『おいしい給食 season4』メイキング:甘利田幸男、7年目にして南国・沖縄へ
oriconドラマ『おいしい給食』のseason4は、舞台を北国・函館から南国・沖縄に移す。本映像は第1話の本編場面と撮影現場のメイキング、主演の市原隼人や新キャストへのインタビューで構成されている。新しい土地と新しい共演者を迎えて、作品と現場がどう変わったのか。出演者それぞれの言葉からたどる。
シリーズ7年目、物語は1992年の沖縄へ
ナレーションによると、『おいしい給食』はシリーズ開始から7年目を迎える。これまでにドラマ3シーズンと劇場用映画4本が作られ、給食を愛する教師・甘利田幸男はついに沖縄にやってくる。本作は、ほぼすべての国民が経験している給食をテーマにした初めてのドラマだと紹介される。献立を選べない給食を、いかにアレンジしておいしく食べるか。その「メシテロ」に挑んできた作品でもある。1984年に始まった物語は、今回1992年(平成4年)に入る。
市原隼人「沖縄は夢だと思っていた」
市原隼人は、函館での撮影が実現したこと自体を「奇跡」だと感じていたと振り返る。その後、岩手、青森でも撮影する機会があった。地方といえば北海道、そして沖縄が頭に浮かんでいて、沖縄に行けたらそれは夢なのだろうと思っていたという。今回はまさに夢を見させてもらっているような気持ちだったと語る。
脚本を読んだときの印象として、市原は新しい要素の多さを挙げる。甘利田が免許センターに通うのかと驚いたこと、屋内とは違う屋外での食事が出てくることなどだ。新ヒロインの美晴先生については、たくましくて強く、美しい、これまでにないヒロイン像だと話す。この女性の前で甘利田はどんな表情をするのか、まったく違う世界に入っていけるのかと想像したという。「脚本家のペンが走っている」と感じ、自分への要求も増えたと受け止めている。
作品の性格について市原は、ど真ん中のコメディ・エンターテインメントでありながら、『おいしい給食』は社会派だと考えている。作品は常に社会的なメッセージを投げかけ続けており、市原自身もその言葉に何度も救われてきた。そのメッセージを見やすいコメディに落とし込み、season4もやり遂げたいと語った。
これまでの歩み:二人のライバル
映像では、これまでの物語も振り返られる。甘利田は、母の作るご飯がまずかったことから給食を愛するようになった。その思いは尋常ではなく、一日のすべての営みは給食のためだと断言できるほどだった。
そんな甘利田の前には、同じように給食の道を歩む生徒がこれまで二人いた。一人目の神野ゴウは自由奔放な発想の持ち主で、甘利田の固定観念を崩し、完膚なきまでに打ち負かした。もう一人の粒来ケンは、北の地で給食をこよなく愛した生徒だ。その姿は、甘利田に忘れかけていた原点を思い出させた。ストーブで温めたパンにチリコンカンを塗り、棒チーズをほぐして載せる工夫に甘利田が衝撃を受ける場面も挿入されている。
甘利田はやがて二人を同志と認め、二人とも甘利田との再会を誓った。神野は教師を経て教育委員会の職員を目指し、全国の給食を守ると宣言した。粒来は将来料理の仕事に就き、先生においしいご飯を食べてもらうと約束した。函館の中学を去った甘利田が次に向かったのが沖縄である。気候も生活も激変した甘利田にとって、そこは「異世界給食の楽園」だとナレーションは表現する。
沖縄ロケ初日の手応え
撮影初日の市原は、道路で蛇を見かけ、宿にはカブトムシがいたと話す。東京とはまったく違うと感じ、日焼けしないかと思っていたら初日で真っ黒になったと笑う。「やっぱ沖縄最高ですわ」と話し、ロケーションの力の大きさを改めて感じたという。7年目にして、新たな土地で初めて見せる甘利田の姿を楽しんでほしいと呼びかけた。
新キャストが語る現場
山本千尋(体育教師・美晴先生役) 沖縄で甘利田が出会う新ヒロインは、校長の姪で、「美晴と呼んでください」と迫るパワフルな体育教師だ。山本は、歴代ヒロインにないパワフルなヒロインを演じてほしいと言われ、絶好のチャンスだと感じたという。これまでと違う自分のヒロイン像を見せたいと思っていたからだ。幼少期からスポーツに携わってきたため、体育教師はどこかで憧れていた職業でもあり、「ご褒美のような役柄」だと話す。
山本は市原との出会いを「財産」と表現する。市原は生徒役、俳優、スタッフに全力で向き合っており、そのまっすぐさに自分も影響を受けた。現場が好きだったこと、芝居が好きだったことを思い出させてくれたという。10代の子どもたちが最初にこうした俳優と共演できることを羨ましく思う一方で、自分も30代という節目に市原と出会えたことが財産になったと語った。
川田広樹(英語教師役) 川田は、南国育ちの英語教師を演じる。作品を見て面白いと感じ、芸人として市原の演技に「悔しいな、面白いな」と思ったと明かす。現場では、市原がストイックに集中してセリフを覚える姿を見た。スタッフの空気感にも触れ、これが『おいしい給食』の空気なのだとわかって嬉しかったという。沖縄出身という役柄なので、その中で自分の役割を考えて演じられたと話す。全員が同じ方向を向いていること、7〜8年前から続くチームだと伝わってくることにも触れ、「素敵な現場」だったと振り返った。
いとうまい子(給食のおばさん役) シリーズに欠かせない給食のおばさん役を、今回もいとうまい子が演じる。劇中にはサーターアンダギーが登場する。いとうはサーターアンダギーが大好きで、沖縄に行くと必ず食べるという。ゴーヤチャンプルーなど好きな沖縄料理はあるものの、沖縄の給食でどんな料理が出るのかは知らなかった。そのため撮影はとても楽しいと話した。
田山涼成(校長役) 沖縄時間を体現したような、おおらかな校長を演じるのは田山涼成だ。田山はDVDで作品を見て、マネージャーからとても人気のある番組だと聞いたという。最初はテンポに戸惑ったが、料理を語る心の声のナレーションは、勢いよく話しているようでいてすっと入ってきたと話す。そこで、田村正和の『古畑任三郎』のように、口調そのものが番組を作っていく作品を連想したと語る(三谷幸喜作品や『相棒』にも触れているが、字幕が乱れており趣旨ははっきりしない)。
新ライバル生徒 神野、粒来に続く「三代目」のライバルは、隣町から引っ越してきた転校生だ。演じる俳優は、元々知っていたドラマなので本当に嬉しかったと話す。粒来と神野の芝居もたくさん見てきたので、そのうえでどう演じるかを色々考えたという。ただ、自分はまだまだ未熟なので、これからも頑張って演じたいと語った。現場については、監督が盛り上げてくれること、甘利田先生がクラスを支えてくれること、仲間がいることを挙げる。「僕だけじゃこの現場は乗り越えられない」からこそ絆が深まり、新鮮な思いをしているという。
第1話:ソーミンチャンプルーと転校生
本編映像では、沖縄の牧志間中学に赴任した甘利田が、猛烈な暑さの中で毎朝の自転車通勤に辟易している。それでも、この地ならではの給食を毎日味わえる幸せを思えば何でもない。この日の献立はソーミンチャンプルー、白飯、汁物、パッションフルーツゼリー、そして瓶牛乳だ。赴任当初からご当地給食を期待してはいたものの、ここまで異文化の給食が続くとは思っていなかった。それでも甘利田は、知らないメニューでもすべて受け入れると誓い、給食生活を満喫している。
心の声では、「決してこれはそうめんではない、ソーミンだ」「炒め物ではない、チャンプルーだ」とこだわりを見せる。牛乳を「日本全国どこへ行ってもいてくれる給食の守護神」と呼ぶ場面もある。通勤用の自転車は「2代目相棒」として、フルネームまで付けている。
そんなある日、チューリップハットをかぶった少年が1組に転校してくる。帽子を取ると「気持ちがそよそよする」と話すこの少年を、ナレーションは「あどけない笑顔の怪物」と呼ぶ。甘利田との戦いが始まろうとしている。
「OK」で拍手が起きる現場
新しいロケ地と新しいキャストで、現場には新しい習慣が生まれた。監督がOKを出すと、自然に拍手が起きるのだ。この習慣はクランクインから撮影終了まで続いたという。
山本千尋は、初めての現場や初めての芝居という子どもたちも多かったはずだと話す。そのうえで、こんな現場が最初で羨ましいと感じたという。OKと言われたら子どもなら拍手したくなる、という忘れていた感情を思い出させてくれる、愛おしい瞬間だったと振り返る。新ライバル役の俳優は、毎回そういうものなのかと思っていたと話した。そのうえで、みんなが作品を好きでいてくれるのだろうと思い、嬉しかったと語った。
撮影を仕切る側の証言もある。今回は久しぶりに中学1年生のゼロベースの子たちが集まった。高校1年生と中学1年生ではだいぶ違い、「静かにしなさい」「集中しなさい」から始まったという。ただ妙な団結力があり、これまでで一番仲が良かったかもしれないと話す。ワンカット撮り終えてOKと言うとみんなが拍手する風習が勝手にでき、いい芝居をしたらみんなで認め合う雰囲気があったという。
市原は、生徒役の子たちが楽しんでくれればいいと思いつつ、メリハリを重視している。ただ楽しむだけでは時間がもったいない。思春期の大切な時間をもらう以上、そこで多くを学んでほしいと考えている。『おいしい給食』に参加した経験によって、作品がなくなった後の日常が少し違って見えたり、感性が豊かになったりしてくれたら嬉しいという。そのうえで、自分には目の前で本気を見せることしかできないのだろうと語った。
「エブリデイ・パラダイス」の掛け声
現場ではもう一つ、掛け声の習慣が生まれた。ある出演者は、三線を習った仲本先生が非常に豪快な人だったと話す。別れ際に挨拶をすると、突然「エブリデイ」と言われる。言われた人は必ず「パラダイス」と返さなければならず、しかもその掛け声はいつ来るかわからない。その掛け声をこの出演者も市原も気に入った。クラスが疲れてきたときに「エブリデイ」と呼びかけ、全員で「パラダイス」と返して士気を上げる。素敵だと思い、現場でも取り入れたという。
ナレーションはこうした光景を、撮影という戦場を共に戦う同志の確認作業のようだと表現する。ワンカットずつ積み上げる喜びを皆で噛みしめる、幸福に満ちた現象だったという。
市原隼人からのメッセージ
映像の最後で市原は、甘利田幸男役としてメッセージを寄せた。沖縄を舞台にしたseason4がいよいよ始まる。南国の地でさらにパワーアップした甘利田と、新たなライバル生徒との「うまそげ対決」に期待してほしいと語って、メイキングは締めくくられる。
人は幸せを感じた時、手を叩く。
太デイ。
人は幸せをいただく時、手を合わせる。
手を合わせてください。
いただきます。いただきます。いただきます。いただきます。いただきます。
シリーズ開始から7年目を迎える『おいしい給食』。ドラマ3シーズン、劇場用映画4本を経て、給食愛教師・甘利田幸男はついに南国沖縄の地にやってくる。
ほぼ全国民が体験している国民食、給食をテーマにした史上初のドラマにして、給食という強制食をいかにアレンジしておいしくいただくかという斬新な飯テロにチャレンジしてきた本作品。1984年に始まった物語は、今回1992年、平成4年に突入する。
前作をまさに全力で駆け抜けてきた主演・市原隼人の新たな挑戦が始まる。
函館に行けたのも本当に奇跡だと思ってたんですけども、それが岩手、青森と行かせていただいて、いろんな地方と言ったら、北海道と言ったら、やっぱり沖縄が頭に浮かんでいまして、行けたらそれが夢なのかなとも思っていたんですけども、まさに夢を見させていただいてるような気持ちでした。
半身引くのかな? あれ、免許センターに通うのかな? また新たな、あの屋とは違う、外でいただく食事もあるんだとか、今までにない世界がたくさん入っていまして。
この美晴先生って、今までにない新たなヒロイン像と言いますか、たくましくて強くて美しいと。この女性の前で甘利田はどんな表情をするんだろうとか、また今までと全く違う世界に入っていけるのかなというものを想像するのと、うわ、脚本家のペンが走ってるなと、すごい要求していただくことが増えたなと。
もうど真ん中のコメディ、エンターテインメントなんですけども、『おいしい給食』は社会派であると思ってまして、社会的なメッセージを常に投げかけ続けるんです。その言葉に私自身も何度も救われてますし、そのメッセージをしっかりと皆さんが見やすいコメディに落とし込んで、シーズン4もやり遂げたいなと思いました。
おいしい給食。おいしい給食。
中学教師・甘利田幸男は、母の作るご飯のまずさから給食を偏愛するに至った。
クジの日だ。
その思いは尋常ならぬもので、1日の全ての営みは給食のためであると断言できるものだった。そんな甘利田の前に、彼と同じ給食道を歩む生徒がかつて2人存在した。
はい。
甘利田の給食道は、まさに彼らとの戦いの歴史だった。
神野。私はこの生徒が苦手だ。
その自由奔放な発想で完膚なきまでに打ちのめした少年、神野。その天才的な発想力は甘利田の固定観念を崩壊させた。
一番近くにいたはずなのに。
そしてもう1人、給食をこよなく愛する北の天然素材、粒来ケン。食いしん坊であることへの飽くなき姿が、甘利田に忘れかけていた原点を思い起こさせた。
何してる?
これで通学しようと思いました。
なぜそれで通学したいと思う?
世界が変わるから。
あ、なんかいい匂いがしている。
何する? ないわ。
あいつ、なんてことをしている? ストーブで遊ぶとは言語道断。科学の魔法の使い方を間違いやがって。
ピザトースト。その食パンの上にチリコンカンを塗って、その上に棒チーズをほぐしてトッピングしたのか。それ、めちゃくちゃうまそうじゃないか。
ええ。昨日まで普通に食べてただろうが。
そして甘利田はいつしか2人を同志だと認め、2人も甘利田との再会を誓うのだった。
分かってるぞ。
先生になって、その後、教育委員会の職員を目指します。全国の給食は僕が守ります。
先生にはいつまでもおいしい給食を食べていてほしいから。楽しみにしてるぞ。
先生もこの学校、卒業するって聞きました。
ん? ああ、4月から函館だ。
函館、遠いですね。
ああ。だが給食にイカ飯が出るらしいんだ。
イカ飯ですか? すごいな。
悪いな。お前はしばらく給食なしで。
頑張って早く戻ってきます。
僕、目標ができました。
どんな目標だ?
将来、料理を作る仕事をしたいと思っています。料理人か。
応援してくれますか?
ああ、お前にはその才能がある。海の向こうで応援している。
将来、料理人になって、先生においしいご飯を食べてもらいます。
楽しみにしてる。粒来、ポーク卵おにぎりって知ってるか?
ポーク卵?
うん。
知らないけど。
そして函館の中学を追われた甘利田が次に向かった土地は、
ておいしいと思います。
俺もそう思う。
南国沖縄だった。北国の函館から南国の沖縄へ。気候も生活も激変した甘利田にとって、ここはまさに異世界、給食の楽園だった。
お疲れ様でした。
さん、沖縄初日なんですけど。
やばいなと思いながら、昨日、今日か、今日、道路で蛇がいて、宿にはカブトムシがいて、東京とは全く違うなと思いながら、焼けないかなと思ったら、もう初日で真っ黒ですね。
やっぱ沖縄最高ですわ。ロケーションの力ってすごいんだなっていうのを改めて感じさせていただきました。本当にこの『おいしい給食』、今7年目ですかね。初めて、また新たな土地で見る初めての甘利田の姿をぜひお楽しみいただけています。
暑いな。意外とすげえ暑いな。お願いします。お疲れ。
はい。お疲れ様です。
そして個性豊かな新たな面々との出会いの場ともなる。赴任した沖縄で出会う、これまでとは全く違う新たなヒロイン。体育教師を演じる山本千。
私、校長の姪なんです。
そうなん。
今後、美晴って呼んでください。
ミ。痛い。
歴代のヒロインにはないパワフルなヒロインを演じてほしいというふうにお言葉をいただいていたので、これはなんという絶好のチャンスだと。自分のまた違うヒロインの面というものを『おいしい給食』の中でアピールしたいと思っていたので、すごくそれが後押しになりましたし、私自身、幼少期から運動ごとと言いますか、スポーツに携わっておりましたので、どこかで体育の教師というものは憧れのある職業でもあったので、本当、ご褒美のような役柄をいただけたなと思いました。
もう出会えたことが財産と言いますか、本当に全力で生徒の方たち、役者の方たち、スタッフの方たちと向き合われていて、市原さんがあまりにまっすぐすぎて、自分も同じように影響されて、私ってやっぱ現場好きだったんだなとか、お芝居やっぱり好きだったんだなって思い出させてくださる。10代の子供たちがこんな素晴らしい役者さんと最初に共演できて羨ましいなって思ったと同時に、私もこの30代という節目に入る時に、市原さんという役者さんに出会えたことが財産になったなと思いました。
これ完全に錆びてるね。ソルトダメージ。
南国育ちの英語教師を演じるのは川田広樹。
内の6倍飛んでますからね。で、飛機構ノイジだから、車にしたらどうです?
そうですね。
作品を見て、うわ、面白いなあって思ってて、イッチーの演技とか、正直、僕も芸人なので、悔しいな、面白いなっていうのがあって。それで現場に入ったら、やっぱりストイックで、ものすごくイッチーが集中してセリフを覚えてるとか、あとスタッフさんの空気感とか、これが『おいしい給食』の空気感なんだっていうのも分かったのも嬉しかったし、その中で自分の役割はどういう役割かなと。
やっぱ沖縄出身って役だったので、キャラっていうか、宝先生を演じることができたかなと思いましたね。とにかく全員が全員、同じ方向向かって、しかも7、8年前からずっと一緒なチームでやってきてるっていう感じも伝わったし、素敵だな、この現場っていう時間でしたね。
私の秘密を唯一知る人物の踏。
『おいしい給食』に欠かせない人物は、給食のおばさんを演じるいとうまい子。
私よりこの地を満喫している。
劇中でもサーターアンダギーが出てくるんですけど、私、サーターアンダギーすごく好きで、沖縄に行くと絶対食べるんですよ。あとはそれこそゴーヤーチャンプルーとか、沖縄の料理で好きなものはありますけど、その給食に関しては、一体どんなものが沖縄で給食として扱われてるのかは知らなかったので、すごい楽しいですね。
沖縄時間をそのまま体現したようなおおらかな校長を演じるのは田山。
気が長いんです、あの人。
DVDを拝見して、どうもマネージャーが、すごく人気のある番組なんですよ。それで見てて、最初テンポにちょっと、えっと、えっと、とかと思ってたんですけど、料理のナレーションの心の声、なんか無必須にガグガグガッとおっしゃってるようなんだけど、すっすっと入ってきて。自分の経験で言って、『古畑任三郎』っていう番組の田村正和さんのセリフ口調ですよね。その口調がその番組を作っていくんですね。
もう1つは、若い時から水谷豊さんとも何回もさせていただいて、そしてふっと、今度『相棒』ですよ、になった時にすっと変わられて、ずっと今も続いてるんですけど。それをふっと思った時に、この『おいしい給食』ですね、市原さんのお芝居ですね、僕はもう今、一番新しい、その3本目に入ってんです。
そして3代目。
當間レンです。よろしくお願いします。
神野、粒来ケンに続く甘利田の新たなライバル。
の都合で隣町から引っ越してきた。今日から1組の仲間だ。
本当に嬉しかったです。もともと知ってたドラマだったので、粒来ケンと神野ゴウのお芝居もいっぱい見てきたので、そこでどうやって當間レンを演じようかなとか、そこで色々考えて。でもまだまだ未熟なので、これからも當間レンとして演じたいなと思います。
やっぱ楽しいですよね。監督と田口監督が盛り上げてくれたり、甘利田先生がクラスのみんなを支えてくれてるし、あと仲間もみんないてくれて本当に楽しいし、僕だけじゃこの現場が乗り越えられないからこそ、みんなの絆が深まっていってるし、すごく新鮮な思いをしてます。
おいしい給食。おいしい給食。
沖縄牧志間中学に赴任した甘利田。猛烈な暑さの中、毎朝の自転車通勤には辟易としている。
だがそんな苦も、この地独特のこてを毎日味わえる幸せを思えば何でもなかった。
今日のメニューは、赴任しなければ絶対出会えなかった料理。ソーミンチャンプルー、白飯に汁。デザートはパッションフルーツゼリー。そして瓶牛乳だ。赴任後、給食を期待してはいたが、ここまでの異文化給食が連続するとは思ってなかった。来てすぐに誓った。知らないメニューでも全て受け入れると。甘利田はただただ毎日の給食生活を満喫していた。
取り込み中すいません。
そんなある日、チューリップハットをかぶった少年が転校してくる。
転校生の當間レン君が、今日から1組に入ってもらいます。担任の甘利田先生だ。
當間レンです。よろしくお願いします。
あどけない笑顔の怪物と甘利田の戦いが始まろうとしていた。
これを取ると気持ちがそよそよするんです。
そよそよ。そうか。気持ちがそよそよね。へえ。
今日のメニューは伝統の沖縄料理にして庶民の味方、ソーミンチャンプルー。嬉しい具だくさんの今に白米。夏を奏でるパッションフルーツゼリー。そして日本全国どこへ行ってもいてくれる給食の守護神、牛乳。今日も嬉しいローカル給食。そうそうそうそう、そうだ。決してこれはそうめんではない。ソーミンだ。さらに言えば炒め物ではない。チャンプルーだ。
カ。さあ行くぞ。ひレヒラ塗りの2代目相棒。こだわりのオンフルネームだ。ト。
新たなロケ地、新たなキャストで、現場には新たなセレモニーが生まれた。監督のオッケーコールに自然と拍手が巻き起こった。クランクインから始まったこの不思議な歓喜は、なんと撮影にわたって続いた。
今さ、カット66シリボールドの勇気よい。
あれ? せーの、手を合わせてください。
せーの、いただきます。きます。ありがとう。最高までイエ。
オッケー。オッケー。
本当に子供たちも初めての現場だったりだとか、初めてのお芝居っていう子たちもいたかと思うんですけれども、こんな現場が一番最初で羨ましいなって思った瞬間でもあったので。それが子供らしくて可愛いなと言いますか、そうだよね、子供だったらこれがオッケーって言われたら拍手したくなるよねとか、忘れていた感情みたいなものを思い出させてくれて、すごく愛しい瞬間ではありましたね。
僕、毎回そうなのかなと思ってました。カットとなったら、わーってみんな拍手してくれてましたもんね。すごいな。みんなも好きでいてくれるんでしょうね、この『おいしい給食』をね。嬉しかったですね。
今回、久しぶりに本当に中学1年生のゼロベースの子たちも集まってやったので、やっぱ高校1年生と中学1年生はもうだいぶ違うので、本当、静かにしなさいというか、集中しなさいって、まずそこからスタートする。妙な団結力はある子たちで、一番仲良かったかもしれないですね、今までで。それこそワンカットずつ撮り終わって、僕がオッケーって言うとみんなが拍手するみたいな、そういう風習が勝手にできて。いい芝居したらみんなで拍手し、認めてあげるというか、仲の良さで、本当に一番仲良かったですね。
楽しんでくれたらいいなと思いながら、そのメリハリがつけば、ただ楽しむだけでは時間がもったいないので、せっかく思春期の大切な時間をいただくので、そこでしっかりといろんなことを学んでいただきたいと。経験を持って『おいしい給食』に入ったから、少し、よりまた『おいしい給食』がなくなった日常がちょっと俯瞰で見えて豊かになったりとか、感性が豊かになったりしてくれたら嬉しいなと思いながらも、とにかく自分は目の前で本気を見せることしかできないのかなと。
日は声だし。
じゃあこれでオンバ。お願いします。
クイチャーパラダイスっていう、三線を習ってまして、そこでエブリデイパラダイスっていうのを、先生に、仲本先生という方にご協力いただいて。非常に豪快な方で、じゃあ先生失礼します、さよならって言うと、突然「エブリデイ」って。「エブリデイ」って言われたら、必ず言われた人は「パラダイス」って答えなきゃいけなくて。しかもそれ突然やってくるんですね。じゃあ写真撮りますよ、エブリデイパラダイス。失礼します、さよなら、エブリデイパラダイス。
その掛け声が僕もイッチー君も好きで、クラスがちょっと疲れてきた時とか、そういう時にみんなで「エブリデイ」って言うと「パラダイス」って全員で。士気を上げるたびにそうやってやるという。すごい素敵だなと思って、ぜひ現場でもやりたいと思って、現場でやらせていただきました。
これはまるで撮影という戦場を共に戦う同志の確認作業のような、ワンカットごと積み上げてくる喜びを皆で噛みしめているような、幸福に満ちた現象だった。それでは最後に市原隼人さんからのメッセージ。
甘利田幸男役、市原隼人です。沖縄を舞台にした『おいしい給食』シーズン4がいよいよ始まります。南国の地にてさらにパワーアップした甘利田幸男と、そして新たなライバル生徒當間レンとのうまそげ対決、ぜひご期待ください。
幸せなら手を叩こう。
大丈夫、どんな時も。悲しみに打ちひしがれても、君の涙が花となり美しく咲きます。こいきます。
うまくいかないこと、いっぱいあるだろう。1人、膝抱え泣いた夜もあるだろう。それでも乗り越えられないたはないと教えてくれたね。手をください。
ここからはるんだよ。また会おう、交わした約束をこの桜の下で。
な時を。悲しみに。大丈夫、どんな時も。悲しみに打ちひしがれても、君の涙はやがて花となり美。
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