「低評価の焼肉屋」は本当にまずいのか:タケヤキが大阪「焼肉ごりゅう」で食べて確かめる

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概要

タケヤキが訪れたのは、大阪にある「焼肉ごりゅう」だ。店主はTikTokで活動する人物で、ライブ配信中の発言などで炎上し、Googleの口コミでも低評価が目立つ。一方で、肉そのものはおいしいという噂もある。今回の動画は、評判の悪さと味の評判、どちらが実態に近いのかを自分で食べて確かめる企画である。タケヤキは「忖度はしない」と前置きしたうえで店に入った。

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3年前の唐揚げ屋から焼肉屋へ

タケヤキがこの店主の店を撮影するのは2回目になる。3年ほど前、店主が営んでいた唐揚げ屋を訪れたのが1回目で、そのときも「低評価の店」という理由で足を運んだ。現在の店は深夜3時まで営業する焼肉店だ。タケヤキは、炎上している人物が焼肉屋を開くのは自分から焼かれに行くようなものだと冗談を言った。

業態が変わった理由を尋ねると、店主は、もともと焼肉屋をやりたかったと答えた。唐揚げ屋で資金を貯め、焼肉について勉強してから今の店を開いたという。炎上キャラだから焼肉が合うと考えたのか、というタケヤキの冗談には、「元々焼肉」と返している。

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看板メニューと「1刀150gチャレンジ」

店主が勧めたのは名物の盛り合わせで、9種類の肉が2枚ずつ、合計400g超になる。メニューには「焼肉の概念変えます」と書かれている。店主によれば、この日はロースと赤身がとくに良いものだったという。

店には独自のサービスもある。塊肉を1回の包丁でちょうど150gに切れたら、それまでの会計がすべて無料になる。147〜153gの範囲なら切った肉が無料になり、範囲を外れると1gあたり20円で料金が加算される。挑戦は食事の最初でも最後でもできる。

お通しは牛の煮込みで、おかわりは自由だ。タケヤキは土手煮のような味だと評した。この日は撮影前に大阪・西成をかなり歩き回っていたため、タケヤキは消費したカロリーを焼肉で取り戻すと笑っていた。

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店主が語る評判と価格

店主によると、YouTuberはほとんど来店しない。客の多くはTikTokを見て来る人たちだという。ショート動画を出すとコメント欄はひどい状態になり、とくに「高い」と言われ続けている。店主は、実際に食べてから評価してほしいと話した。低評価をつけている人の多くは来店していないとみており、実際に来た客は全員が良い評価をくれているという。ただし、来店した客からの的確な指摘は受け止めるとも述べた。

タケヤキも事前に口コミを調べており、実際に行った人のコメントでは「味はおいしい」という意見が多かったと話した。

価格についてタケヤキは、この量で1万円台は高いと冗談めかして言った。店主の説明では、盛り合わせは黒毛和牛で税込1万2000円である。原価を考えれば妥当な金額だが、高いという印象を持たれやすいことは本人も分かっている。それでも、肉を選び、しっかり仕入れ、食べさせ方まで工夫すればこういう満足が得られる、ということを伝えたいという。そのうえで「正直、儲かるでやってます」と冗談を付け加え、タケヤキに何度も言い直しを求められていた。

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実食:レアで食べる赤身と、一番気に入ったイチボ

焼き方はメニュー末尾の「焼き方講座」に従った。最初はハラミで、レア気味に焼き、塩とわさびで食べるよう書かれている。店員からはおろしポン酢と生わさびも出され、部位によってはメニュー表記と違うタレでの食べ方を勧められた。タケヤキはハラミを「えぐい」とほめ、続いてランプも同じくレアの塩わさびで食べた。

次のイチボは厚みがあり、脂がよく乗っていた。タケヤキはタレで食べ、「これが一番好きかも」と話している。普段はよく焼く派だが、良い肉なので全部レアでいける、という受け止め方だった。途中、タレをつけた肉をご飯の上で軽く弾ませる食べ方を「焼肉警察」に咎められるという話題になり、タケヤキと同席の友人は「自由に食わせてくれ」と笑い合った。その後リブロースも食べ、こちらもおいしいと評している。

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カメラマンの同級生が怒った話

食事の合間には、撮影を手伝っている地元の同級生「しちゃん(久)」との雑談が続いた。2人は20年来の付き合いだ。タケヤキによれば、この日の西成のロケで、久が手伝い始めてからおそらく初めて怒っていたという。

経緯はこうだ。西成の居酒屋のカウンターで飲みながら撮影していると、女性2人組がタケヤキに気づいて話しかけてきた。同じ店には沖縄から来た4人組の男性客もいて、女性たちと一緒に次の店へ行きたそうな空気があった。タケヤキが来たことでその流れが壊れ、最後には久が男性たちから暴言を浴びた。ただし、本人は何も言っていないという。

すると久は、「怒ったのは2回目で、1回目はタケヤキに対してだった」と言い出した。20代前半のころ、3人で出かけて友人のけい君が10万円ほど勝ったとき、久が横からすかさず「ポイント」に手を伸ばした。タケヤキが「必死やん」と笑ったところ、久が不機嫌になったという話だ。久は、あのときの切れられ方は今も許していないと冗談交じりに語り、タケヤキは「沖縄の人の文句は言えない」と突っ込まれていた。

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口コミを読む:星5と星1の中身

タケヤキは店の口コミも読み上げた。最初に目に入ったのは、「味もオーナーの人間性も店名の通り五流」という低評価だった。これに店主は「ログ残してくれてありがとう、追跡しやすいわ」と返信しており、タケヤキは「戦う気満々やん」と笑った。

ほかにも、次のような口コミがあった。

  • 10回ほど通っていて、今まで食べた焼肉屋の「2強」の1つ
  • 20代の3人で一番上の「ブラック」コースを頼み星5。ご飯なしで満腹になる
  • 2周年記念コースで予約し、味も接客も大満足
  • 岡山からこの店のためだけに来た

一方で、こうした低評価もあった。

  • 料金の割に普通の味だった
  • 奥からTikTokのアンチに対する悪口のようなものが聞こえ、雰囲気が良くなかった
  • 店員も店長も態度が悪く、気分が悪い
  • 「おそらく日本一の和牛焼肉食べ放題」を体験しに、兵庫から電車で2時間かけて行った(店主によると食べ放題もやっている)

タケヤキの見立ては、星1は確かにあるが、星5がやや多いというものだった。

また、Googleマップには店の登録が2つあることも分かった。店主によると、本来の店名は「焼肉たべる」で、そちらで検索すると低評価はほとんどなく、評価は4.7だという。客はどちらに書いてもいいと店主は言う。タケヤキは、来たことのない人には「焼肉たべる」のほうは分からないのでは、と指摘した。店主は「バレた」と笑いつつ、「五流」の名前で知られている客も多いので構わないと答えている。

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「1があるから5が生きる」:タケヤキのアップダウン論

口コミを読んだあと、タケヤキは自分の考えを語った。どんな店にも、どんな人やYouTuberにも星1はある。星1があってこそ星5が生きる、というのが彼の見方だ。人生には山も谷もあり、谷を経験するから山の楽しさを実感できる。成功だけでは成長が止まり、失敗してどうすればいいかを考えることが成長につながると感じている、と話した。

久も、YouTuberという仕事はアップダウンが激しいと応じた。ここ数週間から数か月のタケヤキは、至近距離でスーパーボールを落としたときのように上下していた、と冗談めかして振り返っている。

タケヤキはX(旧Twitter)で見かけた好きな投稿も紹介した。かつて話題になった油そば店の店主に向けられた「嫌いな人の中で一番好き」というコメントだ。この店にも同じような感想を抱き、「低評価の中で一番好き」と表現した。これだけ評判が高ければ、もはや低評価とは言えない、とも付け加えている。

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店主が配信で「戦う」理由

終盤、タケヤキはTikTokの配信中に視聴者と喧嘩しているイメージについて店主に尋ねた。店主は、今もしていると認めたうえで、喧嘩は狙ってやっている部分もあると答えた。ただ、それだけではなく、伝えたいこともあるという。

店主は5〜6年前に活動を始めた。お金がない中で独立し、そのころは何か言われるのが腹立たしかった。それでも自分の中には信念があり、それを伝え続けてきた結果、今も生き残っているという。タケヤキも、同時期に始めたインフルエンサーの多くは途中でやめており、生き残っているのはすごいと応じた。

店主が伝えたいのは、挑戦してほしいということだ。アンチコメントを書く人や生活に悩む若い人にも、お金がないからこの焼肉屋に来られないと諦めるのではなく、どうすれば来られるかを考えて行動すればできる、と言いたいのだという。そう言うと叩かれるが、それでも伝えたいから戦っている、と話した。タケヤキが「成功している」と言うと、店主は「まだ成功していない」と否定した。この店は1号店で、今後は展開していきたいという。タケヤキは、20年後には全国展開しているかもしれない、と応じた。

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150gチャレンジの結果

最後に1刀150gチャレンジに挑んだ。BGMは著作権の問題で流せず、タケヤキが口ずさむ「セルフBGM」で進行した。塊肉の重さは最初に計測すると423g。タケヤキは迷った末に包丁を入れたが、結果は127gだった。本人の感覚以上にいい線だったものの、範囲外で失敗に終わった。切った肉は焼肉用にカットし、焼いてもらって食べた。

会計の段になり、タケヤキは「無料にしてくれるんですか」と冗談で尋ねた。店主は企業案件では割とお願いしていると返したうえで、きちんと支払いを受けている。去り際、店主は「今、絶賛炎上中なんですけど僕」と笑っていた。タケヤキの締めの感想は「ただのおいしいご飯でした」。低評価の評判とは別に、味については満足したという結論である。