栃木で相次いだ火災:18時間燃え続けるプラスチック工場と、那須塩原の住宅火災

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概要

2026年10月12日、栃木県内では2件の大きな火災が起きた。1件はシャンプー容器などを製造するプラスチック製品工場の火災で、通報からおよそ18時間がたっても鎮火のめどが立っていない。もう1件は同じ日の夜、那須塩原市で起きた住宅火災である。番組は両方の現場を取材し、プラスチック火災の危険性について専門家の見解も伝えた。

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那須塩原の住宅火災:「10分もしないうちに」燃え広がった

12日夜、那須塩原市の住宅から激しく炎が吹き上がった。映像では壁が焼け落ち、一部が骨組みだけになっているように見える。

番組は、この住宅に住んでいるという家族に話を聞いた。ガラスが破裂する音が聞こえたとき、家族の一人は2階にいた。扉を開けるとすでに黒い煙が出てきていたため、ベランダから屋根へと逃れて脱出したという。家は木造で、火の回りは非常に速く、10分もしないうちに自分がいた部屋の端の方まで火が来ていたと振り返った。

家族は被害の状況について、上の階はすべて燃えて崩れ落ち、下の階は外側だけが残っているような状態で、全焼に近いと話した。消防車などが出動しているが、放送時点でも延焼中だという。

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那珂川町の工場火災:従業員46人は全員避難

もう1件の火災は、栃木県那珂川町の工場で起きた。12日午前5時過ぎ、工場から火が出ていると従業員から通報があった。警察や消防などによると、燃えているのはシャンプーの容器などのプラスチック製品を製造する工場の倉庫である。

取材班が現場に向かうと、正面に立ちのぼる巨大な黒煙が見え、車を降りると焦げ臭いにおいがしたという。消防と消防団を合わせて38台の車両が出動して消火活動を続けたが、火の勢いは収まらず、活動は夜になっても続いた。映像には建物の一部が崩れ落ちる様子も映っている。

近くで大きな荷物を抱えていた男性は、警察から避難の準備をするよう言われ、貴重品などをまとめたと話した。頭にはヘッドライトを付けており、様子を見に行くときに危ないからだと説明した。

出火当時、工場の敷地内には従業員46人がいたが、全員が避難し、けが人や逃げ遅れた人はいないという。

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専門家が指摘するプラスチック火災の危険性

通報からおよそ18時間がたっても鎮火のめどが立たない理由について、専門家はプラスチックの性質を挙げた。プラスチックは石油系の素材でできているため、ガソリンが燃えているのに近い燃え方をし、激しく燃えるのだという。

さらに専門家は、プラスチックならではの危険として煙を指摘した。真っ黒で、有毒ガスを非常に多く含んだ煙が大量に発生するのが特徴だという。一酸化炭素などの有毒ガスが大量に生じているため、その煙は吸ってはいけないと注意を促した。

工場火災は放送時点でも消火活動が続いており、鎮火の見通しは示されていない。