寺地拳四朗、WBO王座の初防衛戦を前に統一戦への意欲と坪井智也の敗戦を語る

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概要

『U-NEXT BOXING.7』の記者会見後の囲み取材で、WBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗は、ハシエル・アマドルとの初防衛戦について記者の質問に答えた。話題は統一戦への意識、王座防衛の難しさ、年齢と今後の伸びしろ、そして統一戦の相手として名前が挙がっていた坪井智也の敗戦にまで及んだ。

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まず勝つことが先、その先に統一戦

今回の試合を統一戦へのステップと意識しているかと聞かれると、寺地はまずしっかり勝つことが一番だと答えた。勝てば統一戦ができればいいと考えているが、タイミングもあるので実現するかどうかは分からないという。それでも「やりたいとは思ってます」と意欲を示した。

会見に着てきたスーツはWBOのカラーで作ったもので、この日のために用意したと明かした。

次の展開を意識させるマッチメイクについては、意識には入ってくるものの、そこまで先のことは考えていなかったと話す。そのうえで、持っていないベルトが欲しいという気持ちが強く、IBFが一番モチベーションが上がると述べた。IBFを取れば、自身としては4つのベルトがそろうことになるという。

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激闘の後の「燃え尽き」はあったのか

記者は、ユーリ阿久井政悟が先ほど、2人の試合の後に寺地が燃え尽き症候群のような状態だったのではないかと話していたことを伝えた。寺地は、自分ではそう考えたことはあまりなかったが、言われて確かにと思ったと答えた。あの試合は疲れたといい、その後の試合への影響も「ゼロではないかも」と認めた。実際にその後の試合では負けている。

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自分に勝った相手の敗戦と、防衛の難しさ

すでに階級が変わっている選手の敗戦について見たかと聞かれると(字幕では名前がはっきり聞き取れない)、試合自体は見ておらず、Xで流れてきた映像で倒されている場面を見て負けたことを知った程度だという。

それでもショックだったと話す。防衛をしないまま終わってしまったからだ。強い時期に自分に勝ってくれたのなら負けても仕方ないと思われるだろうが、あっさり負けてしまったのは残念だという。そのうえで、ベルトが2つかかった試合はその分モチベーションも上がるだろうから、防衛はやはり難しいのだろうと感じたと述べた。

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初防衛の感覚はなく、内容とノーダメージを重視

今回の試合を自分への戒めと捉えているかと問われると、寺地は今回が初防衛戦だと認めつつ、初防衛という感覚はあまりなくなってきていると話した。ずっと世界戦を戦ってきたので、どの試合も同じ感覚になっており、防衛戦だからという意識はそれほどしていないという。

統一戦に向けて内容も見せたいかという問いには、内容は大事だと考えている一方で、ダメージはなるべく受けたくないと答えた。そのために、今は足をしっかり動かし切ることに取り組んでいる。前戦で見せた戦い方や、ライトフライ級時代のようなボクシングを完成させたいのかという質問には、今はそちらを目指していると答えた。

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年齢と、伸ばしたいのは「脳」の部分

年齢への対策を聞かれると、肌のケアについての冗談を交えつつ、体については特に何もしていないと話した。それなりに大きく衰えているわけでもなく、自分では衰えた感じはないという。

キャリアの終盤に向けて、現状を維持するのか、さらに進化していくのかという質問に対しては、体の面では階級を上げたので体を大きくすることはまだできると考えている。ただ、それ以上に伸びしろを感じているのは脳の回転の速さや集中力の方だという。自分で考えながらボクシングをするなかで、脳の部分の成長によってまだ強くなれるとし、そちらを伸ばしたいと述べた。体は維持でいいという考えだ。

具体的な方法としては、練習中に考えることを意識し、集中力が途切れないようにすること、スパーリング中も必死に考えながら戦うことを挙げた。

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坪井智也の敗戦について

統一戦の相手として対戦を希望されていた坪井智也が負けたことについて問われると、寺地は「負けちゃうんか」とショックだったと答えた。そのうえで、ボクシングはそれだけ奥が深く難しいスポーツだと改めて感じたという。自身も2度負けた経験があり、メンタルも関係してくるので、万全の状態で試合に臨むことの難しさを感じると話した。坪井については、ここからまた上がってくるのではないかと述べ、取材を締めくくった。