ケンドーコバヤシ、「初代王者」として語ったヴィンテージ時計の楽しみ方 『Tokyo Watch Award 2026』

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概要

10月9日に都内で開かれた『Tokyo Watch Award 2026』で、ケンドーコバヤシが「ヴィンテージウォッチスタイルアワード2026」を受賞した。ステージでは、着用していたロレックスの話や時計を好きになったきっかけを語った。質問にはたびたび冗談で返し、会場の笑いを誘った。後半には同じく登壇した向井理とHIKAKINも加わり、ヴィンテージ時計や時間の使い方について話した。最後にケンドーコバヤシは、時計を「出かける理由」にしてほしいと観客に呼びかけた。

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受賞理由と「13回まで防衛」宣言

司会者は受賞理由を次のように説明した。ケンドーコバヤシはバイク、ファッション、ミリタリーなどに深い造詣を持ち、その背景から自分ならではの審美眼で時計を選んできた。古い時計が刻んできた歴史や背景を尊重しつつ、今の暮らしの中で自然に楽しんでいる。時を重ねたものに価値を見いだし、自身の生き方と重ねて楽しむ姿勢を称えて、この賞を贈るという。トロフィーはプレゼンターの相澤氏から手渡された。

受賞の感想を聞かれると、ケンドーコバヤシはまずこれが第1回かどうかを確認した。第1回だと分かると、「まだ見せたいコレクションがあるので第13回ぐらいまでは防衛する」と宣言した。司会者が「初代王者です」と応じると、連続防衛記録を出すと意気込んでみせた。

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着用していたロレックス「デイトジャスト」の話

この日身につけていたのは、ロレックスのデイトジャストだった。本人は「ちょっと珍しい」モデルだと紹介した。通常は自動巻きだが、この個体はそうではない点が珍しいという。購入したのはかなり前だ。最近、話題の新作時計(字幕では「ランドドゥエラー」)がこのモデルをベースに作られたというニュースが流れ、相場が高騰したらしい。そのため今日は「自慢でつけてきた」、つまり「俺は元々つけてたぞ」という気持ちで選んだと笑わせた。

購入時に重視したポイントを問われると、「店員さんがミニスカートだった」と答えた。1分でも長く話すために買ったという。司会者が、居酒屋などでもいつも素敵な時計をしていると水を向けると、店員の目が気になるからか、という流れにも「そういうことです」と乗った。時計の話題はこうして笑いに転じた。

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「濃厚だった時間」はもつすき焼き

「今年いちばん濃厚だった時間」と「来年挑戦したいこと」を尋ねられたときも、ケンドーコバヤシは質問をずらして答えた。仕事で博多に行くといつも鍋を食べるが、今年は鍋ではなく、もつを使ったすき焼きを食べた。その味が「すごく濃厚だった」という。自分から「濃厚の話をしてしまいましたっけ」と確認し、司会者は「それでも構いません」と返した。

来年の挑戦については、今年がすき焼きだったので「当然来年は水炊きになるでしょうね」と答え、原点回帰を示唆した。司会者が質問を締めようとすると、「もしかして予定より早く帰らそうとしてます?」と突っ込んだ。言い残したことはないかと聞き返されると、「色々変な状態で、以上です」とまとめた。

その後、協賛企業から副賞としてG-SHOCKの最上位シリーズMR-Gの「MRG-B5000」が贈られた。G-SHOCK初代モデルのデザインを受け継いでおり、ヴィンテージ好きからも人気が高いモデルだと紹介された。司会者は、バイク好きのケンドーコバヤシにはヘビーデューティーな時計が合うとも添えた。

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冷房の感想と、時計好きの原点

アワード全体の感想を聞かれると、まず「ステージもバックステージも冷房が効いていて気持ちよかった」と答えた。続けて、アワードについては「最高でした」と述べ、次回も狙うと話した。

ヴィンテージ時計を好きになったきっかけについては、「197○年ぐらい」と語り始めた。司会者に生まれ年を聞かれて1972年と答え、まだ母親のお腹にいた頃だと冗談を重ねた。実際には、時計を集める前から時計の本、特に時計師に関する本を読むのが好きで、その頃から時計に興味を持っていたという。そこから腕時計を買い始めたと説明した。

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購入店を明かさない理由

収集のポイントや集め方を問われると、ケンドーコバヤシは購入店や買い方を公の場で話すのをやめていると明かした。理由は、あまり気に入っていない後輩芸人が、自分の通う店に行くようになったからだという。名前として挙げたのは、ちょんまげラーメンのきむだった。同じ店に現れたので今とても嫌な気分になっていると話し、司会者が「内緒でお願いします」と引き取った。

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向井理とHIKAKINにとってのヴィンテージ時計

司会者は、同じく登壇していた向井理とHIKAKINにもヴィンテージ時計への関心を尋ねた。向井理は、自分も何本か持っていると答えた。同じ形のモデルでも、その時代にしかないデザインがあり、現在のものとは少し違う。今となっては手に入らないという意味で、とても貴重なものだと思うと語った。

HIKAKINは、ヴィンテージは持っていないと思っていたと話した。ところが、初めて買ったロレックスが今では少し形が変わっていることに気づき、それがヴィンテージになりつつあるのかもしれないと、その場で思い当たったという。

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時間を無駄にしないためのマイルール

続いてHIKAKINには、マルチタスクの日々で時間を無駄にしないためのマイルールが尋ねられた。答えは「8時間以上寝ること」だった。少しでも眠いとタスクがまったく進まないタイプなので、しっかり寝て、集中して一気に片付けるという。昔よりちゃんと寝るようになったとも話した。

同じ質問を振られたケンドーコバヤシは、「逆に8時間以上起きることを必ずやっている」と返した。普通のことだと気づいたように謝ってみせたうえで、しっかり睡眠を取る暮らしには自分も憧れていると話した。普段の睡眠時間を聞かれると、「30分と言ったらどうします?」とはぐらかした。実際には決めておらず、仕事次第で、翌日の予定から逆算しているという趣旨だった。

12:12

最初に買った時計はルミノックス

話題は再び時計に戻った。ケンドーコバヤシが最初に買った時計は、ルミノックスだったという。本人は、スイスの軍関係者がつける時計だと理解していると話した。きっかけは、時計とは関係のないメディアに載っていた軍人のインタビューだった。ダブルフック仕様だから「ストリートファイトの時でもつけたままなんだ」という言葉が「中二心」に刺さりすぎて買ったと、当時の記憶を振り返った。

12:35

締めのメッセージ:時計を「出かける理由」に

最後にケンドーコバヤシは、観客に向けてメッセージを送った。今は仕事も家でできるし、食事も家に運んでもらえるようになり、出かけなくてもいい世の中になってきた。だからこそ、出かける理由をみんなどんどん作っていった方がいいという。お気に入りの時計をつけると出かけたくなる気持ちは誰にも少しはあるはずなので、ぜひお気に入りの時計を身につけて出かけてほしいと呼びかけた。

さらに、自分はみんなの町のそこらでしょっちゅう酒を飲んでいるので、見かけたら声をかけてほしい、そのときは時計の話でもしましょう、と語ってステージを締めくくった。