WAON POINT統合でイオンカードセレクトはどう変わるか:還元の仕組みと目的別イオンカード5種

YouTubeで開く ↗
概要

「家計の味方チャンネル」の動画によると、2026年3月以降、カタカナ表記の電子マネー「WAONポイント」がアルファベット表記の「WAON POINT」に順次統合される。これまでは名前の似た2種類のポイントがあり、貯まり方も使い道も違っていた。話者は、この統合で最も大きな影響を受けるカードとしてイオンカードセレクトを取り上げ、統合によって実質的に強化されたと評価する。後半では、特典に特徴のあるイオンカード5種と、イオンカードの入会方法も紹介している。

10分で読めます
0:44

2種類の「WAONポイント」はどう違っていたか

カタカナ表記のWAONポイントは、電子マネーWAONを「WAON POINT加盟店」以外の店で使ったときに貯まるポイントだった。WAON POINT加盟店とは、WAON POINTカードを提示してポイントを貯めたり使ったりできる店のことで、話者はイオングループのスーパーやドラッグストア、ミニストップのほか、提携先のドトールやコスモ石油などを例に挙げる。つまり、イオンと関係の深い店以外で電子マネーWAONを使うと、カタカナ表記のポイントが貯まっていた。

見落とされやすい点として話者が挙げるのが、イオンカードセレクトのオートチャージである。カード一体型のWAONにイオン銀行からオートチャージすると0.5%分のポイントが付くが、これもカタカナ表記のWAONポイントだった。

一方、電子マネーWAON以外のイオンカード利用やポイントカード提示で貯まるのは、アルファベット表記のWAON POINTである。さらに、電子マネーWAONをWAON POINT加盟店で使った場合もWAON POINTが貯まる。そのため、イオンカードセレクトではオートチャージで得たポイントはカタカナ表記なのに、加盟店でWAON払いをするとアルファベット表記のポイントが貯まるという、分かりにくい状態になっていた。

2:12

使い道の差と、統合を「改善」とする理由

2種類のポイントは使い道も違う。カタカナ表記のWAONポイントは、電子マネーWAONの残高チャージにしか使えない。これに対してWAON POINTは、対象店舗での直接支払いや他社ポイントへの交換に使える。

話者はWAON POINTの使い道として次の例を挙げる。毎月20日にウエルシアでWAON POINTを使って支払うと、1.5倍分の買い物ができる、いわゆる「ウエル活」。Vポイントに交換すれば、ポイントで支払える店が増え、SBI証券でのポイント投資にも使える。さらにVポイントからJRキューポを経由して永久不滅ポイントやGポイントに交換することもでき、三井住友とPayPayの提携により、今後はVポイントからPayPayポイントへの交換もできるようになる予定だという。

こうした理由から話者は、使い道の多いWAON POINTに一本化されることは、分かりやすさの面でも使い道が広がる面でも大きな改善だと評価している。

3:21

イオンカードセレクトの仕組み:WAONオートチャージで最大1.5%

イオンカードセレクトは、クレジットカードのイオンカード、電子マネーWAON、イオン銀行キャッシュカードの3つの機能を1枚にまとめたカードである。基本還元率は0.5%で、毎月10日はポイント2倍の1%還元、毎月20日はイオンのスーパーで5%オフなど、イオンカード共通のキャンペーンに参加できる点は他のイオンカードと同じだ。

話者が挙げる1つ目の大きなメリットは、イオンカードの中で唯一、WAONへのオートチャージで0.5%分のポイントが付くことである。イオン銀行からWAONにチャージして0.5%、チャージしたWAONで支払って0.5%となり、合計1%になる。さらにWAONはイオングループの店で使うと還元率が2倍の1%になるため、チャージ分と合わせて1.5%になる。クレジットカードとして直接支払うと基本0.5%、イオングループでも1%にとどまるので、話者はイオンカードセレクトがイオンカードの中で最も高い還元率を実現できるとしている。今回の統合で、こうして貯まるポイントがすべてWAON POINTになるため、使い勝手も上がったという。

4:26

2つ目のメリット:イオンゴールドカードへの道

2つ目のメリットは、イオンゴールドカードを発行できることだ。話者によると、年間50万円以上利用すると自動的にゴールドカードが送られてくる。主な特典として、イオングループの専門店で毎月20日・30日に5%オフになること、イオングループのネットスーパーやイオンモバイルで還元率が上がること、イオン銀行のランク制度でATMや振込が月3回無料になるゴールドランクが自動で適用されることを挙げる。そのほか、年間300万円のショッピング保険、最高3000万円の海外旅行傷害保険、年2回まで国内6カ所の空港ラウンジを使える特典もあるという。

5:11

注意点:引き落とし口座はイオン銀行のみ

大きな注意点として、引き落とし口座がイオン銀行に限られる。他の銀行をメインに使っている人は、その都度イオン銀行へ入金する必要があり、話者は少し面倒だと述べる。ただし、イオングループの店をよく利用する人なら、店舗の営業時間中は夜間や休日もイオン銀行ATMを無料で使えるため便利だとも付け加えている。

まとめとして話者は、口座の制約はあるものの、WAONオートチャージを使えばイオングループで1.5%、それ以外で1%となり、イオンカードの中で最も還元率が高いとしてイオンカードセレクトを勧める。貯まったWAON POINTはウエル活やVポイント交換によるポイント投資などで、1ポイント=1円以上の価値にして使うのも良いという。

6:01

イオンカード(ミニオンズ):イオンシネマとUSJ向け

ここから話者は、ユニークな特典を持つイオンカードを5種類紹介する。1枚目はイオンシネマで得をするイオンカード(ミニオンズ)だ。イオンシネマの特別鑑賞券を年間10枚まで1100円で買える。通常は1800円なので700円安くなる。ドリンク引換券付きは1300円、ドリンクとポップコーンのセット付きは1600円で買えるという。USJでの利用ではポイントが10倍になり、基本0.5%が5%還元になる。

なお、イオンカードセレクトの機能を兼ね備えた「イオンカードセレクト(ミニオンズ)」もあるが、ミニオンズデザインでは年間50万円使ってもゴールドカードは発行されないため注意が必要だと話者は指摘する。

6:45

ウエルシアカード:常時3%、日によってさらに上乗せ

2枚目はウエルシアカードである。ウエルシアグループでは、WAON POINTカードの提示分とクレジットカード支払い分の両方でポイントが貯まる。このカードの場合、提示分1%とクレジット払い分を合わせ、いつでも2.5%がWAON POINTで還元される。さらにウエルシアグループの会員制度「ウエルシアメンバー」に登録すると、Vポイントカードの提示でVポイントも0.5%貯まり、常時合計3%になると話者は説明する。

日によってはさらに還元率が上がる。毎月10日はクレジット払い分が10%還元になり、合計11.5%。毎週月曜日はWAON POINTカード提示分が2倍の2%になり、合計4%。毎月15日・16日は60歳以上が対象のシニアズデーで、WAON POINTカードとシニアパスポートを提示すると提示分が3倍の3%となり、合計5%になる。そして毎月20日のお客様感謝デーには、ポイントを1.5倍の価値で使える。1万ポイントで1万5000円分の買い物ができる、いわゆるウエル活である。

話者は、イオンカードセレクトやウエルシアカードを含め、普段の利用で貯めたWAON POINTを毎月20日にウエルシアでまとめて使えば、かなり大きな得につながると述べる。ウエルシアが近くにある人や、ウエル活を含めてWAON POINTを効率よく貯めて使いたい人に勧めている。

8:34

コスモ・ザ・カード・オーパス:給油とETC

3枚目は、コスモ石油との提携カード「コスモ・ザ・カード・オーパス」だ。コスモ石油で会員価格で給油できる。会員価格は店舗によって違うようで、話者によると口コミ上は1リットルあたり2円から5円引き程度という声が多い。入会特典も手厚く、初年度は最大400リットルまで1リットルあたり10円引き、つまり最大4000円分の恩恵があるという。主要な高速道路でのETCカード利用は1.5%還元に上がる。車をよく使う人向けのカードとして紹介されている。

9:10

イオン首都高カードとイオンTHRU WAYカード:日曜日の高速料金割引

4枚目は、イオン首都高カードとイオンTHRU WAYカードである。前者は首都高、後者は阪神高速の利用で得をする。話者の説明では、日曜日にイオン首都高カードで首都高を使うと20%オフ、イオンTHRU WAYカードで阪神高速を使うと5%オフになる。加えて、イオン首都高カードは首都高パーキングエリアの売店やレストランで2.5%還元、イオンTHRU WAYカードは阪神高速のパーキングエリアなどの対象施設で5%還元になる。割引は日曜日に限られるが、首都高や阪神高速をよく使う人は持っておきたいカードだとしている。

9:50

イオンNEXCO西日本カード:WAON POINTを1.2倍で使える

5枚目はイオンNEXCO西日本カードだ。ETCカードの還元率は月曜から金曜が1%、土日が1.5%で、ここだけ見れば曜日を問わず常時1.5%のコスモ・ザ・カード・オーパスに劣る。それでも話者が勧めるのは、WAON POINTをETCマイレージサービスの還元額に1.2倍の価値で交換できるという独自の特典があるからだ。WAON POINT1000ポイントがETC無料走行1200円分になり、ポイントの価値を20%上げて使える。

NEXCO中日本カードなど似たカードもあるが、話者によるとそれらでの交換は1000ポイント=1000円分の等価交換にとどまる。同じWAON POINTを貯めても、最も得に使えるのはイオンNEXCO西日本カードだという。車をよく利用し、WAON POINTを1ポイント=1円以上の価値で使いたい人に向いていると話者はまとめる。

10:52

イオンカード(WAON一体型)という選択肢

話者は最後に、人によってはイオンカード(WAON一体型)も合うと補足する。動画ではWAONオートチャージで唯一ポイントが付き、還元率が最も高いイオンカードセレクトを推したが、引き落とし口座がイオン銀行に限られる点が難点だった。WAON一体型はイオンカードの中でほとんど特徴のないカードだが、引き落とし口座を自由に設定でき、年間50万円利用すればイオンゴールドカードも発行できる。この点に魅力を感じる人には勧められるという。

11:22

入会時の注意

入会方法について話者は、すでにイオンカードを複数持っていても、種類の違うイオンカードを初めて申し込むときはほとんどのカードで新規入会キャンペーンが行われているため、必ず活用するよう勧める。また、クレジットカードや銀行口座を作る際はポイントサイトを経由すると、入会先のキャンペーンとポイントサイトの両方からポイントを受け取れる「二重取り」になると説明している。