簗農水相の進退をめぐり予算委で追及続く 高市首相「政治家としてみっともない」

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概要

就任から1か月足らずで問題が相次いで発覚した簗農林水産大臣について、高市総理は違法性があれば更迭も辞さない考えを示している。日本テレビ「news every.」の報道によると、国会では野党の追及が続き、簗大臣はこの後、高市総理と面会する見通しだという。

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前日の「ダサい」発言と2人の電話

番組によると、簗大臣は前日の国会で、高市総理から「本当にダサい」と言われた。2人はその夜に電話で話したという。一夜明けた国会では、総理がちらりと視線を向け、簗大臣が頭を下げる場面があった。番組は、高市総理が簗大臣の進退について近く判断する見通しだと伝えた。

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指摘されている2つの問題

簗大臣について番組が挙げた問題は2つある。1つは予算をめぐる発言で、今年の衆院選で自身が苦戦した自治体の予算を大幅にカットしたと発言した。もう1つは、選挙活動中にシャトルバスで支持者を無料で送迎したことで、公職選挙法違反の疑いがあると指摘されている。

予算委員会の開始前、野党側からは「今日この大臣に聞いていいのかな」「今日予算委員会が終わったらもう辞めてしまうのではないか」といった声が出ており、辞任の可能性も取り沙汰される雰囲気の中で審議が始まった。

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総理「違法性が疑われれば人事も躊躇しない」

委員会では、公職選挙法違反に当たるかどうかが焦点になっているとして、総理の判断を問う質問が出た。高市総理は、前夜に簗大臣と電話で話したことを明かしたうえで、公職選挙法違反に当たるかどうかは個別具体的な事実関係を踏まえて関係当局が判断すべきもので、現時点で自分が違法かどうかを答えることはできないと述べた。そのうえで、違法性が大いに疑われ、自分も法違反ではないかという判断に至った場合には、人事についても躊躇しないと答え、違法性があれば更迭も辞さない立場を変えなかった。

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簗大臣は続投の意欲、答弁は官僚が代わる場面も

野党議員は、農業分野の政策議論をしたいのにそれができない環境を作っているとして、簗大臣自身が進退を決めるべきではないかと迫った。簗大臣は、指摘は真摯に受け止めるとしつつ、総理から任命を受けている以上、農林水産政策と食料安全保障の確保に全力で職責を果たしたいと述べ、辞任には触れなかった。

別の議員は、米国産品に関する質問を予定していたが大臣に聞くのは難しいとして、以降の農水関係の質問には農水省側に答えてほしいと求めた。番組によると、その後も農水省の政策について官僚が答弁する場面があった。さらに、大臣どころか議員の資格がない問題だという認識はあるかと、総理に問う質問も出た。

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総理が語った簗大臣への思い

これに対し高市総理は、「ダサい」という表現はニュアンスとして良くなかったかもしれないとしつつ、自分の使い方としては「政治家として本当にみっともない」ことだという意味だったと説明した。前日以来の簗大臣の答弁についても、この問題に関しては今ひとつだと評価した。一方で、農業政策については紙を見ずにしっかり答える素晴らしい答弁をしていたと述べ、さまざまなことがあって国民の納得を得られない説明しかできていない現状が残念でならないと語った。

政府関係者によると、簗大臣はこの後、高市総理と面会する見通しで、進退をめぐる判断が注目されている。