増田陸、堤聖也との再戦は「リマッチ」 王座剥奪の前王者がベルトを持ち出したことに「あんなことしなくていい」

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概要

『U-NEXT BOXING.7』の記者会見後、WBA世界バンタム級王者として初防衛戦に臨む増田陸が囲み取材に応じた。相手は、かつて10ラウンドの判定で敗れた堤聖也である。増田はこの試合を「リベンジ」ではなく「リマッチ」と位置づけ、早期決着への意欲を口にした。会見で堤が見せたベルトの演出や、他団体の再戦をどう見たかについても語った。

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「時が満ちた」初防衛戦での再戦

取材の冒頭で「いよいよ」と水を向けられると、増田は「時が満ちたっていう感じ」と答えた。自身の世界タイトル初防衛戦で堤と再戦できることを「非常に感慨深い」と述べ、この試合を「本当の登竜門」と表現した。この試合をクリアすれば自分はもっと強くなれる気がしており、それが楽しみだという。

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「負けを認めていない」から、10ラウンドの続き

リベンジと防衛のどちらの気持ちが強いかと問われると、増田はリベンジという意識はあまりないと答えた。「リマッチ」という言葉の方が自分の中ではしっくり来るという。前回は10ラウンド判定で敗れたが、気持ちのうえでは負けを認めておらず、「気持ちで負けなかった試合」だった。だから今回は「10ラウンドの続き」ができると考えている。

前回からの成長については、気持ちの面でもボクシングの面でも進化した姿を見せたいと話した。

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「3ラウンド以内」という結果のイメージ

どんな結果をイメージしているかと聞かれると、増田はいろいろな想定があると前置きした。そのうえで、「3」という数字が好きなようなので「3ラウンド以内」での決着を挙げた。取材陣とのやり取りでは「3回目」にちなむ話も出ている。ただし、誰が「3」を好んでいるのかは字幕からははっきりしない。

会見での発言が思い切ったものに聞こえ、王者として意識的に気持ちを切り替えているのかと問われると、増田は「わかんない」と答えた。自然体で臨んだつもりで、それが形になっただけだという。

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堤を「くたびれている」と評した理由

増田は会見で堤の印象を「くたびれている」と表現したようで、取材ではその真意を問われた。増田によれば、これは雰囲気の話である。ぱっと見て率直に感じた印象で、堤が着ていたジャケットが古着のように見えたことも含め、くたびれた感じがあったという。

記者はさらに、年齢による衰えやダメージの蓄積を指すのか、試合ができずに精神的に疲れているように見えたのかと尋ねた。増田はどちらの要素もあるだろうとしたうえで、それらをまとめて表すには「くたびれている」が自分として一番適切な表現だったと説明した。

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ベルトを取り出した前王者へ

会見で堤はかばんからベルトを取り出した。増田は、かばんにベルトが入っていることにはまったく気づいていなかったという。取り出したのを見たときは「そんなことしなくてもいいのに」と思ったが、盛り上がるならやってもいい、という受け止めだったと話した。

この試合は自分にとって防衛戦というより、まさに登竜門だという。防衛戦という意味でも再戦という意味でも、アグレッシブにいきたいと語った。

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他の再戦をどう見たか

先を目指す話の流れで、記者は拓真の試合について尋ねた。これも再戦である。増田は難しい試合だったと振り返った。立場が入れ替わり、王者と挑戦者決定戦という状況の違いもあった。そうした変化を含めて、採点に与える影響にはやはり若干の変化があると感じたという。

自分のリマッチの参考になったかと問われると、参考というより「そうなるんだろうな」と思っている、と答えた。それでも自分がやるべきことは変わらないので、冷静に遂行するだけだという。

天心側から見て判定をどう思うかとも問われた。増田は「難しいですよね」と答え、天心サイドの席から見ていたことに触れた。どの席で見るかで印象はかなり変わり、後から映像で見て気づく部分もあると述べた。

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統一戦への言及は「勝ってから」

堤戦を乗り越えれば統一への道が見えてくる。他団体王者への意識を問われた増田は、「それは試合に勝ってから発言したい」と述べ、言及を控えた。