新農水相に武部新氏、高市首相「全部頭に入っているはず」 コメ価格下落と米国産生じゃがいもへの考えを語る

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概要

農林水産大臣が辞任したことを受け、後任に自民党の武部新衆議院議員が起用された。高市首相は武部氏を「即戦力」と位置づけ、農政について「全部頭に入っているはず」と声をかけたという。この報道では、首相官邸での面会後に武部氏が語った抱負、前任大臣の発言への見解、コメ価格の下落や米国産生じゃがいもの輸入解禁といった当面の課題への考えが伝えられた。

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官邸での「呼び込み」と首相からの言葉

報道陣が待ち構える首相官邸に武部氏が姿を見せた。いわゆる閣僚の「呼び込み」である。武部氏は首相と20分ほど面会した後に取材に応じ、「高市総理から農林水産大臣にというお話をいただきました」と説明した。

首相から激励の言葉があったかと問われると、武部氏は「全部頭に入ってるはずだからしっかりやってください」と言われたと明かした。武部氏は過去に農林水産副大臣を務めた経験があり、番組はこれを「即戦力」としての起用と伝えている。

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父子二代の農水相

武部氏は北海道出身の56歳で、稚内など水産業が盛んな地域を選挙区とし、これまで6回当選している。父親の武部氏も小泉政権で農林水産大臣を務めており、今回の起用で親子二代の農水相となる。父親は取材に対し、「息子と思って鍛えたことはありません」と語った。

武部氏本人は、「国民の皆様方から信頼される、信用される農林水産行政を進めていきたい」という強い思いを持っていると述べた。

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辞任した前大臣への見解

武部氏は、辞任した柳大臣と当選同期である。前大臣はこの日、公の場に姿を見せなかった。

前大臣の辞任理由となった発言をどう見ているかと問われた武部氏は、柳氏とは同期で、ともに農政に一生懸命取り組んできた間柄だとしたうえで、「今回のことは非常に残念」と述べた。そのうえで、予算をカットするという発言自体は「あってはならないこと」だと明言し、一個人として柳氏にはしっかりと説明を果たしてほしいとの考えを示した。

自民党内からも厳しい声が上がっている。党内の議員は、党として襟を正し、国民の信頼を回復できるよう地道な努力を一歩一歩重ねていかなければならないと語った。さらに前大臣の言動について、政治家としてあってはならないものであり、有権者を恫喝するかのような政治力を誇示する形になったと批判した。辞任はしたものの、政治家としての説明責任はまだ残るのではないかという見方である。番組も、辞任しても国会議員として納得のいく説明が求められると伝えている。

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コメ価格の下落への対応

武部氏は、農政の課題について手元に紙を持たずに答えていた。

コメの価格が下落していることについては、まず消費拡大をしっかり進めると述べた。また、現在は水田政策の見直しを行っている最中であり、生産者が安心して取り組めるような政策をしっかりと作り上げることが大事だとの考えを示した。

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米国産生じゃがいもの輸入解禁問題

米国産の生食用じゃがいもの輸入解禁をどう判断するかも課題となっている。これについて武部氏は、自身の選挙区がばれいしょの産地であり、シストセンチュウという害虫が発生していることを挙げ、米国産の輸入については強い懸念を持っていると語った。

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「チーム農林水産省」で

急な大臣交代となったことについて、武部氏は、これまで農政にしっかりと取り組んできたとして、その経験を「チーム農林水産省」で発揮していきたいと述べた。前任者の発言による信頼の揺らぎの中での就任となり、コメ政策や輸入解禁の判断など、具体的な課題への対応が問われることになる。