄がない。話者は楽天トラベルを国内ホテル予約サイトとして最強だと考えており、理由を3つ挙げる。

1つ目は料金自体が最安であることが多い点で、同じプランでも他の予約サイトより楽天が安いケースが多いという。ただし、アパホテルやドーミーインのように直営サイトで最安保証をしている場合は別だ。2つ目は割引クーポンの多さである。スーパーセールでは30%以上の割引クーポンが出るほか、会員ランクに応じたクーポンが常時あり、泊まるほど割引率が上がるボーナスプログラムで最大4%割引にもなる。セールと会員ランクのクーポンは併用できるものも多いため、旅行が決まったらまず楽天トラベルでクーポンを確認するよう勧めている。3つ目は還元率の高さで、プレミアムカードと楽天モバイルの組み合わせなら4.5%になる。

SBI・Vポイント経済圏の「Vトリップ」も始まっている。しかし話者が比較したところ、還元率は高くても宿泊料金自体が圧倒的に高く、使えなかったという。地図からホテルを検索できないなど検索機能には改善してほしい点もあるが、料金・割引・還元の3つが揃っている点で、楽天トラベルは頭ひとつ抜けていると話者は評価する。

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楽天ブックス・楽天ビューティ・楽天ぐるなび

楽天ブックスは、当月1回3,000円以上の注文で楽天市場の還元率が+0.5%になる。お買い物マラソンの1ショップとしてもカウントされるので、まとめ買いの月に本も買えば、SPUと買い回りの両方で還元が上がる。毎月のセール期間はエントリーと5,000円以上の購入で2%、楽天モバイル契約者はさらに+1%になる。話者は、紙の本を買いすぎると部屋が圧迫されるため、普段は電子書籍(Kindle)で読み、良かったものだけを紙でも買うという。以前は電子書籍を両方で買っていたが、どこで何を買ったか分からなくなって結局読まない状態になった。そのため話者はどちらかに寄せることを勧めている。楽天Koboに寄せる人は、Koboでの1回3,000円以上の注文もSPU条件に入っているので達成しやすい。

楽天ビューティは、3,000円以上のネット予約と施術完了で、予約月の楽天市場が+0.5%になる。サービス自体の還元はアプリ予約で2%、楽天モバイル契約者は+1%で3%、5と0のつく日に予約すればさらに4%が加わって7%になる。期間限定ポイントも支払いに使え、キャンペーンにより楽天ポイント払いはさらに+1%になるという。ホットペッパービューティーと比べると対応店舗は少ない。それでも、話者のように美容室に特にこだわりがない人なら、楽天市場を使う月や期間限定ポイントを消化したいときに予約するのはありだとしている。

楽天ぐるなびはSPU対象外だが、プレミアムカードで3%、ブラックカードで5%の還元になる。通常は使い続けないと上位ランクになれないが、プレミアムカード以上なら持っているだけで上位扱いになるため、飲み会の幹事をよく引き受ける人に向くという。話者自身は、レビューの信用度や百名店などの店の探しやすさでは食べログがまだ上だと考え、食べログの有料会員になっているほどの「食べログ推し」だ。ただ、ブラックカードの決済修行中でもあるため、今後は楽天ぐるなびも使っていくつもりだという。

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街の支払い:楽天ポイントカード、楽天ペイ、楽天Edyの使い分け

楽天ポイントカードは、導入店舗でバーコードを提示するだけで、店舗により0.5%か1%のポイントがもらえる。楽天ペイや楽天カードなら提示と決済を同時にでき、簡単にポイントの二重取りができる。最近は提示を条件としたキャンペーンやクーポンも得になっている。楽天モバイル契約者向けの10%還元キャンペーンのほか、ファミリーマートで提示して月3,000円以上使えばSPUも+0.5%になる。注意点として、ポイントカード提示時にポイント払いをすると、払った分にはポイントがつかない。店頭でポイントを使うなら、1%還元になる楽天ペイのポイント払いを話者は勧める。

楽天ペイの支払い方法は、楽天ペイ残高(旧楽天キャッシュ)へのチャージ払い、ポイント払い、楽天銀行口座払い、楽天カード払いの4種類だ。最も還元率が高いのはチャージ払いで、判定期間の1カ月にアプリ内のポイントカードを2回以上提示すれば1.5%になる。提示できなくても1%で、他の支払い方法と同じだ。注意点は、還元対象外の店舗が多いことである。話者はユニクロ、GU、オーケー、イトーヨーカドー、セリア、ダイソー、マクドナルド、くら寿司、スシロー、郵便局などを例に挙げる。こうした店では楽天ペイの支払い元を楽天カードにすれば、クレジット払いと同じ扱いで1%の還元を受けられる。みずほ楽天カードならここでも楽天ポイント1%とみずほポイント1%で合計2%になり、チャージ払いより高還元になる。

楽天Edyは、楽天ペイ残高と並ぶもう1つの電子マネーだ。支払い時の還元率は0.5%と低い。ただし、他社のプリペイドカードを含め多くのカードからチャージできる点が特徴だ。ANA Payを経由したチャージルートを使えば、チャージ段階で還元が上乗せされ、チャージ元のカード次第で合計2.5%以上にできるという。電子マネー対応店舗のほか、Amazonなど一部ネットショップでも使える。月1万円までは楽天ペイ残高へ交換でき、そこから最大1.5%で支払ったり、請求書払いで納税したり、楽天キャッシュでの投資に回したりもできる。そのためチャージルートを活用できる人にとっては、全決済手段の中でも最強の1つだと話者は評価する。個人的な利点として、楽天ペイと違ってマネーフォワードに連携でき、家計簿に明細を手入力しなくて済む点も挙げている。

結論:楽天市場のまとめ買い月に合わせて使う

話者の結論は、楽天経済圏はメインにせず、楽天市場でまとめ買いをするときだけ利用するサブ運用が最適だというものだ。楽天モバイルと楽天カードで還元が上がるサービスを選んで使えば、SPUで楽天市場の還元率も上がる。お買い物マラソンなど複数のキャンペーンを重ねれば、簡単に15%以上の還元で買い物ができる。楽天サービス以外の支払いでは、常時2%還元のみずほ楽天カード、チャージルート活用で合計2.5%以上になる楽天Edy、常時1%でポイント対象外の店がほぼない楽天銀行デビットカードを使い分ける。そうすれば、街の支払いから楽天サービスまで効率的にポイントを貯められると話者は締めくくっている。旅行・本・美容院の予定がある月は、楽天市場のまとめ買いの月に合わせて使うと無駄がない、というのが話者の具体的な運用イメージである。