視聴者夫婦が購入したマンションは「珍物件」か 内見ゴリラが珍戸鑑定士として採点する

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概要

「内見ゴリラの珍賃貸」はこれまで空室物件を中心に紹介してきた。今回は新企画として、視聴者が実際に住んでいる部屋を訪ねる。視聴者から「自分たちの物件も変わっている」という連絡がときどき届いていたため、そのうちの一組を訪ねることにしたという。内見ゴリラは、これまで100件ほど内見してきた経験を買われ、「珍戸鑑定士」としてこの物件がどれだけ珍しいかを採点する役を任される。結論から言うと、鑑定士は「珍というより、おしゃれな家」と評価した。

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「バランスのいい珍」を掲げる夫婦

登場したのは、日頃からチャンネルを見ているという夫婦だ。呼び名は夫がサトシ(サトさん)、妻がひよこちゃん。登場時の挙動が不審だと突っ込まれると、二人は「慣れていないだけ」「悪いことはしていない」と笑って返した。

事前に書いてもらったフリップには、物件のキャッチコピーとして「バランスいい珍」とあった。内見ゴリラは「珍はバランスが悪いから珍なのでは」と疑問を挟む。サトシさんは、住みやすさとのバランスが取れた珍だと説明し、一つ見せたいポイントがあると予告した。

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共用部:意味の分からない柱とコンクリートのゲート

マンションの外観は、内見ゴリラによれば「おしゃれだが特徴的」である。サトシさんはエントランスを「チントランス」と呼んでいた。物件は賃貸ではなく分譲で、夫婦はここを購入している。空きはほとんどなく、ほぼ満室だという。

共用部には、床から突き刺さったような柱がある。内見ゴリラは「何の意味もない柱」と評した。部屋に入る前には、住人全員で使える共用のバルコニーに案内された。眺望が開け、休憩スペースもあり、奥にはコンクリートのゲートのような構造物がある。

内見ゴリラが建物のコンセプトを尋ねると、サトシさんは「多分あると思うが、意味は分からない」と答えた。家という高い買い物なのに調べなかったのかと突っ込まれると、「おしゃれならいいかな」と返す。共用バルコニーも最初は使っていたが、そのうち出なくなったという。内見ゴリラは、物件よりこの夫婦のほうが珍だと笑った。

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室内:築17年・3LDK・64平米

部屋の基本情報は、築17年、3LDK、64平米である。内見ゴリラは「都内と比べると余裕がある」と感想を述べた。玄関の壁紙はグレーで、ただのシートではない質感がある。サトシさんは、この生地はあまり見ないので少し珍かもしれないと話した。一方、石目調の床とフローリングの切り替えは色に違和感がなく、全体として落ち着いた無難な内装という見立てだった。

寝室にはダブルベッドがちょうど収まっており、ほぼ寝るためだけの部屋になっている。内装は妻の趣味だと夫婦は認めた。

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ひよこちゃんの部屋:『龍が如く』専用のゲームセット

妻の部屋は広く、さまざまなグッズが並ぶ。ちいかわやジャイアンなど種類はばらばらで、一つのものを集めるのではなく好きなものが多いタイプだという。

一番のお気に入りは棚の2段目で、ゲーム『龍が如く』のグッズが置かれている。ひよこちゃんはこのシリーズのファンで、プレイステーションとモニターのそばには『龍が如く』のソフトしかない。内見ゴリラは「ヤクザのやつですよね」と確かめ、「やっぱりこの夫婦は何かある」と冗談めかして怪しんだ。

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リビングのコーヒーゾーン

リビングでのこだわりは、サトシさんが作ったコーヒーのゾーンだ。内見ゴリラは「ガチガチのやつ」と驚いた。サトシさんは、夜にここでコーヒーを淹れてだらだらしながら晩酌するのが好きだと話したが、言い間違いだったと訂正し、笑いを誘った。

後半では、サトシさんがマニュアル式のマシンで粉を詰めてカフェラテを淹れ、内見ゴリラに振る舞った。手際のよさに内見ゴリラは驚き、「うまい」と答えた。

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最大の見どころ:リビングより広い専用バルコニー

サトシさんが一押しするのは、部屋の専用バルコニーだ。リビング部分は10畳ほどだが、バルコニーは12畳あり、リビングより広い。屋根がおしゃれに張り出し、日当たりもよいという。夫婦はこのバルコニーを物件の「珍」なポイントとして挙げた。

普段ここでどんな会話をしているのかと聞かれると、二人は即興で極道風の掛け合いを披露した。「あいつ弾いたって本当かよ」「ちゃんと処理したんだろうな」といったやり取りである。内見ゴリラは、日頃から『龍が如く』をやっているから専門用語が出てくるのだと受け止めた。

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サトシさんの部屋:趣味が一通りそろう

最後の一部屋はサトシさんの部屋だ。黒を土台に木の素材を合わせた色使いで、ロードバイクのビアンキが飾られている。サイクリングにも乗るが、乗るより見ることが増えつつあると内見ゴリラにからかわれた。

棚は見せる収納になっており、ギター用のアンプもある。パソコンにつないで録音して遊ぶことがあるという。カメラも趣味で、内見ゴリラは「男の趣味フルセット」と評した。サトシさん自身も、これ以上はいらないので仕事を頑張ろうという気持ちになると話している。

仕事は詳しくは言えないとしつつ、客や企業の携帯電話やパソコンのトラブルに対応するカスタマーサポートのような仕事だと説明した。内見ゴリラは「極道の人ではなくてよかった」と応じた。大変なことがあっても、バルコニーの景色を見てリフレッシュしながら頑張れるという。バルコニーまで珍でなかったら床か天井に穴でも開けようかと思った、とサトシさんは冗談を言った。

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夫婦の暮らしと、家を持ってからの変化

二人は出会って6年ほどで、2022年に結婚して3年4か月ほどになる。この家に住んで2年になる。サトシさんは、今の暮らしが人生で一番楽しいと話した。学生時代や社会人になりたての頃と比べ、良くも悪くも全部を自分たちの裁量で決められるからだという。

多趣味な夫をどう思うかと聞かれ、ひよこちゃんは「自分も趣味が多いし、彼もやりたいことをやっているので、いいと思う」と答えた。ただ、ひよこちゃん自身はコーヒーが飲めない。リビングの一角を占めるコーヒーエリアについて、一時は部屋の中にしまうよう言ったこともあったが、もう諦めたという。

この家での思い出を聞かれると、サトシさんは「地味かもしれない」と前置きしてこう話した。家という基盤ができ、妻も仕事に慣れ、自分も勤続年数を重ねて落ち着いた。基盤がしっかりしていると心穏やかに過ごせるので、不満があっても話し合う機会がちゃんと取れ、コミュニケーションが増えたという。

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購入価格と「珍珍度」の答え合わせ

購入価格は2,800万円だった。内見ゴリラが「この辺りで?」と驚くと、サトシさんは、相場よりかなり安かったが極端に壊れているところもなかったと説明した。

最後は鑑定である。夫婦にも自宅の「珍珍度」をフリップで予想してもらい、8以上か、鑑定士の点数とぴったり一致すれば、非売品の内見ゴリラ「珍Tシャツ」を贈るルールが示された。

内見ゴリラの評価は6。出演者側の予想の一つは5で、惜しくも一致しなかった。5と書いた理由は、過去の回を見ると平均がそのくらいだと分析したからだという。内見ゴリラも5か6かで迷っていたと明かす。シビアに見れば5だが、サトシさんのこだわりを加味して6にした。

内見ゴリラによれば、3LDKの部屋そのものはそれほど珍ではなく、デザイナーズ物件のようなおしゃれな造りである。エントランスは面白く、専用バルコニーは見たことがなかったので大きく加点した。それでも全体として珍かと言われると、「おしゃれな家」だという結論になった。数字は一致せず、8にも届かなかった。

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終わりに

ひよこちゃんは、毎週見ている人たちと一緒に家を回れて楽しかったと振り返った。内見ゴリラは鑑定士役に緊張したと話し、物件と夫婦の雰囲気をほめた。キャッチコピーの「バランスがいい」を受けて、二人を「珍に住むアンバランスな二人」とも表現している。

番組は、自分の住まいこそ珍物件だという視聴者がいれば訪ねに行くと呼びかけ、概要欄に応募先を載せると告げて締めくくった。