杉田智和の誕生日を祝う『バイオハザード』舞台挨拶で語られた、シリーズへの思い

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概要

映画『バイオハザード』の公開記念声優舞台挨拶が10月11日に都内で開かれ、下野紘、早見沙織、杉田智和が登壇した。この日はアンブレラ研究員ウェイド役の吹き替えを担当した杉田の誕生日にあたり、ステージではサプライズでケーキが用意された。杉田はゲームネタを交えた冗談で会場を沸かせる一方、締めの挨拶ではシリーズの源流に触れ、今回の映画を「バイオの歴史の中に組み込まれるべきタイトル」と位置づけた。

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「何も知らない」設定で始まった誕生日の祝福

紹介を受けた杉田は、冒頭からサプライズの裏側に触れた。この舞台挨拶は2回行われており、前の回ですでに誕生日をサプライズで祝われたという。そのため杉田は「今回私は何も知らないという手で、皆さんもそれに合わせてください」と観客に呼びかけた。祝福の声が上がると「あれも金で雇った仕込みなんで」と付け加え、共演者から「やめなさい」と止められる場面もあった。

その後、司会から改めて誕生日であることが告げられると、杉田は「そういえばそうだった」「今日は僕の誕生日だった」と、打ち合わせどおり驚いてみせた。

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アイアンズ署長の物語と勘違いしたというエピソード

役柄にまつわる話として、杉田は作品の登場人物ブライアンの名前を最初に聞いたときの印象を語った。『バイオハザード2』に登場するアイアンズ署長の名前がブライアンだったと記憶していたため、彼がラクーン警察署を建てるまでの話なのかと思ったという。共演者から「違う違う」と否定され、杉田も「違った」と認めた。

この流れで、ラクーン警察署には「あんなに仕掛けはいらないだろう」という話になった。リッカーについても、居心地のいいところにいるという冗談が交わされ、「なんでなんだろうね」とゲームを知るファン向けのやりとりが続いた。

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アンブレラ社ロゴのケーキと「魔界村なら5000点」

用意されたケーキには、アンブレラ社のロゴがあしらわれていた。杉田は「食べられるやつですか?」と確認し、何かが混ざっていないかと気にしつつも、絶妙にアンブレラのマークなのが嬉しいと喜んだ。さらに「これ魔界村で取ったら5000点ぐらいになるぞ」と、ファミコン世代を思わせるたとえで笑いを誘った。

ケーキには武器のモチーフも添えられていた。登壇者たちは、これが爆発してバイオハザードになるという冗談を重ねた。「ボタンを一瞬で押せば回避できる」「六本木がラクーンシティになる」という声に続き、早見がいるから大丈夫だろうと振られると、早見は「悲鳴は任せてください」と応じた。

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「自分の好きと比べない」——新しい1年の抱負

この1年をどう過ごしたいかと問われた杉田は、少し照れながら次のように答えた。何があっても自分の好きと比べないようにしたい。今回も「こんな映画バイオじゃねえよ」と言う人ほど、実は映画を見ていなかったりする。だから観客にも、そういう声に惑わされないでほしい。自身は愛情を比べず、穏やかに1年を生きていきたいという。

この答えに共演者の一人は「俺、杉田君のこういうとこ本当好き」と応じ、改めて祝福を送った。

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杉田智和:源流は『スウィートホーム』、映画はシリーズ史の一部

最後の挨拶で杉田は、バイオハザードの歴史の源流をたどると『スウィートホーム』というタイトルに行き着くと語った。そのうえで、現代に『スウィートホーム』のリメイクが出せないかと願望を口にし、共演者たちも「いいと思う」と賛同した。

杉田によれば、世の中には『コープスパーティー』や『アバドーン』など、『スウィートホーム』をリスペクトしたゲームが数多くある。その中でもバイオハザードは最高峰だと考えているという。自分の命がある限り、もし何かあっても「なんとかウイルスで復活して」シリーズのラストを見届けたいと冗談まじりに語った。今回の映画についても、バイオの歴史に組み込まれるべきタイトルだと思っているとして、観客に「寛大な心で」見てほしいと呼びかけた。

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早見沙織:一般市民の視点で進む物語

早見は、会場とライブビューイングの観客に礼を述べたうえで作品を紹介した。今回の映画は、ごく普通の一般市民がバイオハザードの世界に飛び込んでしまう物語で、どうなるか読めないまま進んでいくという。そのためブライアンの視点は、今を生きる観客にもとても身近に感じられるのではないかと話した。シリーズをすでに知っている人にも、初めて触れる人にも楽しんでほしいとし、見終わった後は周りに広めたり、2度3度とブライアンと一緒に楽しんだりしてほしいと語った。

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下野紘:ホラーだけではないエンターテインメント

下野は、この映画には「バイオハザード愛」のようなものがたくさん詰まっていると話した。ゲームをプレイしてきた人なら、初めて見ても「あれ、ここって」「あれ、これって」という発見や懐かしさを感じられるのではないかという。ホラーが苦手な人に向けては、怖い部分は確かにあるが、それだけではないと説明した。コミカルな部分や、人と人とのつながりを感じさせるシーンもあり、個人的には本当にエンターテインメント作品だと思っているという。早見の言葉を受けて、何度も見てこの映画を愛してほしいと締めくくった。

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フォトセッションで閉幕

挨拶のあと、ケーキをどうするかという話になり、フォトセッションに一緒に写すことになった。杉田はケーキに自分の名前がしっかり入っていることに触れながら、パネルとともに撮影に応じた。スチルカメラ、ムービーカメラ、全国の映画館向けの撮影が順に行われ、舞台挨拶は終了した。