みずほ楽天カードと楽天ブラックカードの2枚持ちをどう使い分けるか:普段使い2%還元とクレカ積立3.2%還元

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概要

「家計の味方チャンネル」の話者は、2026年9月にみずほ楽天カードの還元率が2倍になり、2027年1月からは楽天ブラックカードのクレカ積立還元率が最大3.2%に上がることを受けて、楽天証券で投資している人にはこの2枚の組み合わせが最も効率的だと考えている。話者自身もこの2枚持ちを目指している。動画では、まず2枚の改定内容を確認し、それぞれのスペック、楽天経済圏での優遇、注意点を比較したうえで、普段の決済はみずほ楽天カード、投資と海外利用は楽天ブラックカードという役割分担を提案している。

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みずほ楽天カードの改定:常時2%還元になった仕組み

改定後のみずほ楽天カードでは、楽天カードで支払ったときに付く楽天ポイントの通常分と同じ額のみずほポイントが、上限なしで付与される。そのため、他の楽天カードの基本還元率が1%なのに対し、みずほ楽天カードは2%になる。楽天証券でのクレカ積立も、一般の楽天カードの0.5%に対してみずほ楽天カードは1%になる。

話者は他の人気カードと比べてこの水準を評価している。年会費無料の高還元カードとして知られるリクルートカードは1.2%還元である。三井住友カード ゴールドやエポスゴールドカードのような「100万円修行」系のゴールドカードは、年間100万円を使ってようやく1.5%還元になる。100万円を超えた分にはボーナスポイントがないため、使うほど実質還元率は下がっていく。一方、みずほ楽天カードには年間利用額の条件がまったくなく、常に2%還元である。話者は、このスペックがいつまで続くかは分からないと断ったうえで、年会費無料・上限なし・利用先を問わず常時2%というカードは現時点で他にないため、今のうちに使い倒すのがよいと述べている。

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楽天ブラックカードの改定:前年400万円利用で積立3.2%

楽天ブラックカードは、2027年1月の買付分から、前年1月1日〜12月31日の楽天カードの年間ショッピング利用額が400万円以上あれば、クレカ積立の還元率が現行の2%から3.2%に上がる。毎月の上限10万円まで積み立てた場合、年間で最大3万8400ポイントになる。

この400万円の集計からは各種手数料が除外される。一方で、楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ分や、みずほ楽天カード・楽天ビジネスカードを含めて複数枚持っている楽天カードの利用分は集計対象に入りそうだ、と話者は見ている。楽天証券ではクレカ積立とは別に、楽天キャッシュで毎月5万円(年間60万円)の積立を0.5%還元で設定できる。常時2%のみずほ楽天カードや、経費決済に使える楽天ビジネスカードの利用分も入るので、400万円は達成しやすい方だと話者は考えている。

他社の証券会社と比べると、SBI証券でクレカ積立ができる三井住友カードの最上位「Olive インフィニット」は年間500万円以上の利用で3%、700万円以上で4%である。三菱UFJ eスマート証券でクレカ積立ができる三菱UFJカードのプラチナは、年間100万円以上で2%、700万円以上で7%還元である。話者は、決済のしやすさまで含めれば、楽天ブラックカードの「400万円で3.2%」はかなりよい水準だと評価している。

楽天ブラックカードは海外旅行特典も手厚い。世界中の空港ラウンジを使えるプライオリティ・パスが同伴者2名まで無料になり、治療費用300万円の海外旅行傷害保険が自動付帯する。話者によれば、この2つがそろっているのはこのカードだけである。Mastercardブランドを選べるため、Revolutへ手数料無料でチャージでき、楽天カードの海外事務手数料が高いという弱点も解消できる。こうした理由から、話者は通常の決済はみずほ楽天カード、投資と海外利用は楽天ブラックカードと使い分けるのが効率的だと考えている。

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みずほ楽天カードの基本スペックと口座の縛り

みずほ楽天カードの年会費は、一般の楽天カードと同じく永年無料である。家族カードは2枚まで永年無料で発行できる。ETCカードは楽天カード1枚につき1枚発行でき、通常は年会費550円だが、楽天会員ランクがプラチナ以上なら無料になる。プラチナ会員の条件は、直近6か月で2000ポイント以上かつ15回以上楽天ポイントを獲得することだ。楽天カードの決済だけなら半年で20万円にあたり、楽天市場や楽天トラベルなども使っていればすぐ達成できるので難しくない、と話者は言う。

国際ブランドはVisaのみで、引き落とし口座もみずほ銀行に限られる。メインバンクが別にある人は毎回みずほ銀行へ送金する必要があり、かなり面倒に感じるだろうと話者は認めている。ただし、みずほ銀行の使い勝手は意外と悪くない。みずほ楽天カードを月1回以上使えば、みずほマイレージクラブの特典で他行宛振込手数料とコンビニATM手数料が月3回まで無料になる。対応する銀行口座間で無料送金できる「ことら送金」やAir Walletにも対応しているため、資金移動で手数料がかかる場面はほとんどないと話者は見ている。そして何より常時2%還元なので、口座の縛りを受け入れても使う価値は十分あるというのが話者の判断である。

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還元率が下がる支払い先でもみずほポイントは上乗せされる

還元の内訳は楽天ポイント1%とみずほポイント1%である。原則として、通常分として付く楽天ポイントと同額のみずほポイントが二重に付く。この上乗せは、楽天カードの還元率が下がる支払い先にも適用される。

楽天カードでは、生命保険などの保険料、通信費、海外利用分、楽天Edyへのチャージ分は0.5%還元に半減する。電気・ガス・水道などの公共料金、税金、国民年金保険料は0.2%還元に下がる。みずほ楽天カードではここにも同額のみずほポイントが付くため、前者は1%、後者は0.4%になる。話者は、0.4%はまだ物足りないものの、保険料や通信費などの固定費で1%還元は比較的高い水準だと評価している。

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楽天市場・楽天証券・楽天トラベルでの優遇

楽天市場では、一般カードが常時3%還元のところ、みずほ楽天カードはみずほポイント1%が加わって常時4%になる。ゴールドカード以上なら誕生月に+1%で最大4%、プレミアムカード以上なら毎週火曜・木曜に+1%で最大5%になる。ただしみずほ楽天カードは誕生月や曜日を気にせず常に4%なので、買い物のタイミングを選ばずに済む分、こちらが合う人も多いと話者は考えている。なお、楽天カード特典分の月間還元上限ポイントはプレミアムカード以上の方が高いため、楽天市場で月10万円を超える高額決済をするならプレミアムカード以上が有利という点は残る。

楽天市場のSPUには、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にすると+0.3%になる条件がある。みずほ楽天カードはみずほ銀行しか引き落とし口座に設定できないため、1枚だけだとこの0.3%は諦めることになる。しかし、2枚持ちしているもう1枚の楽天カードの引き落とし口座が楽天銀行なら、みずほ楽天カードの利用分もこの+0.3%の対象にできる。話者はこれを2枚持ちのメリットの1つに挙げている。

楽天証券のクレカ積立は毎月10万円までで、一般カードの0.5%に対してみずほ楽天カードは1%になる。公式ページには一般カード最大1%、みずほ楽天カード最大2%と書かれているが、この「最大」が適用されるのは販売会社の代行手数料が年0.4%以上の銘柄、つまり主にアクティブ型の投資信託だけである。オルカンやS&P500で人気のeMAXIS Slimシリーズや楽天シリーズは対象外なので、多くの人にとっては1%還元だと考えておくべきだと話者は注意を促している。

楽天トラベルでは、エントリーと楽天カードでの事前決済で一般カードは2.5%還元になり、みずほ楽天カードはみずほポイント分が加わって3.5%になる。話者はこの点から、楽天証券の積立と楽天トラベルについては、年会費1万1000円のプレミアムカードと同等の還元を年会費無料で受けられるとまとめている。

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楽天ペイと楽天Edyでの使い方

楽天カードは、自社の電子マネーである楽天ペイ(楽天キャッシュ)と楽天Edyへオートチャージできる。楽天カードから楽天ペイ残高へのチャージにはポイントが付かないが、楽天ペイを残高払いで使うと最大1.5%還元になる。ただしこの1.5%を受けるには月2回以上楽天ポイントカードを提示する必要があり、満たせないと1%に下がる。

話者がすすめるのは、楽天ペイの支払い元をチャージ残高ではなく、みずほ楽天カードを紐付けたカード払いにする方法である。こうするとみずほ楽天カードで直接払ったのと同じ扱いになり、楽天ペイでも常時2%還元になる。楽天ペイには残高払いだとポイント対象外になる店舗が多いが、カード払いならそうした店舗でも2%還元を受けられる。そのため話者は、みずほ楽天カードを持っているなら楽天ペイはカード払いに固定しておく方が楽だと述べている。楽天Edyへのチャージは楽天カードでは0.5%還元に半減するが、みずほ楽天カードならその2倍になり、楽天カードの中で唯一1%還元でチャージできる。

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みずほ楽天カードの注意点

話者はみずほ楽天カードの注意点を4つ挙げている。

1つ目は、申し込んだだけでは2%還元にならないことだ。みずほマイレージクラブへの入会、みずほダイレクトの契約と初回登録、みずほポイントモールへの初回アクセスと規約への同意、カードの口座振替設定の完了。この4つを、2%にしたい月の月末までに済ませる必要がある。1つでも欠けるとその月は丸ごと対象外になり、設定の反映にも2〜3営業日かかる。そのためカードが届いたらすぐ済ませるべきだという。

2つ目は、みずほポイントの使い道である。みずほポイントの有効期限は2年だが、楽天ポイントに交換すると期間限定ポイントになり、有効期限は最長6か月になる。期間限定の楽天ポイントは、カード利用代金への充当、楽天証券でのポイント投資、他ポイントへの交換には使えず、楽天市場や楽天トラベルなどでの支払いに使うしかない。一方、PayPayポイントとdポイントには通常ポイントとして交換できる。そのため話者は、失効リスクを避けたいなら出口はPayPayポイントかdポイントがよいとしている。なお、みずほポイントから他社ポイントへは直接交換できず、みずほギフトへのチャージを経由する。

3つ目は、2%にならない支払い先が意外と多いことだ。前述のように、保険料・通信費・海外利用分・楽天Edyチャージは1%、公共料金・税金・国民年金保険料は0.4%になる。楽天ペイ残高を含め、プリペイド決済へのチャージはポイント付与の対象外のままである。Mastercardブランドの楽天カードなら唯一Revolutに手数料無料でチャージでき、1%還元も受けられる。しかしみずほ楽天カードはVisaのみで、Revolutへのチャージには1.7%の手数料がかかるため、話者はおすすめしないとしている。また、ポイントは月間利用額ではなく1回の決済ごとに100円につき2ポイントで計算され、100円未満は切り捨てになる。少額決済で取りこぼしが出る構造は一般の楽天カードと同じである。

4つ目は、楽天カードの保有枚数の制限だ。楽天カードは基本的に1人2枚までで、すでに2枚持っている人はそのままでは申し込めない。保有中の1枚が楽天銀行カード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天カードアカデミーの場合は、みずほ楽天カード自体に申し込めない。なお「楽天銀行カード」と「楽天銀行デビットカード」は別物で、デビットカードは2枚の枠に数えられないので、手元のカード名を確認してほしいと話者は呼びかけている。

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楽天ブラックカードの申込条件と500万円の集計範囲

楽天ブラックカードに申し込むには、楽天プレミアムカードで年間500万円の決済が必要になる。公式ページによれば、この500万円の集計から外れるのはポイントでの支払い分だけで、楽天カードで請求される金額はすべて集計に入る。具体的には、プレミアムカード以外の2枚目の楽天カード、家族カード、ETCカード、プレミアムカードに追加できるビジネスカードの利用分、カードの年会費や手数料、楽天キャッシュへのチャージ、投資信託のクレカ積立まで対象になると公式ページに明記されている。

話者にとって大きいのは、投資分、税金の支払い分、ビジネスカードの利用分、2枚目のみずほ楽天カードの利用分まで入ることだ。話者は自分の場合の内訳を次のように見積もっている。楽天カードの毎月10万円のクレカ積立で年120万円。楽天キャッシュの毎月5万円の積立で年60万円。楽天キャッシュを使った楽天ペイの請求書払いで、税金・社会保険料がおよそ100万円。ビジネスカードの経費決済で年120万円。残りの100万円は、普段の買い物を集めているみずほ楽天カードの利用分で埋まる。こうして年間500万円の決済にはある程度めどがついていると話している。

注意点として、申込条件の500万円と、積立3.2%の判定に使う400万円とでは、集計範囲が少し違う。400万円の方はクレカ積立分や各種手数料が集計対象外になっている。一方、楽天キャッシュへのチャージ分と、みずほ楽天カードやビジネスカードを含めた複数枚の楽天カードの利用分はどちらの判定にも入る。楽天キャッシュ積立の60万円、税金・社会保険料の100万円、経費決済の120万円、みずほ楽天カードの100万円はそのまま両方に使える。そのため話者は、2枚持ちを前提にすれば400万円も500万円も、他社の決済修行系カードと比べてそれほど高いハードルではないと考えている。

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プレミアムカードとブラックカードの基本スペック比較

年会費はプレミアムカードが1万1000円、ブラックカードが3万3000円である。家族カードは本会員1人につき2枚まで発行でき、プレミアムカードは1枚あたり550円かかるのに対し、ブラックカードは2枚とも無料だ。家族カードの利用分も400万円・500万円の集計に入るので、18歳以上の家族がいるならプレミアムカードの段階で発行しておきたいと話者は言う。ETCカードはどちらも無料である。

ビジネスカードは、プレミアムカードにのみ年会費2200円を追加で払って発行できる。ブラックカードになった後も年会費を払い続ければ使い続けられるが、ブラックカードになってから新規に申し込むことはできない。経費決済を集計に含めたい人はプレミアムカードのうちに発行しておくべきだという。利用可能枠は審査によるが、プレミアムカードが最高300万円、ブラックカードが最高1000万円で、この枠はみずほ楽天カードやビジネスカードを含む楽天カード全体で共通になる。

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国際ブランドはMastercardをすすめる理由

国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Expressから選べる。話者はMastercardが一番のおすすめだとし、実際に自分もMastercardで申し込んでいる。理由は、楽天カードは基本的にプリペイド決済へのチャージにポイントが付かないが、Mastercardブランドなら唯一Revolutへ手数料無料でチャージでき、同時に1%還元も受けられるためである。Revolutにチャージした後は、ANA Payや楽天Edyに回してさらに還元率を高めたり、Vポイント Payを経由してモバイルSuicaに高還元でチャージしたりできる。Revolut自体も海外現地や海外事業者への支払いで海外事務手数料を無料にできるので、楽天カードで通常3.63%かかる海外事務手数料を避けられる。

楽天ブラックカードは国際ブランドごとに付帯特典が変わる。Mastercardでは「Taste of Premium」の中に、対象の高級レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる「招待日和」がある。Visaを選べばVisaのキャンペーンに参加できる機会はある。それでも、2枚目のみずほ楽天カードがVisaなので、ブラックカードをMastercardにしておけばブランドも分散できて使いやすい、というのが話者の考えである。

すでにMastercard以外のブランドで楽天ブラックカードを持っている人には、別の方法も紹介されている。アルペングループ楽天カードは楽天カード2枚上限の例外として3枚目に発行でき、その利用分も400万円と500万円の両方の判定に入る。話者は、ブランドを変えるためだけに解約・再発行するより、アルペングループ楽天カードのMastercardをRevolutチャージ用に追加する方が現実的だと述べている。

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楽天経済圏での優遇:実質的な差は楽天証券だけ

楽天市場では、プレミアムカードもブラックカードも最大5%還元にできる。内訳は楽天市場の通常分1%、SPUの通常分1%、楽天カード特典分1%で、ここまでは一般カードと同じだ。違うのは特典分の月間上限で、一般カードとゴールドカードは1000ポイント(月10万円利用分)まで、プレミアムカードとブラックカードは5000ポイント(月50万円利用分)まで付く。火曜・木曜の+1%もどちらも対象である。

楽天証券の積立還元率は、プレミアムカードがみずほ楽天カードと同じ1%なのに対し、ブラックカードは現行2%、2027年1月買付分からは前年400万円以上の利用で3.2%になる。毎月10万円積み立てた場合、プレミアムカードは年1万2000ポイント、ブラックカードは2%で2万4000ポイント、3.2%なら3万8400ポイントになる。年会費の差は2万2000円なので、これまでは投資還元のアップだけでは差額の元を取れなかった。しかし3.2%を実現できれば、積立の差額だけで年会費差額の大半を回収できる計算になると話者は説明している。

その他の優遇は次のとおりである。楽天銀行の普通預金金利は、プレミアムカード保有で+0.02%、ブラックカード保有で+0.06%になる。楽天トラベルはどちらも3.5%還元で、みずほ楽天カードとの差もない。楽天モバイルでは、プレミアムカードで毎月5GB分、ブラックカードで毎月10GB分の割引クーポンがもらえる。楽天モバイルの料金は3GB・20GB・無制限の3段階なので、プレミアムカードなら25GBまで、ブラックカードなら30GBまでの利用であれば、クーポンで1段階安い料金になり最大1100円分得になる。楽天ぐるなびでは、プレミアムカードで3%、ブラックカードで5%に還元率が上がる。通常は過去3か月で10人以上予約しないと高いランクに上がらないが、プレミアムカード以上なら無条件で適用されるので、飲み会の幹事をよく引き受ける人向けだという。さらに、プレミアムカード以上なら楽天マガジンで雑誌を月3冊まで、Rakuten Musicで月5時間まで無料で利用できる。

話者は、楽天経済圏のポイント還元でプレミアムカードとブラックカードに大きな差があるのは、実質的に楽天証券の投資還元率だけだとまとめる。年会費を差し引いた獲得ポイントで比べると、みずほ楽天カードと楽天ブラックカードの差は6600円分あるとし、これを付帯特典で取り戻せるかで判断してほしいと述べている。

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付帯特典:海外旅行に寄ったブラックカードの価値

ラウンジは、プレミアムカードもブラックカードも国内35か所とハワイのカードラウンジを同じ条件で利用できる。ハワイには楽天カード独自のラウンジもあり、同伴者5名まで無料で、プレミアムカードは年20回まで、ブラックカードは回数制限なしで使える。プライオリティ・パスは、プレミアムカードが年5回までなのに対し、ブラックカードは回数制限なしで同伴者2名まで無料である。ただし空港ラウンジ以外のレストランやリフレッシュ施設は使えない点に注意が必要だという。

海外旅行傷害保険は、ブラックカードの方が補償額が基本的に高く、すべての項目がカードを持っているだけで適用される自動付帯なので、より安心だと話者は評価する。国内旅行傷害保険も、プレミアムカードは最高5000万円、ブラックカードは最高1億円が自動付帯し、入院・手術・通院まで一定額が補償される。購入した商品の破損・盗難・火災などを補償するショッピング保険は、どちらも年間300万円まで付く。ブラックカードにはこのほか、プレミアムカードにはないコンシェルジュサービス、年2回までの空港手荷物宅配サービス、国際ブランドごとのレストラン優待やホテル優待がある。ブランド別の例としては、Mastercardの招待日和のほか、JCBではUSJ内のラウンジを年1回利用できる特典がある。

話者は、ブラックカードの付帯特典は海外旅行に寄っていると見る。家族や友人と年1回でも海外旅行に行く人なら、プライオリティ・パスの同伴者無料と自動付帯の保険だけで年会費差額の元は十分取れるだろうとし、逆に海外旅行に行かない人はみずほ楽天カードだけで十分だとも述べている。

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楽天ブラックカードの注意点

1つ目は、500万円を達成しても審査に通るとは限らないことだ。楽天ブラックカードは、プレミアムカードを1年間保有し500万円の請求があったうえで、改めて申し込みと審査が必要になる。500万円を達成したのに審査で否決されたという体験談も複数あるため、1年間決済を積み上げても取得できない可能性があることを認識しておくべきだという。話者自身も最近法人を作ったばかりで信用力はないと思われるため、審査通過を信じるしかない状況だと話している。

2つ目は改悪のリスクである。ブラックカードを持つ決め手になるプライオリティ・パスの同伴者条件と海外旅行傷害保険の適用条件は、他社カードで改悪が続いている部分だ。年会費16万5000円のアメックス・プラチナでさえ、プライオリティ・パスで無料になる同伴者は1名まで、海外旅行傷害保険は2026年10月分から自動付帯から利用付帯に変わった。話者は、楽天モバイルの影響もあって楽天の財務状況は厳しいと思われるとし、改悪の可能性を前もって認識しておくべきだとしている。

3つ目は年会費の優遇がないことだ。三井住友も三菱UFJも、普通預金と証券口座の資産残高が合計3000万円以上なら最上位カードの年会費を無料にする条件を打ち出している。楽天ブラックカードも、楽天銀行や楽天証券の資産残高に応じた年会費優遇を打ち出すかどうかは今後に期待したいと話者は述べている。

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話者の使い分けと入会時の注意

話者の個人的な使い分けは次のとおりである。楽天ペイのカード払いを含め、日常の決済はみずほ楽天カードに集約する。楽天証券の投資、楽天キャッシュへのチャージ、Revolut経由の海外利用は、現在の楽天プレミアムカード(Mastercardブランド)で行う。

入会方法について、みずほ楽天カードは引き落とし口座がみずほ銀行に限られるため、口座がない人は口座開設から始めることになる。話者によれば、現在みずほ銀行では口座開設とみずほ楽天カード入会の組み合わせで最大5万円相当のポイントがもらえるキャンペーンを実施している。ただし、みずほ銀行の口座開設はポイントサイトの案件と併用できないので、獲得ポイントの多い方に参加するとよいという。すでに楽天カードを2枚持っている人は1枚解約してから申し込むことになるが、解約後の申し込みは2枚目の入会特典の対象外になる点にも注意が必要だ。楽天プレミアムカードを含む楽天カードの入会・アップグレードキャンペーンは時期によってポイント数がかなり変わるため、申し込む前に最新内容を確認してほしいと話者は締めくくっている。