ネパール中部で再び土石流、少なくとも5人不明 8月の大規模災害から1か月半

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概要

今年8月に大規模な土石流に見舞われたネパールで、再び土石流が発生した。前回の被害からの復旧が進むなか、わずか1か月半ほどで起きた災害である。番組は現地の映像と住民の証言、軍の発表をもとに状況を伝えた。

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橋や家屋に迫る濁流

現地で撮影された映像には、黒く濁った水が橋に押し寄せる様子が映っている。カメラを振った次の瞬間に濁流が橋を襲い、撮影者が声を上げる場面もあった。別の場所でも濁流が確認され、撮影者が「家はもうないだろうな」とつぶやく声が残っている。

上空からの映像では、濁流が山あいを縫うように進み、建物のすぐ近くまで迫っている。山の斜面には、避難する人たちとみられる姿があり、道のない場所を歩いて移動していた。

地元メディアなどによると、土石流は11日、ネパール中部のゴルカ郡で発生した。

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住民の証言「家もみんな流されていった」

取材班は住民から話を聞くことができた。住民によると、朝4時25分ごろに揺れを感じ、石や岩が崩れてきたという。7、8か所で橋が流され、家もみんな流されていったと話した。住民は、家を失った人が多く住む場所がないこと、そうした人が100人以上いることを訴えている。

軍がSNSに投稿した映像には、住民がヘリコプターに乗り込む様子が映っており、赤ん坊を抱いた女性の姿もあった。これまでに95人が救助されたが、5人の行方が分かっていないという。

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1か月半前の大規模土石流

ネパールでは1か月半ほど前にも大規模な土石流が発生している。当時、町は茶色い土砂に覆われた。土砂が流れ込んだ住宅について、現地からは「泥だけでなく水もあるので、復旧作業はかなり難しい」との声が伝えられていた。

この前回の災害では、中国側と合わせておよそ1500人が亡くなり、日本人5人を含む5200人以上の行方が分かっていない。

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前回の被災地の西側で発生、原因は異なる可能性

前回、被害が出たとみられるのはおよそ100キロに及ぶ地域で、今回の土石流はそこから遠くない西側の山あいの地域で起きた。

前回の土石流は氷河の崩落が原因とみられている。一方、今回は近くで発生した土砂崩れによって川の水がせき止められ、その後決壊したことで土石流が起きた可能性があるという。現地では、行方不明者の懸命な捜索・救助活動が続いている。