乃木坂46・5期生4人が初アフレコを振り返る 映画『GROTESQQQUE -グロテスク-』完成披露舞台挨拶
oricon映画『GROTESQQQUE -グロテスク-』の完成披露上映会で、乃木坂46の5期生である井上和、中西アルノ、一ノ瀬美空、冨里奈央の4人が舞台挨拶に登壇した。4人が声を担当したのは、作中の一編「ノクターン〜このグロテスクな夜に〜」である。上映直後の観客を前に、出演が決まったときの気持ちと、同期4人だけで臨んだアフレコ収録の様子を語った。4人のほとんどはアフレコの仕事が初めてだったという。
登壇者の挨拶
アヤメ役の井上は、作品を観客に届けられることがうれしいと述べた。シオン役の中西は、観客が作品を観終えたばかりなので、作品の良さを一緒に話せるのが楽しみだと話した。桃役の一ノ瀬は、観客を「日本で最初にこの作品を見た皆さん」と呼び、自分も大好きな作品の魅力を伝えたいと語った。カンナ役の冨里は、楽しい時間を一緒に過ごしたいと挨拶した。
出演が決まったときの思い
井上は、普段からアニメをよく見ていて、アニメに助けられてきたこともあり、出演が決まったときはとてもうれしかったという。5期生の同期4人で演じられることにも喜びを感じたと話した。さらに、作品のテーマや4人のキャラクターの関係について「すごく似てるわけじゃないけど、遠いわけじゃない」と述べ、自分たちの関係と近い部分があると感じたという。そのため、感情的になりながらも、アフレコをみんなで楽しめたと振り返った。
中西は、うれしさと同時に、初めてのアフレコの仕事が自分に務まるかという不安もあったと明かした。ところが脚本を読むと、役がバンパイアだった。中西は、自分も中二病の道を歩みながら23歳になったと話し、「中学2年生の時の私、聞いてるか」と、23歳でバンパイアになると報告するような気持ちで台本を読んだと語って会場を沸かせた。
一ノ瀬は、話を聞いたときには驚きが重なったという。アフレコ自体が初めてだったこと、『グロテスク』というタイトルを聞いてどんな作品なのか想像がつカンナかったこと、さらに登場人物が4人で、それを同じグループの同期4人が演じることにも驚いた。そうした驚きの中で始まったが、多くの人に支えられて作品に関われたことが幸せだと話した。
冨里は、芝居は毎回新しい自分に出会える場所だと考えていて、いつか声の仕事もしてみたいと思っていたという。そのタイミングで声をかけてもらったので、とてもうれしかったと語った。一ノ瀬と同じように、脚本のタイトルに「グロテスク」とあったので「グロいのカンナ」と思ったとも明かした。それでも、同期の3人の「お姉さん」と一緒にできると聞いて心強く感じ、アフレコが楽しみだったという。
ブースでの「グミタイム」
収録は4人そろってブースで行われた。井上によると、作品は4人が旅をするような物語で、ずっと同じブースにいたため、実際に旅をしているような感覚があったという。4人で協力し合い、考えすぎて糖分が足りなくなるとグミを食べた。緊張感はありながらも、同期だからこそ気を許せる安心できる場所だったと話した。
中西も「グミタイム」に救われたと語った。4人のほとんどがアフレコ初挑戦で、慣れているメンバーがいなかった。収録中に行き詰まると、4人で頭を寄せ合って「どうしよう」と考える場面があった。そんなときに「一旦グミ食べようか」となる時間が、同期ならではの癒やしだったという。
マイクが拾ったお腹の音
一ノ瀬が印象に残ったこととして挙げたのは、マイクの性能の高さだった。他のメンバーの収録中にお腹が空くと、ばれないだろうと思って鳴らしていたが、お腹の音までしっかり拾われていたという。そのたびに「これ私だ、ごめんね」と謝ったそうだ。メンバーからは、一ノ瀬がいちばんお腹を鳴らしていたという声も上がった。一ノ瀬は、同期だったから素直に名乗り出られたが、他の現場ならもっと罪悪感を抱いていたと思うと話し、「日本の技術は素晴らしい」と笑いを誘った。
この話を受けて、声優側の登壇者が、声優はお腹が鳴ったときにどうしているのかを説明した。お腹が鳴るのは自然なことで仕方がないので、軽食を常に持っていく人がいるという。鳴りすぎるときは、出番が少ない間は外に出ている人もいるそうだ。アフレコの前は食べすぎても食べなさすぎてもよくなく、消化の音が鳴ってしまうとも話した。そのうえで、他の現場でも周りから咎められることはないので大丈夫だと声をかけた。一ノ瀬は、あんなに申し訳なさそうな顔をしなくてもよかったと救われた様子で礼を述べた。
自分の手を噛んで役をつかむ
冨里が挙げたのは、井上の役作りだった。予告編にも登場する、井上が演じるアヤメが人を噛む場面の収録でのことだ。井上は「人を噛むってどういう感覚なんだろう」と言い出し、自分の手を噛み始めたという。「いてて」と言いながら噛み、「こういう感じか」と確かめてからマイクの前に向かう姿が、冨里には強く印象に残った。
井上は驚かせたことを冨里に謝りつつ、噛む側も噛まれる側も、一度やってみないと分からないと説明した。噛んだのは親指の付け根あたりで、冨里は本当に血が出るのではないかと思うほどだったと振り返った。井上自身も、周りに心配されて「何やってるんだろう」という気持ちになったという。それでも、そのおかげできっといいものを残せたと思っていると語った。冨里は井上を「すごくストイック」だと評し、司会者は大切な取り組みだと応じた。
初めてのアフレコに同期4人だけで臨んだ現場について、4人はグミで息抜きをし、お腹の音を笑い合い、手探りで役をつかんでいった時間として語った。
『ノクターン〜このグロテスクな夜に〜』の皆様よりご挨拶お願いしたいと思います。まずは、アヤメ役、井上和さん、お願いします。
ありがとうございます。アヤメ役の乃木坂46、井上和です。よろしくお願いします。すいません。この作品を皆様の元にお届けできるのがすごく嬉しく思っております。短い時間ですが、一緒に楽しんでいきましょう。よろしくお願いします。
ありがとうございます。続きまして、シオン役、中西アルノさん、お願いします。
シオン役を演じさせていただきました、乃木坂46の中西アルノです。本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。皆さん、本当もう今見てほやほやということで、その皆さんと作品の良さをちょっとお話しできるのがすごく楽しみです。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。続きまして、モモ役、一ノ瀬さん、お願いします。
モモ役を務めさせていただきました、乃木坂46の一ノ瀬美空です。もう日本で最初にこの作品を見た皆さんということで、私も大好きなこの作品の魅力とか好きなところをたくさんお話しできたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ありがとうございます。続きまして、カンナ役、冨里奈央さん、お願いします。
カンナ役を務めさせていただきました、乃木坂46の冨里奈央です。今日は皆さんと楽しい時間を過ごせることが、楽しい時間を過ごせたらいいなと思います。よろしくお願いします。
お願いいたします。ありがとうございます。では、もうここから早速に入らせていただくので、マスコミの皆さん、フラッシュ撮影ここまでとさせてください。井上さんはお話決まった時、いかがでした?
私もアニメが大好きで日常的にたくさん見ていましたし、たくさん助けられても、出演させていただけると決まった時はすごく嬉しかったのを覚えています。
しかも今回、乃木坂46の私たちは5期生なんですけど、5期生の4人で、同期の4人でやらせていただけるということで、そういう仲間と一緒にできる嬉しさみたいなのもすごく感じましたし、あと、この『ノクターン〜このグロテスクな夜に〜』のテーマだったりとか、このキャラクターの4人の関係みたいなもので、すごく私たちの関係に、すごく似てるわけじゃないけど、遠いわけじゃないというか、ちょっと近しい部分もあったりとかしたので、そういう意味で、感情的になりつつもアフレコをみんなで楽しんでやることができたなと思っています。でも、すごく本当にこんな素敵な作品に参加できて、すごく嬉しいなという気持ちです。
本当にぴったりな役どころというか、関係性でもあったと思うんですけど。中西さんはいかがですか?
私もこのお話いただいた時は本当に嬉しいと同時に、こういうアフレコのお仕事っていうのも初めてだったので、ちょっと自分に務まるカンナという心配を持ちつつ臨んではいたんですけど、脚本を頂いて見た時に、ヴァンパイアっていうことで、やっぱり私もしっかりと中二病として道を歩みながらここまで23歳になったので、中学2年生の時の私、聞いてるかっていう。私、ヴァンパイアになることがあります、23歳で。あの頃の私という気持ちで台本を読ませていただきました。
中二病、こんな舞台で堂々と自称される方は。
過去なので、ここで。
そうでしたか。一ノ瀬美空さんはいかがでしたか?
私も一番最初にこのお話を聞いた時は、本当、3驚きぐらいしまして。まず私がアフレコという初挑戦だったのもあって、まずそれに驚きましたし、グロテスクっていう題名を聞いて、グロテスクってなんなんだろう、作品なんだろうっていうのに驚いて。
あとは、さっき井上も言ってたように、登場人物が、この私たちの出演させていただく作品は4人で、その同じグループの同期の4人ということにも驚いたんですけど、そんな驚きがたくさんの中からスタート切ったんですけど、本当にたくさんの方に支えられて、すごく作品に関わらせていただけたなと、幸せな気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
そして、お隣さんはいかがですか?
私はお芝居がすごく好きで、毎回新しい自分に出会える場所だなって思ってるんですけど、いつかは声のお仕事もやってみたいなって思ってて、そのタイミングで声をかけていただいたので、もうすんごい嬉しかったですし。さっき美空も言ってたけど、最初、脚本、タイトル見た時にグロテスクって書いてあったから、なんだ、グロって私も思ったの。
そう思ったの。だけど、同期の3人、お姉さんと一緒にできるって聞いて、すごい頼もしかったし、アフレコがとっても楽しみでした。
ありがとうございます。それぞれの作品に違った魅力の詰まっている作品ですけれども、アフレコのこともちょっと伺いたいんですが、ノクターンの皆さんも一緒に録られたわけですもんね。
はい。
いかがでしたか? それぞれ何か普段と違う発見があったりとか、気づいたことってありました?
そうですね。この作品って、4人でちょっと旅をするような作品になってるんですけど、本当に4人でずっと一緒にブースにいたので、本当にブースにいるだけなんですけど、旅をしてるようなというか、4人だけで協力し合って。ちょっと考えすぎたら糖分不足になったりとかして、グミ食べるみたいな。そういうちょっと緊張感もありつつ、やっぱり同期だからこそ気が許せるみたいな、安心した場所ではあったカンナと思います。
どうですか? 中西さんはどうでした?
そうですね、私も本当にこのグミタイムに救われてましたね。この収録の時、私たち4人はほとんどがこのアフレコものはもう初めてっていうメンバーだったので、だからこそちょっとやっぱり収録の中で行き詰まっちゃう瞬間っていうのがあったりした時に、なカンナかその中に慣れてる子がいなかったから、どうしよう、どうしようって4人で頭集めてる時に、一旦グミ食べようかみたいな、そういう時間があったので、そういうのはやっぱり同期ならではの癒しの時間だったなと思います。
一ノ瀬美空さんは何か印象的なことって、そのアフレコ時はありました?
そうですね。マイクの性能がすごいなっていうのをすごい思って。バレないだろうと思ってというか、他の皆さんのアフレコ中にちょっとお腹とか空いちゃうと、大丈夫カンナと思いながらこっそり鳴らしてたら、お腹の音とかを結構全部拾われ、拾ってくださるんですよ。
拾ってくださる。
これ私だと思って、ごめんね、本当に。
もう美空が一番お腹鳴ってたもん。
でも結構みんなね、みんなね。私も鳴ってない。
え?
そこでグミだったんですね。
はい。でも同期だから良かったな。本当に同期だから、ごめん、今の私だって素直に言えたんですけど、他だったらもっと罪悪感を持ってたんじゃないカンナとも思ったので。やっぱ日本の技術は素晴らしいなと改めて思いました。
全ては性能のおかげですからね。声優さんってどうしてるんですか? お腹鳴る時。
これはもう常にみんなが持ってるね。しょうがないよね。
しょうがない。もう自然なことなのでしょうがないから、やっぱり軽食は常に持っていったりとか、あまりにも鳴りすぎちゃうっていうんだったら、出番があんまない時だったら外出てますとかいう方もいらっしゃったりとか。アフレコの前は食べすぎてもいけないし、食べなさすぎてもいけないので。
そう。消化の音が。そうなんですよ。これはでモモうしょうがないから、全然他の現場でやっても大丈夫。そんな、みんな何鳴らしてんだってならないから大丈夫です。
あんな申し訳なさそうな顔しなくてよかった。救われました。ありがとう。
冨里さんは何か印象的なこと、アフレコありましたか?
はい。予告でもちょっとあったんですけど、アヤメ役の和が、ちょっとガブってするとこがあるんですけど、そこで和が、人を噛むってどういう感覚なんだろうみたいな、言い出して、自分の手を噛み始めたんですよ。ガブみたいな、いててとか言いながらやってて、こういう感じかとか言ってマイクの前にこうやって行くんですけど、もうそれが本当、私、印象的すぎて。
確かに。びっくりしちゃった。
ごめんね、びっくりさせちゃって。
やっぱり1回ね、やってみないことには、噛む方も噛まれる方もわからないっていうね。
いや、本当に血がそろそろ出るんじゃないかっていう感じで。しかモモう親指のこの辺り、グッて噛んでたんですけどね。
はい。すごい心配されたし、何やってるんだろうって気持ちにもなったんですけど、そのおかげできっといいものが残せたんじゃないカンナと思ってます。
そう、すごいストイックでした。
大切なトライだと思います。ありがとうございます。
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