だんじり「やりまわし」で横転事故が相次ぐ 大阪で2人死亡、目撃者が語る現場

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概要

3連休初日の10日、大阪府内で祭りのだんじりが横転する事故が相次ぎ、2人が亡くなった。事故はいずれも、交差点を勢いよく曲がる見せ場の「やりまわし」の最中に起きた。番組は事故の瞬間を撮影していた家族らに話を聞いている。

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曲がり切った直後に横転、起こすまで約10分

番組が入手した映像では、交差点を曲がっただんじりが右側へ横転し、参加者が一斉に駆け寄って持ち上げようとする様子が映っている。

撮影していた家族の男性によると、だんじりは曲がり切ったところでブレーキがかかり、そのままバランスを崩して倒れたという。男性は子どもを抱いていたが、妻に子どもを預けて助けに向かった。参加者が起こそうとしてもなかなか起きず、あまりに時間がかかるため周囲の人たちも手伝いに加わった。男性の話では、だんじりを起こすまでに10分ほどかかったという。

別の目撃者は、信号の脇のあたりが血まみれになっていて、「AED持ってこい」という声が上がるなど、かなり危険な状況に見えたと話している。

警察などによると、この事故では、だんじりの下敷きになった10代から60代の参加者8人が病院に搬送された。7人は軽傷で、51歳の男性が亡くなった。

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泉大津市でも同様の事故

同じ10日の午後1時20分ごろには、泉大津市でも交差点を右に曲がろうとしただんじりが横転した。下敷きになった参加者の近藤真吾さん(48)が亡くなり、ほかにもけが人が出た。亡くなった2人はいずれも、だんじりの上に乗ってバランスを取る役を担っていたという。

警察は、泉佐野市と泉大津市の2件の事故について詳しい状況を調べている。

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過去にも繰り返される横転事故

だんじりの横転事故はこれまでも何度も起きている。今月3日にも大阪府内で、だんじりが交差点を曲がり切れずに横転した。消防によると、このときは17歳から64歳の男性11人がけがをした。

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「やり方を変えるのが一番」

撮影者の家族で、若いころに別の地域でだんじりを引いていたという男性は、だんじりは伝統であり、自分たちも参加してきたものなので、なくしてしまうのは寂しく、やめたくはないと話す。そのうえで、やりまわしは控え、行うとしても直線を走るくらいにするなど、やり方を変えるのが一番ではないかと語った。亡くなってしまえばどうしようもない、というのが男性の考えだ。