ユーリ阿久井政悟、世界戦を「実験」と語る WBAスーパーフライ級王座挑戦を前にした囲み取材

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概要

『U-NEXT BOXING.7』でWBA世界スーパーフライ級王者ダビド・ヒメネスに挑むユーリ阿久井政悟が、会見後の囲み取材に応じた。記者の質問は、階級を上げた体の手応え、寺地拳四朗との関係、試合への向き合い方、東京での調整、家族のことに及んだ。阿久井は今回の世界戦を、気負った挑戦というより、これまで積み上げてきたことを試す場として捉えている。

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「いよいよ」という実感とスーパーフライ級への適応

試合のタイミングについて、阿久井は「いよいよって感じですね」と答えた。ここまでの期間は「長いようで短いような」ものだったという。

スーパーフライ級の体が出来上がってきたかと問われると、阿久井は同意した。もともとフライ級でも体格はごつい方だと自分では思っていたので、階級を上げても割とすんなり体がなじんだと話す。

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寺地拳四朗への挑戦より、まず王座を取る

記者は、いきなり寺地拳四朗に挑む道もあったのではないかと尋ねた。寺地は同じ興行でWBO世界スーパーフライ級のタイトルマッチを戦う。阿久井はこれに対し、まず自分がベルトを取ってから戦う方が周りにとってもいいのではないか、その方が楽しみが増えると答えた。ここで語られたのは、王座を獲得してから寺地との対戦に向かうという順序の考え方である。具体的な戦術には触れていない。

ヒメネス側に指名試合の義務が生じていたことから、試合が実現するのか不安はあったかとも聞かれた。阿久井はそれを認めたうえで、世界戦ではいつも会見が終わるまで「本当にあるのか」という気持ちがあり、今回もずっとドキドキしていたと明かした。会見を終えて、ようやく「良かった」と思えたという。

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モチベーションではなく「実験」

これまでの世界戦と比べて心境やモチベーションはどう違うかという質問に、阿久井はそもそもモチベーションという感覚でやっていないと答えた。自分が好きなボクシングを続けてきた延長に世界戦がついてきた、という捉え方だという。そのうえで今回の試合を、これまでやってきたことを試す場、つまり「実験」と表現した。

一番試したいことを問われると、阿久井は自分の体がどう変わっているかを試したいと答えた。

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大学での「改造計画」は微調整の段階

記者は、阿久井が大学と取り組んでいる身体づくりにも触れた。字幕からは取り組みの詳細は読み取れないが、記者はこれを「改造計画」と呼んでいる。どこまで進んでいるかと聞かれ、阿久井は進み具合は自分でもよく分からないとしつつ、今はもう大きな変化はなく、ごく細かい微調整の段階だと説明した。その微調整でも、少し変えただけで別のところが変わったりする。それがとても楽しく、楽しく取り組んでいると話した。

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早めの東京入りと実戦練習

今回は早めに東京に入っており、到着したのは今週の月曜日だった。このまま試合が終わるまで東京に滞在する予定だという。

その前にも、8月半ばから9月半ばまでの約1カ月、東京に来ていた。ただしそのときは自分の練習ではなく、スパーリングパートナーとして呼ばれていた。今回は自分の練習のための滞在で、サポートしてくれているジム(字幕では「帝拳さん」と聞き取られており、帝拳を指すとみられる)の支援を受けながら、早めに入って作戦を練っていきたいと考えたという。

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家族への思い

奥さんの話に続いて、子どもたちの反応も聞かれた。1カ月以上家を離れることになり、上の子はいろいろなことが分かるようになってきている。寂しいのにそれを押し殺している様子が伝わってきて、そこは少しかわいそうに思っていると阿久井は語った。

勝ったら何かしてあげるといった約束は特にしていない。ただ、来週は上の子にとって保育園最後の運動会があり、それは見に行くと伝えているという。そのうえで子どもからは「頑張ってよ」と言われていると話した。試合当日に家族は来られるのかという質問には、来られると思うと答え、取材は終わった。