3連休最終日、渋谷駅の人身事故で山手線が全線停止 台風25号の浸水が続く千葉県の被災者は

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概要

日本テレビ「news zero」は、3連休最終日の東京の交通の乱れと、台風25号で浸水被害を受けた千葉県の3週間後の様子を伝えた。前半は渋谷駅の人身事故による鉄道の運転見合わせと高速道路の渋滞、後半は冠水が長引く町と、浸水した接骨院を営む86歳の院長の話である。

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渋谷駅の人身事故で山手線が全線見合わせ

番組は、午後2時前の渋谷駅から原宿駅にかけての映像から始まった。原宿方面へ向かっていた列車が緊急停止した場面で、画面の下側に山手線、上側に湘南新宿ラインの列車が映っていた。停止の原因は渋谷駅で起きた人身事故である。

この事故で山手線は一時全線で運転を見合わせた。埼玉県へ向かう埼京線の一部区間、神奈川県や栃木県へ続く湘南新宿ライン、相鉄線直通列車の一部区間でも列車が止まった。番組によると、影響を受けた利用客は約6万1000人だった。

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待ち合わせ相手が来られず、予定がなくなった男性

番組は、渋谷駅前でスマートフォンを見ていた男性に話を聞いた。男性は友人と遊ぶ約束をしていたが、友人が運転見合わせに巻き込まれ、「結構予定が狂って」しまったという。2人は2時半から遊びの予約を入れていた。会話の流れから、ダーツの予約だったとみられる。取材の時点で予約時刻を20分ほど過ぎており、男性は「いきなりすぎて自分も戸惑っている」と話した。予約は自動でキャンセルされたという。

運転再開後、友人から「何分後かに着く」と連絡があった。しかしその後電話すると、予定は強制的にキャンセルになったので今日の遊びはなしにする、という話になった。友人は新宿で食事をして帰ると言い、男性も渋谷で食事をして帰るつもりだと話した。番組は、男性が渋谷で予定を何も果たせないまま帰っていったと伝えた。

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東名高速の上りも渋滞

道路も混雑した。番組は午後7時ごろの東名高速道路・綾瀬スマートインターチェンジ付近の映像を流し、上り線に多くの車が並ぶ様子を伝えた。NEXCO中日本によると、この日の東名高速上りの渋滞のピークは午後6時ごろだった。

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冠水が長引く千葉県の町、3週間たっても残る臭い

後半は、台風25号で大きな被害が出た千葉県の話題である。番組は、冠水が長引いている千葉県内の町を再び取材した。2週間ほど前の取材では、道路一帯が冠水し、カーブミラーは半分以上が水に浸かって頭だけが水面から出ていた。今回は、足元から奥まで続いていた水が引き、カーブミラーがあらわになっていた。

台風25号が千葉県を襲ってから、この日でちょうど3週間になる。水は少しずつ引いているが、住民は臭いに困っている。住民は、この2〜3週間は臭いがし、水たまりも残る状態が続いていると話した。臭いは生活するうえで大変だが「しょうがない、どうしようもない」とし、家の中に芳香剤や消臭剤を置く程度しかできないと語った。

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浸水した接骨院 食器もなく、食事は3食コンビニ

千葉県では川の氾濫で多くの建物が水に浸かった地域もある。番組は、被災した接骨院に話を聞いた。建物は自宅も兼ねており、浸水の跡は1メートル以上の高さに残っていた。キッチンも浸水し、院長は一人暮らしのため、茶碗も箸も一つも使えるものがなくなった。料理ができないので、食事は3食ともコンビニで済ませているという。

部屋では、濡れてしまった家族写真などを今も乾かしていた。院長は子どもの写真を手に「こんなにしてしまって本当に申し訳ない」と話し、捨てられなくなってしまったと語った。この3連休は毎日片付けをしていたという。

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「この世が終わりになる前の日まで仕事しようと思っていた」

院長は今年86歳になる。施術に使う機械もすべて壊れた。今後について院長は、機械をそろえ直す余裕はまったくないので、店を閉める以外に方法はないと話した。そのうえで、「この世が終わりになる前の日まで仕事しようと思ってました」と語った。番組はこの言葉で千葉県の被災地の話題を締めくくった。