紅葉の見頃は今年遅め、長雨で色づきにも影響 混雑を避ける方法を紹介

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概要

日本テレビ「news every.」の解説コーナー「なるほどッ!」で、森圭介キャスターが今年の紅葉を取り上げた。テーマは三つある。今年の見頃はいつか、9月の長雨が色づきにどう影響したか、そして紅葉シーズンの渋滞をどう避けるか。各地の映像や現地取材、自治体や観光協会の対策が紹介された。

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各地の色づき具合

放送日の12日時点の映像から、各地の色づきが比べられた。東北の名所で、秋田県と山形県にまたがる鳥海山はかなり色づいており、今が見頃だと紹介された。出演者の斎藤さんは、黄色とオレンジのコントラストがきれいだと話した。

関東の名所である栃木県日光のいろは坂は、一部が黄色くなっている程度だった。出演者は、見頃はまだ少し先で、これからグラデーションになっていく期待感があると評した。森キャスターによると、日光の見頃は例年なら中旬で、ちょうど今頃にあたる。しかし日本気象協会の予想では、今年の見頃は来週の21日で、10月下旬に少しずれ込む見込みだという。

出演者からは地元の話も出た。群馬出身の出演者は、去年は地元の山の紅葉を見に行ったこと、北海道ではすでに紅葉が始まっていることを話した。福井出身の出演者は、地元の人気スポットとして足羽山公園を挙げた。

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気温が高く、全国的に見頃が遅れる見込み

日本気象協会の見頃予想によると、北海道から東北はおおむね平年並みだ。奥入瀬渓流は10月13日、つまり放送の翌日に見頃を迎えると紹介された。一方、関東・甲信、東海、西日本は平年並みか、平年より遅くなる見込みだという。

森キャスターは、紅葉の見頃は気温が低いと早まり、高いと遅れる傾向があると説明した。今年は9月後半から全国的に気温が高めで、この先も平年より高い状態が続く見込みのため、見頃が遅くなる可能性があるという。

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奥日光・竜頭の滝で見られた「異変」

日光で起きている異変として、竜頭の滝が取り上げられた。森キャスターによると、竜頭の滝は日光の中でも早く色づく場所だ。放送日もかなり色づいており、多くの人が訪れていた。

ところが、滝のそばにある茶屋の人は、例年に比べて色が物足りないと話した。例年はもっときれいで、今年は赤がオレンジがかっているという。番組によると、今年は葉の色づきがあまり良くなく、鮮やかさが少し足りないそうだ。

原因とみられているのが、9月の長雨だ。番組では、紅葉の色づきには寒暖差と日差しが必要だと説明された。奥日光の9月の日照時間は、例年なら1か月で105.1時間ある。今年は56.5時間で、例年の半分ほどしかなかった。その影響で色づきが例年ほど良くないとみられている。それでもスタジオでは、映像を見た斎藤さんが「十分きれい」と話していた。

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紅葉シーズンの渋滞対策

後半は、紅葉シーズンにつきものの渋滞が話題になった。対策を聞かれた出演者は、ピークの時間をずらすこと、朝一番に行くことを挙げた。自転車で行くという案も出たが、自転車も混むのではという声が上がった。

長野県のもみじ湖は、湖の周りに約1万本のもみじが植えられた名所だ。見頃の土日祝日には、地元の人が使う生活道路がまったく使えなくなるほど車で混むという。そのため数年前から、シーズン中の土日祝日は自家用車での来場を規制している。車で行く場合は、臨時駐車場の事前予約が必要だ。予約した駐車場に車を止め、そこからシャトルバスでもみじ湖へ向かう。こうして車の台数を抑えている。森キャスターは、こうした対策がある場所では直接車で乗りつけないことも大切だと話した。

京都の紅葉の名所も紹介された。この名所では、車や観光バスによる渋滞がどうしても起きる。解消のため、先週の水曜日から、周辺の駐車場で自家用車は終日駐車禁止となり、観光バスは完全予約制になったという。

それでも毎年大規模な渋滞が起きているとして、放送日の様子が紹介された。映像では、駐車場に入るための車がすでに列を作っていた。取材スタッフによると、いろは坂などの道路では目立った渋滞はまだなかった。しかし見頃を迎える頃には、1時間で通れる道に3時間かかることもあるという。森キャスターは、いろは坂は途中で方向転換もなかなかできないと付け加えた。

土日はかなり混むため、地元は平日など混雑を避けた「オフピーク観光」を呼びかけている。森キャスターは、時間をずらすという出演者の答えは当たっていたと話した。

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土日でも空いている時間帯:奥日光は「午前8時着」

土日祝日でも空いている時間帯があるという。斎藤さんは朝の時間帯と答え、これが正解とされた。奥日光の観光協会は「午前8時に着く」ことを勧めている。道路が混むのは朝9時から午後4時までだ。そのため、8時に奥日光に着いて紅葉を楽しみ、昼食をとって早めに帰り始めるのがよいという。

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夜行列車で早朝から回るツアー

観光協会は公共交通機関の利用も勧めている。その一例として、鉄道を使った「日光紅葉夜行」ツアーが紹介された。料金は大人1人7800円からだ。浅草発の場合、夜11時45分に浅草を出て、夜中の2時16分に東武日光駅に着く。早すぎると思うかもしれないが、列車の中で仮眠をとり、朝になったらバスで日光を回る。こうすれば朝から混雑を避けて紅葉を楽しめるという。

乗車券を見せると、さまざまな割引も受けられる。遊覧船は2200円が1980円に、近くの日帰り温泉は1200円が800円になる。東武日光駅近くの飲食店でも割引があるという。森キャスターは、こうした情報を調べておけば紅葉シーズンを快適に過ごせるかもしれないと話し、コーナーを締めくくった。