豪雨と長雨で千葉のさつまいも畑が冠水、焼き芋の販売を休む店も

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概要

秋が深まり、焼き芋やさつまいもスイーツが恋しくなる季節を迎えた。一方で、今年の記録的な長雨と豪雨、台風25号の影響で、さつまいもの一大産地である千葉県の畑が冠水し、大量廃棄が出ている。番組は、店頭のにぎわいと、焼き芋の販売を休まざるを得なくなった店、被害を受けた生産者の声を伝えた。

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冷え込みの朝と芋スイーツのにぎわい

この日は各地で冷え込み、秋の深まりと冬の始まりを感じさせる朝となった。長野県の紅葉の名所では、晴れた空の下で色づいた木々が見頃を迎えており、心配された長雨の影響も少なく、おおむね例年通りだという。

神奈川県横浜市の百貨店では、全国各地から芋スイーツが集まっている。来店客の一人は、どれにしようか迷った末に「とりあえず3個ぐらいいける」と話していた。埼玉県のさつまいもを扱う店の商品を食べた客は、寒暖差があってさつまいもがとても甘くできているという感想を述べた。番組は、さつまいもがこれから甘みを増していく季節だと紹介した。

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看板の焼き芋を「今月いっぱい休む」店

しかし、東京都内のある店では、看板商品の焼き芋を今月いっぱい休むことにしたという。この時期なら店頭にあるはずのさつまいもが焼き芋機に入っていない。店の担当者は、まとまった量の芋が手に入らないため休んでいると説明し、いつ再開できるかはまだ未定だと話した。

この店は主に千葉県産のさつまいもを使っているが、その千葉で被害が出たため、記録的な長雨や相次ぐ豪雨の影響で手に入りにくくなっているという。

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台風25号のあと一面が冠水した畑

番組は、さつまいもの一大産地である千葉県の生産者を訪ねた。生産者によると、最も被害が大きかったのは畑の中央部分で、左右から水が流れ込んで溜まってしまった。生産者がSNSに投稿した動画には、先月の台風25号のあと、本来なら水気がないはずの畑が一面冠水している様子が映っている。

生産者は当時について「言葉にはならなかった」と振り返り、水浸しで機械も入れず、何もできずに過ごしていたと話した。現在は水が引いて収穫を進めているものの、土を落とすと芋に腐りが入っているものがあるという。植物にとって水は必要だが、それ以上の量が来てしまうとこうなってしまうと説明し、こうした芋を見ると悔しく、悲しいと語った。

被害の規模について、この生産者は、4万本のうち3割から4割ほどが被害を受け、ほかの農作物も含めると被害額はおよそ700万円にのぼると話している。千葉県内の別の農園でも、台風25号の影響で冠水が発生し、およそ100万円分のさつまいもを廃棄したという。

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千葉県全体の被害と価格への懸念

千葉県では雨による農業被害が相次いでいる。さつまいもだけで見ても、今年8月の大雨で県全体で1000万円を超える被害が出ており、さらに先月の台風25号では約6500万円の被害が確認されているという。

番組は、一大産地である千葉県での被害により、品薄による価格への影響が懸念されると伝えた。