中禅寺湖の湖底に沈んだルアーを溶かして「クマ鈴」に NPOが目指すアップサイクルの循環
日テレNEWS栃木県奥日光の中禅寺湖では、湖底に沈んだ釣り具などの金属ごみを回収し、溶かして「クマ鈴」に再生する取り組みが始まっている。湖のそばの学校では、このクマ鈴が子どもたちに贈られた。回収にあたるNPOは、再生品の販売収益を清掃活動にあて、循環する仕組みをつくろうとしている。
湖のそばの学校に贈られたクマ鈴
中禅寺湖はヒメマス釣りの聖地と呼ばれ、多くの釣り人が訪れる。その湖のそばにある学校で、ある授業が行われた。訪れた関係者は「これをちょっとみんなに是非プレゼントしたいなと思って来ました」と話し、子どもたちにクマ鈴を手渡した。
学校の周辺はクマの生息地だという。贈られたクマ鈴の素材は、すぐ隣にある中禅寺湖の湖底から来た金属で、湖に沈んでいた金属ごみを溶かして再生したものである。
回収されたごみの仕分けを体験
授業では、子どもたちが回収されたごみの実態を目の当たりにした。ごみの中には大量の金属製ルアーと釣り糸が含まれており、子どもたちはこれらを仕分ける作業を体験した。絡み合ったごみの仕分けは難しく、子どもたちは悪戦苦闘していた。
根がかりで沈む釣り具、回収は追いつかない
中禅寺湖には毎年、全国から2万人を超す釣り客が訪れる。しかし、釣り針が湖底の枝や岩に引っかかって糸が切れる「根がかり」によって、多くの釣り具が湖底に沈んでいる。
NPOは昨年から湖底の清掃を始めた。回収したごみのうち、ルアーなどは昨年がおよそ4000個、今年はすでに8000個にのぼる。それでも、沈んでいる量に対して回収はまったく追いついていないという。
再生品の販売で清掃費用をまかなう構想
NPOは、回収したルアーなどを再生して販売し、その収益を清掃活動などにあてる「アップサイクルの好循環」を生み出したい考えだ。担当者は、クマ鈴の量産品の製造もすぐに始め、来年の春ごろには何らかの形で販売し、店舗などとの仕組みを作っていきたいと話した。
活動は100年後の湖を見据えたもので、その思いを子どもたちにも託しながら、まだ始まったばかりである。
美しい湖の底に放置された厄介モノが、子供たちの安全を守るグッズに変身しました。栃木県の奥日光にある中禅寺湖。釣りの聖地と呼ばれ、多くの釣り人が訪れます。
お願いします。
そんな湖のそばにある学校では、ある授業が。
これをみんなにぜひプレゼントしたいなと思って来ました。はい。日本。
子供たちにプレゼントされたのはクマ鈴。学校の周辺はクマの生息地だと言います。
分ね。なんと、その隣の中禅寺湖の湖の底から来た金属なんです。
実はこのクマ鈴、湖に沈んでいた金属ゴミを溶かし、再生したものなのです。
子供たちは回収されたゴミの実態を目の当たりにしました。
ゴミの中には大量の金属製ルアーと釣り糸が含まれ、これらを仕分ける作業を体験しますが、悪戦苦闘。
上手。お、上手。おおっと、難しい。
大変ですね。
中禅寺湖には毎年、全国から2万人を超す釣り客が訪れます。しかし、釣り針が枝や岩に引っかかって切れる根掛かりによって、たくさんの釣りゴミが沈んでいるのです。
NPOでは昨年から湖底の清掃を始め、回収したゴミから去年はルアーなどおよそ4000個、今年はすでに8000個も回収していますが、全く追いついていないと言います。
そしてルアーなどを鈴に再生して販売した収益を清掃活動などに充てる、アップサイクルの好循環を生み出したい考えです。
クマ鈴の量産の方の製造もすぐに始めて、来年の春ぐらいには何かしらの形で販売をして、お店だったりとか、仕組みを作っていければと思ってます。
100年後の湖のために子供たちにも思いを託し、活動は始まったばかりです。
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