年700万円以上決済する人向けのクレジットカード7枚:組み合わせ戦略と「1枚で完結」するハイステータスカード

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概要

家計の味方チャンネルはこれまで、年間100万円以上、年間300万〜500万円以上と、決済額ごとにおすすめのカードを紹介してきた。今回は年間700万円以上を決済する人向けである。話者によれば、このレンジになると、高い還元と充実した優待特典を1枚で備えたハイステータスカードが選択肢に入ってくる。動画では、組み合わせ戦略とハイステータスカード1枚運用のどちらを選ぶかという前提を示したうえで、7種類のカードを順に解説している。

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前提:お得さだけなら「組み合わせ」が最適

話者はまず、ハイステータスカードには特典が多い分、その人にとって使い切れない特典も多くなると指摘する。お得さという観点だけで言えば、これまでの動画で紹介したカードを用途別に使い分けるのが最もお得だという立場である。

例として挙げたのは、還元率重視なら積立投資の還元率が高い三井住友カード、楽天カード、dカードのいずれかに、対象スーパーで最大20%還元になるカードを加える組み合わせである。車によく乗る人はガソリン代がお得なアポロステーションカード、電車によく乗る人は交通系ICや新幹線の利用でお得なビューカードやJRE CARDというように、自分がよく使うサービスで高還元のカードを足していく。ホテル滞在が好きなら、年間決済額に応じて無料宿泊特典や会員ステータスを狙えるヒルトンのゴールドカードやマリオットのプリファードカードを組み合わせるのが「王道」だという。

ただし、カードを増やすほど管理は大変になり、保有カードについての知識も必要になる。話者自身、メインカードだけで用途別に6枚を使い分けているが、面倒だと感じることは多いと述べる。年間700万円以上決済する人にとってハイステータスカードの利点は、管理の手間を大きく減らせる点にあるというのが話者の整理である。

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① 三井住友カード Visa Infinite / Olive Infinite:700万円利用時の還元率が最大の魅力

1枚目は三井住友カードのVisa Infiniteと、Olive Infiniteである。Oliveは三井住友カードと三井住友銀行の機能を一体化したカードで、クレジット払い、デビット払い、キャッシュカード、ポイント払いの4機能を1枚で使える。この2枚は、一般に申し込めるカードの中でVisaの最高ランクを国内で初めて採用したカードであり、三井住友カード側とVisa側の両方の特典が付く。

年会費は9万9000円で、家族カードとETCカードは無料。家族カードは生計を共にする配偶者、子ども、両親であれば枚数制限なく無料で発行でき、メタルカードは3万3000円で発行できる。

基本還元率は1%だが、年間利用額に応じたボーナスポイントがある。年間400万円利用分までは100万円利用ごとに1万ポイントがもらえて合計2%還元、年間700万円利用では11万ボーナスポイントがもらえて合計2.57%還元になる。SBI証券でのクレカ積立の還元率も年間利用額で変わり、300万円未満は1%、300万円以上で2%、500万円以上で3%、700万円以上で4%となる。さらに2026年4月10日以降の改善で、Olive口座の普通預金残高が100万円増えるごとに0.1%上乗せされ、500万円以上の預金があれば最大4.5%還元になる。話者は、ショッピングでも投資でも他社カードでは見たことがないような還元を実現できる点を、このカード最大の魅力としている。ただし年会費や手数料、SBI証券での積立分、国民年金保険料、プリペイド決済へのチャージなどは基本還元率や年間利用額の集計対象外になるので注意が必要だという。

対象店舗での優遇も厚い。セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、吉野家、ドトール、ファミレスなどでスマホのタッチ決済を使うと最大20%還元になり、2025年9月からはスターバックスなどでのモバイルオーダーも対象に加わった。Infiniteの場合はリワードアップ特典の対象がスーパー、ドラッグストア、ETC、Vトリップ、エクスペディア、タクシー配車サービスなどにまで広がる。共通特典として鉄道・バス・USJでのタッチ決済が7%還元、マネーフォワード MEのプレミアムサービスが10%還元になるほか、PayPayの支払い元にも引き続き設定できる。PayPayは2026年度をめどに他社カードを支払いに設定できなくなる予定だが、三井住友カードは提携によりポイント還元ありで使い続けられる見込みだという。PayPayしか導入していない店も珍しくないので、話者は「地味に嬉しい」点だと評価する。

貯まるVポイントの使い道として、話者は1ポイント1円以上で使える方法を3つ挙げる。1つ目は請求額への充当で、充当した分も基本還元と年間ボーナスの対象になる。2つ目はSBI証券でのポイント投資。3つ目は他社ポイントへの交換で、WAON POINTに替えれば毎月20日にウエルシアで1.5倍の価値で使える。ソラシドエアのマイルへは1ポイント1マイルで交換でき、特典航空券に使えば1マイル2円以上の価値になる。他のポイントを経由すればJALマイルに60%、ANAマイルに70%のレートで交換できるとも説明している。

付帯特典では、国内34空港とハワイのカードラウンジに同伴者1名まで無料、プライオリティ・パスは回数制限なしで家族カードも同条件だが、レストランやリフレッシュ施設は国内では使えず海外のみである。Visa側の特典として成田・羽田・関空の国際線で手荷物宅配が2個まで無料。海外旅行傷害保険は最高1億円・治療費用500万円の利用付帯で、選べる保険の仕組みにより携行品損害保険や個人賠償責任保険など7つから2つを選べる。ほかに対象レストランで2名以上利用時に1名分が無料になる招待日和、全国約40店舗あるシェアラウンジの1時間無料クーポンが毎月4枚、全国7カ所の美術館・博物館の無料観覧、ユナイテッド・シネマでの無料アップグレードなどがある。

話者のまとめは、年9万9000円にしては付帯特典はそこまで優れていないので「還元重視の人向け」というものだ。年間700万円を使わない場合は還元がプラチナプリファードと同じになるため、その場合はプラチナプリファードや次のエポスプラチナの方がよいという。Visa InfiniteとOlive Infiniteでは、引き落とし口座が三井住友銀行に縛られるのが嫌でなければ、還元で優遇されているOlive Infiniteを勧めている。

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② エポスプラチナカード:年会費の安さと還元率のバランス

2枚目のエポスプラチナカードは、今回の7枚の中で最も年会費が安い。それでも年間1500万円利用分までボーナスポイントがもらえるため、話者は700万円以上のレンジでも最もコスパがよいと考えている。

年会費は通常3万円だが、エポスゴールドからのインビテーション経由か、前年に100万円以上利用すると2万円に割り引かれる。ファミリーゴールドカードも無料で10枚まで招待できる。基本還元率は0.5%と低いが、ボーナスポイントは年間500万円利用で1%分、700万円で0.85%分、900万円で0.77%分となる。400万円以降はボーナスがもらえる刻みが200万円になるため、還元率は逓減する点に話者は注意を促す。さらに家族全体の利用額に応じて300万円まで100万円ごとに2000ポイントがもらえ、年間700万円利用時は合計1.44%還元になる。選べるポイントアップショップで公共料金などを含む対象サービスを0.5%上乗せでき、誕生日月はすべての利用が0.5%アップする。

話者が特に強調するのは、還元対象外のサービスが非常に少ないことだ。多くのカードは交通系ICやau PAYなどプリペイド決済へのチャージを対象外にしたり、公共料金・税金・社会保険料の還元率を下げたりする。これに対しエポスカードの対象外は手数料や商品券購入くらいで、交通系IC、au PAY、ANA Payへのチャージも還元される。公共料金やETCも0.5%アップの対象に選べる。

付帯特典では、国内のカードラウンジは16カ所と少ないが同伴者1名無料。プライオリティ・パスは回数制限なしで、レストランやリフレッシュ施設も含めてすべて使える。三井住友カードVisa Infiniteのように国内で制約があるハイステータスカードもある中、この年会費で制約がないのは大きいと話者は言う。ほかに制約がないのは年3万3000円のセゾンプラチナや、後述するラグジュアリーカードくらいだという。海外旅行傷害保険は最高1億円・傷害治療費用300万円が自動付帯で、高級レストランの1名分無料クーポンもある。年間100万円以上使えばボーナスで年会費の元がすぐ取れるため、サブカードとして持つのもありだというのが話者のまとめである。

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③ JCBプラチナ / JCB ザ・クラス:還元より優待とステータス

3枚目はJCBの最上位、JCB ザ・クラスである。一定条件を満たした人にインビテーションが届く招待制で、その招待を狙ってJCBプラチナを持つ人も多いため、話者は両方を合わせて紹介する。先に断っておくとして、ポイント還元率は他のカードより劣るが、ステータス性や優待、保険の内容に魅力を感じる人向けだと位置づけている。

年会費はプラチナが2万7500円(家族カード1枚目無料、2枚目以降3300円)、ザ・クラスが5万5000円(家族カード8枚まで無料)。基本還元率はどちらも0.5%で、年間利用額に応じて0.2〜0.5%分のボーナスがあるが、年間300万円決済でようやく合計1%になる。その代わり2026年1月以降、還元が上がる対象サービスが大きく広がり、ディズニープラスや対象飲食店で10%、Uber、App Store、Google Play、Hulu、U-NEXTなどで最大5%になった。SBI証券、松井証券、マネックス証券でクレカ積立ができ、月のショッピング利用が5万円以上なら1%、未満なら0.5%還元である。

優待では、国内34空港とハワイのカードラウンジが同伴者1名まで無料、プライオリティ・パスは回数制限なし(国内のレストラン等は不可)。JCBのプライオリティ・パスは家族カードでは使えないが、同伴者料金はプラチナで1人2200円、ザ・クラスは1名無料・2人目以降2200円である。他社カードでは同伴者1人35ドル、つまり約5000円かかるのが基本なので、半額以下で済むのは大きいと話者は評価する。JCBラウンジやUSJのラウンジも利用でき、ザ・クラスはディズニーランド・ディズニーシー内の特別なラウンジも使えるようだという。

ホテルでは、JCBプレミアムステイや、朝食無料・客室アップグレードを受けられるホテラックスの有料会員資格が付き、ホテル予約に使える5000円分のクーポンがプラチナで年2万円分、ザ・クラスで年4万円分もらえる。レストランでは1名分無料の優待や予約困難店を予約できるサービスがあり、ザ・クラスでは貸切イベントや、数年先まで予約が埋まる名店を予約できるプログラムも無料で使える。海外旅行傷害保険は利用付帯ながら最高1億円・治療費用1000万円で、話者は他のプラチナカードと比べても非常に充実しているとする。スマートフォン保険はプラチナ5万円、ザ・クラス10万円まで。

ザ・クラスで最も重要な特典として話者が挙げるのはメンバーズセレクションで、カタログギフトのように家電、お酒、食品、ディズニーやUSJのペアチケットなどを選べる。話者はこの特典だけで3万円程度は元が取れると見積もる。まとめとしては、ステータス性や優待に魅力を感じる人、松井証券で投資する人、日本発の唯一の国際ブランドとしてJCBを応援したい人に向くとしている。

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④ ANAプレミアムカード:高額な税金・公共料金でマイルを貯める

4枚目はANAプレミアムカードで、話者はJCBが発行するJCBブランドと、三井住友カードが発行するVisaブランドを勧める。年会費はJCBが7万7000円、Visaが9万6800円と高めだが、常時JCBは1.3%、Visaは1.5%のマイル還元を受けられる。プリペイド決済へのチャージは基本的に対象外だが、税金や公共料金は対象に含まれる。高額になりやすい税金・公共料金でも高いマイル還元を受け、ANAのステータス獲得にも活用できる点を話者は「強い」と評する。Visaの方はSBI証券でのクレカ積立もでき、還元は最大0.5%と低いものの、ANAの修行決済額に含めることができる。

ANAカードとしては入会・継続ボーナス1万マイル、搭乗ボーナス50%、国内線ANAラウンジの利用、国際線ビジネスクラスカウンターでの優先チェックインがある。付帯特典はそれぞれJCBプラチナ、三井住友カードプラチナ相当で、基本的にJCBの方が優秀だという。ラウンジやプライオリティ・パスの内容は共通するが、プライオリティ・パスの同伴者料金はVisaが35ドル、JCBが2200円。ホテル優待もJCBはホテラックスの会員資格が付き、Visaにはビザ・ラグジュアリー・ホテル・コレクションとビザ・グルメクーポンが付く。海外旅行傷害保険はVisaが最高1億円・治療費用500万円の利用付帯、JCBが最高1億円・治療費用1000万円の自動付帯である。話者は、税金や公共料金など高額決済をしてANAマイルを貯めたい人、ANAのステータス修行をしたい人に向くとし、還元重視ならVisa、付帯特典重視ならJCBと整理している。

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⑤ ラグジュアリーカード:条件なしの高還元と幅広い特典

5枚目はラグジュアリーカードで、チタン、ブラック、ゴールドの3券種がある。年会費はチタン5万5000円、ブラック11万円、ゴールド22万円。家族カードは4枚まで発行でき、本会員の初年度は無料だが、2年目以降はチタン1万6500円、ブラック2万7500円、ゴールド5万5000円かかる。そのぶん本会員と同等の特典が受けられ、金属製カードも発行できる。国際ブランドはMastercardで、6段階ある最上位のワールドエリートを国内で最初に採用したカードだという。

基本還元率はチタン1%、ブラック1.25%、ゴールド1.5%。特徴は対象外のサービスが非常に少ないことで、話者によれば対象外は楽天Edyなど一部へのチャージに限られ、モバイルSuicaを含む交通系IC、JAL Pay、au PAY、Revolutなどへのチャージ、税金・保険料・公共料金でも還元を受けられる。ただし税金については、税金以外の利用額が税金支払額の3倍以上ないとポイントが半減する。チタンで100万円納税した場合、5000ポイントは翌月に付与され、残り5000ポイントは年間で税金以外の利用が300万円以上あった場合に毎年6月に付与される。この集計には年会費・手数料は入らないがクレカ積立分は入るので、毎月10万円の枠を活用しようと話者は勧める。

SBI証券でのクレカ積立はSBI新生銀行の口座があれば可能で、還元率はショッピングと同じ1〜1.5%である。三井住友カードやJCBは年間・月間の利用額で積立還元率が変わるのに対し、ラグジュアリーカードは条件なしで高還元を出せる点がよいと話者は述べる。SBI新生銀行を引き落とし口座にして毎月3000円以上の引き落としがあれば、月100ポイント、年1200ポイントももらえる。ポイントは1000ポイント1000円でキャッシュバックでき、JAL、ANA、ユナイテッド航空のマイルには1000ポイント600マイルのレートで交換できる。マイル還元に換算するとチタン0.6%、ブラック0.75%、ゴールド0.9%になる。交換上限がないことも特徴で、他社カードは追加年会費がかかったうえで上限がある場合が多いため、マイラーにも嬉しい点だとしている。

旅行特典では、国内34空港とハワイのラウンジに同伴者1名無料で、他社では対象外の羽田や成田の一部ラウンジも含まれる。プライオリティ・パスは回数制限なし、レストランやリフレッシュ施設も利用可能で、家族カードも同条件(同伴者は35ドル)。国際線の手荷物宅配は往路・復路とも3個まで無料。ホテル優待ではホテラックスの有料会員資格が付き、東急ホテルズではチタン・ブラックがプラチナ、ゴールドがダイヤモンドになる。ほかのホテルグループへのステータスマッチもある。一方で海外旅行傷害保険は最高1億2000万円の自動付帯だが治療費用が200万円と低く、話者は他のカードとの併用を勧める。

ダイニングでは、1名分無料の優待が最大6名利用で3名分無料になるため、グループでも使えるのが利点だという。コース料理のアップグレード、一般にはアクセスできないレストランへの招待、予約時のリムジン送迎(ブラックは往路のみ、ゴールドは往路か復路を選択、チタンは対象外)もある。ラウンジアワーではホテルラウンジなどを特別価格で利用でき、例として入手困難なジャパニーズウイスキーとアラカルト2品が1人5000円という内容を紹介している。カフェアワーでは対象カフェでドリンクが1杯無料になる。

ライフスタイル特典では、映画を1回見ると無料券が1枚もらえ、月の上限はチタン1枚、ブラック2枚、ゴールド3枚。国立美術館の所蔵作品展が同伴者1名まで無料で、ブラックとゴールドは企画展も対象になる。三井住友カードVisa Infiniteは同伴者が有料なので、こちらの方が使いやすいと話者は比較する。会員同士の交流イベントや、会員の自社サービスを優待価格で使えるマーケットプレイスもあり、上位券種の法人カード保有者は自社サービスを無料でPRできるという。話者のまとめは、ショッピングと投資の還元率、優待特典が両立した1枚完結のカードを探す人、高額決済・高額納税をする人、法人や高属性の人との交流を広げたい人に向くというものだ。

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⑥ ダイナースクラブ プレミアムカード:マイル還元とダイニング

6枚目はダイナースクラブ プレミアムカードで、年会費16万5000円、家族カードは無料。国内ではJCBとの提携でJCB加盟店の多くで使えるが、海外ではVisaやMastercardに比べて使えない場所が多い。これを補うため、Mastercardブランドのコンパニオンカード「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を無料で発行できる。このカードはMastercard最上位の特典を受けられ、JAL Pay、ANA Pay、au PAY、Revolut、WAON、nanacoなどへのチャージでも還元を受けられるという。

還元は通常の1%に加え、国内で0.5%、海外で1%のボーナスが付き、合計で国内1.5%、海外2%。海外事務手数料は2%と他社より低く、2%還元と相殺できるので海外利用でもおすすめだと話者は言う。ただしコンパニオンカードで払うとボーナスはなく、海外事務手数料も3.63%と高い点に注意が必要だ。通常カードでもマツモトキヨシ、コメダ珈琲、デニーズなど対象店舗で5%還元になり、2026年4月以降は上島珈琲店、プロント、ロイヤルホストなどが加わる一方、2026年7月以降はセブン-イレブンとミニストップが対象外になる。

貯まるリワードポイントは、航空マイルに等価で移行するのが基本的に一択で、それ以外は40%のレートに落ちるという。マイル移行には通常ダイナースグローバルマイレージで6600円がかかるが、プレミアムでは無料になる。ただしANAマイルへの移行上限は年4万マイルで、ここは通常カードと同じだ。

付帯特典では、国内34空港とハワイのラウンジ、プライオリティ・パスとも同伴者1名無料で回数制限なし。ただしプライオリティ・パスのレストラン等は、2025年4月以降、国内では使えなくなっているようだと話者は注意している。手荷物宅配はダイナース側が海外からの帰国時に年2個、Mastercard側で国際線往復3個まで無料。海外旅行傷害保険は最高1億円・治療費用1000万円の利用付帯である。ホテラックスの会員資格に加え、通常カードでは使えないマリオットとハイアットでの特典もある。

話者は、ダイナースクラブは創業当初から食と深く関わってきたこともあり、レストラン優待が最も優れていると評価する。1名分無料のエグゼクティブダイニングは他社にも似た特典があるが対象店舗数が最も多く、プレミアム会員限定の店も多数あるようだという。2026年4月以降は、利用額に応じて年2回レストランで最大20%キャッシュバックされる特典や、予約困難店を予約できるサービスも付く。銀座・梅田のプレミアムラウンジ、S.RIDEの1000円クーポン、ビジネスラウンジのリージャス無料利用なども挙げている。1.5%の高いマイル還元率や、ダイニングを中心とした優待に魅力を感じる人向けで、招待制だがホテラックス経由で招待が来ることもあるという。

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⑦ アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード:ホテル特典とポイント交換の幅

最後はアメックス・プラチナである。年会費はダイナースプレミアムと同じ16万5000円で、家族カードは4枚まで無料。生計が同じなら血縁のないパートナーにも発行できる。基本還元率は1%で、Amazon、Yahoo!ショッピング、JALなどボーナスポイント対象加盟店では3%、個人のアメックス・プラチナでは海外決済も3%になる。海外事務手数料は3.5%と高いが、還元を踏まえると実質0.5%のマイナスと見なせるので、海外での支払いもありだと話者は言う。時期によって対象サービスで10%以上還元されるアメックス・オファーもあり、航空券やファッションのほか、意外とスーパーやドラッグストアも対象になることがある。一方でプリペイド決済へのチャージは対象外、公共料金・税金・社会保険料、楽天ペイやd払いに紐づけた決済、医療関連は0.5%に下がる。

ポイント(メンバーシップ・リワード)はANAマイルに1000ポイント1000マイルで交換でき、通常必要な年間参加費5500円はかからないが、移行上限は年4万マイルと他のプロパーカードと同じだ。JALマイルは交換レートが悪く勧めないが、海外航空会社のマイルには80%で上限なく交換できる。ホテルポイントもマリオットに1000対990、ヒルトンに1000対1250で交換でき、宿泊に使えば1ポイント1円以上の価値にできる。年会費への充当やFHR、トラベル・オンラインなどでも1ポイント1円で使えるが、カタログギフトや楽天ポイント、Amazonなどは0.5%以下に落ちるので勧めないという。

空港特典は、国内13カ所とハワイのカードラウンジ、プライオリティ・パスとも同伴者1名無料で家族カードも同条件だが、プライオリティ・パスのレストランやリフレッシュ施設は国内外とも使えない。独自のセンチュリオン・ラウンジも同伴者1名まで無料(2026年7月8日までは2名まで)で、デルタ・スカイクラブなども使える。手荷物宅配は往復2個ずつ無料である。

話者が中心に据えるのはホテル特典である。年会費を更新するだけで無料宿泊特典が1泊分もらえ、対象はマリオット系列、ヒルトン系列、ハイアット、ロイヤルパーク、プリンスなど多い。アメックス・ゴールド・プリファードでは年間200万円決済と更新が必要で、最近はハイアットやザ・プリンス、ウェスティンなど高めのホテルが対象外になっていると比較している。トラベル・オンラインでは更新時に2万円分(新規入会時は3万円分)のトラベルクレジットがもらえ、1回4万円以上のホテル事前決済で使える。FHRでは朝食無料、客室アップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどが受けられ、マリオットとヒルトンのゴールド、プリンスのプラチナ、ラディソンのプレミアムへのステータスマッチもある。

ダイニングでは1名分無料の招待日和、海外の対象レストランで毎回20%キャッシュバック、予約困難店を案内してもらえるサービスなどがあり、ライフスタイル面ではNetflix、Hulu、DAZNで20%キャッシュバック、対象の高級ブランドで20%キャッシュバックと10%ポイント還元、会員限定イベントへの優先申し込みがある。海外旅行傷害保険は利用付帯だが最高1億円・治療費用1000万円。さらに自己負担5000円で最大15万円まで修理費を補償するスマートフォン・プロテクション、購入先が返品に応じない商品を90日以内ならアメックスに返却できるリターン・プロテクション、病気や怪我で旅行やコンサートに行けなくなった場合に1回最高80万円を補償するキャンセル・プロテクションもある。カード払いが前提条件だが、他社では保証されない範囲までカバーされている点を話者は安心材料に挙げる。まとめとして、無料宿泊特典やFHRを中心としたホテル特典、マイルやホテルポイントへの交換の幅広さに魅力を感じる人向けだとしている。

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入会時のキャンペーン活用

動画の最後に話者は、新しくカードを申し込む時やアップグレードする時はキャンペーンを必ず活用するよう勧めている。特典が手厚い時期に申し込めば、それだけで数年分の年会費の元を取れる場合があるという。7枚の比較を通じて話者が示したのは、還元重視なら三井住友カードのInfiniteやエポスプラチナ、マイル重視ならANAプレミアムやダイナースプレミアム、ホテルや優待重視ならアメックス・プラチナやJCB ザ・クラス、還元と優待の両立ならラグジュアリーカードというように、1枚で完結させる場合も自分が何を重視するかでカードが変わるという整理である。