藤本洸大が語るファースト写真集『ジンジャーハイ』 地元と東京、初めての金髪、20歳の「現在地」

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概要

俳優の藤本洸大が、ファースト写真集『ジンジャーハイ』の発売記念イベントで囲み取材に応じた。20歳を記念して制作されたこの写真集について、藤本は撮影場所の地元や祖父母の家にまつわるエピソード、人生初の金髪にした自分を見た率直な感想、タイトルの由来、21歳でやりたいことを語った。

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地元を出てからの自分を詰め込んだ一冊

完成した写真集を見た感想を聞かれた藤本は、芸能活動を始めて今年で4年目だと話した。4年前には、自分が写真集を出すとはまったく思っていなかったという。

写真集には、祖母の家、自宅、地元の町の風景、友人、そして東京で仕事をするようになってからの自分の姿が収められている。藤本は、地元を出てきてからの自分の移り変わりが詰まった一冊になったと説明した。かなり長い時間をかけて作ったことにも触れ、何よりも家族に見せられることが一番うれしいと語った。

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お気に入りカット1:信号待ちで撮られた「飾り気のない」一枚

お気に入りのカットを2点挙げ、それぞれ選んだ理由を説明した。

1点目は、思い入れのある地元の街並みで撮影した写真だ。信号待ちをしていたとき、カメラマンが「今撮るよ」と声をかけて偶然撮った一枚だという。藤本によれば、ポーズも作っていない素の表情が出ている。手の上げ方や置き方、足の開き具合まで、すべてに飾り気がない。そういう写真が写真集に残ったことがうれしくて、お気に入りに選んだと話した。

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お気に入りカット2:東京で撮ったモノクロ写真

2点目は東京で撮影したモノクロ写真である。藤本は、この写真に写る自分を見て何歳かと聞かれたら「20歳」と答えたくなるほど、20歳らしさを感じたという。

もう一つの理由として、写真集全体では色をふんだんに使っていろいろな自分を見せている点を挙げた。その中でモノクロのこの写真は、色を引いた、足し算をしていない一枚になっている。今の自分の「現在値」をそのまま伝える写真になっていると考え、選んだと述べた。

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中学時代の書道と勉強机がある自分の部屋

記者から、書道作品が写っている部屋について質問が出た。藤本によると、それは実際に自分の部屋で、作品は中学校の授業で書いたものがたまたま残っていたので撮影に使ったという。写っている机も、ずっとそこで勉強してきた本人の机だ。机に貼られていた紙は、撮影用に並べ替えたと笑いながら明かした。

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父の反応と祖父母の「おもてなし」

家族にはもう写真集を見せたのかという質問には、前日に大阪でイベントがあり、父が控室に来て初めて見てくれたと答えた。感想を聞かれると、そういえば言われていないと笑った。ただ、父からは「写真集を出すような男になってしまったのか」という言葉をかけられたという。藤本は、少し距離を感じたのかもしれないと受け止めていた。記者がそこに寂しさを感じたと伝えると、藤本は父とは非常に仲が良く、温泉で裸で語り合うような間柄だと話した。

祖父母にはまだ写真集を見せていないという。制作にあたって協力を頼み、祖母の家で撮影できないかと相談したところ、祖母は「いいけど、代わりにスタッフさん全員うちに泊めなさい」と返した。スケジュールがタイトなので無理だと説明しても聞き入れず、いつも孫が世話になっているスタッフに恩返しがしたい、どうにかもてなしをさせてほしいと言い続けたという。藤本はそのやりとりを聞いてとてもうれしかったと振り返った。

写真集には載っていないが、祖父母と3人で撮ったオフショットもある。これまでそうした機会はなかったため、すごくうれしかったと語った。

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人生初の金髪:「ちょっと苦手だな」と思う自分

今回の撮影で、藤本は人生で初めて金髪に挑戦した。金髪になった自分の姿を見た感想を問われると、「率直に言うと」と前置きし、一見すると「こういう人ちょっと苦手だな」と思ってしまうような姿だったと答えた。一方で、髪を染めたこと自体が初めてだったので新鮮味があり、新しい自分に出会えたこと、それを写真集に載せられたことはとてもうれしかったという。

周囲の反応については、すごく避けられた、「近くにいたくない」と言われたと明かし、会場の笑いを誘った。次に挑戦したい髪色を聞かれると「赤坊主」を挙げ、理由は「かっこいいから」と答えた。

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母校の図書館から届いた寄贈の打診

共演者や周囲の人に写真集を渡したかという質問には、まだ渡していないと答えた。撮影は母校でも行っており、その学校から、写真集を図書館に寄贈してもいいかというメールが届いたという。藤本は、それは自分に直接聞くのではなくマネージャーに聞いてほしいと思ったと話し、笑いが起きた。

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21歳は服より「経験」にお金を使いたい

取材の時点で21歳の誕生日を迎えていた藤本に、これから挑戦したいことが尋ねられた。藤本はこれまで服にお金を使うことが多かったが、今はそうではないと思うようになったという。今お金を使うべきなのは経験だと考え、旅に出ること、登山、釣りを挙げた。21歳では新しい趣味を見つけたいと語った。

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タンクトップ姿と、載らなかった金髪カット

タンクトップ姿の写真について、体を鍛えたのかを聞かれると、まさか一肌脱ぐことになるとは思っていなかったと答えた。タンクトップになると知らされたのは撮影の2日前ほどで、「もういいや」と思い、特に何もせずに臨んだという。

楽天ブックスの特典には、金髪で肌が見えるカットが使われている。記者が、写真集本編には金髪でのそうしたカットがなかったのではないかと指摘すると、藤本は黒髪と金髪の両方で脱いで撮影したものの、金髪のほうは載っていないと認めた。「なんでですかね。脱いだのに」と首をかしげ、結果的に限定特典になった形だと笑った。

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タイトル『ジンジャーハイ』の由来

タイトルは藤本本人がつけた。飲み物の名前が写真集のタイトルになるのは珍しいという指摘に、藤本は「お酒の写真集かと思いますよね」と応じた。

当初はなかなか案が出なかったが、20歳の記念なので20歳にちなんだものにしたいという点は、マネージャーとも話していた。20歳になってお酒を飲めるようになり、ずっと飲んでいるのがジンジャーハイだったことから、この名前に決めたという。焼酎などより可愛らしく、少しおしゃれであることも理由に挙げた。これから飲むお酒が変わるかもしれないので、「今飲んでいるお酒」という意味でちょうどいいと考えたと説明した。そのうえで、セカンド写真集のタイトルは「焼酎水割り」になっているかもしれないと冗談を交えた。

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「引き出しは全部空っぽになった」

最後に写真集の見どころを聞かれた藤本は、出せる自分はもう出し、引き出しは全部空っぽになったと答えた。これからは新しい自分を見つけていかなければならない。それでも、20歳で出せる自分は出し切ったので、そこを楽しんでほしいと締めくくった。