還元率か海外手数料か 2026年版・デビットカード10枚の選び方
家計の味方金利が上がるなか、各銀行は預金を集めるために預金金利を引き上げている。それと並行して、クレジットカードより高いポイント還元率をうたうデビットカードも増えている。一方、主要なクレジットカードの海外事務手数料は3%以上に引き上げられており、還元率が高いカードでも海外で使うと手数料で損をする。この動画を作った「家計の味方チャンネル」は、「ポイント還元率が高い」か「海外手数料が安い」かの二つの軸で、最新情報をもとにおすすめのデビットカード10枚を紹介している。
住信SBIネット銀行のデビットカード:条件次第で最大2.5%
1枚目は、住信SBIネット銀行の「デビットカードPoint+」と「プラチナデビットカード」の2枚である。同行は2026年8月3日以降、ドコモSMTBネット銀行に名称が変わる。Point+は年会費無料、プラチナデビットカードは年会費1万1000円で、国際ブランドはいずれもMastercard。Apple PayとGoogle Payの両方でタッチ決済が使える。
同行では2026年5月以降、銀行機能の利用状況に応じてランクが決まる「スマートプログラム」が改定された。ランクはベーシックを起点に5段階あり、ATM・振込手数料の無料回数のほか、デビットカードの還元率も最大2.5%まで変わる。基本還元率はどちらのカードも1.25%である。預金残高の合計50万円以上、給与・年金の受け取り、月1件以上の口座振替のいずれかを満たすとシルバーランクになり、プラチナデビットは0.25%上乗せされて1.5%になる。預金残高の合計100万円以上、給与・年金受け取りと口座振替の両方、提携クレジットカードのゴールドカード保有のいずれかを満たすとゴールドランクになり、Point+は1.5%、プラチナデビットは1.75%に上がる。最大還元率はPoint+で2%、プラチナデビットで2.5%だが、預金残高の合計が1000万円以上必要なのでハードルは高い。それでも話者は、同行をメイン口座にしていれば1.5%や1.75%は十分達成できると見ている。
話者は注意点を3つ挙げる。1つ目は、基本の1.25%を超えて上乗せされたポイントの有効期限が3か月しかないことだ。失効を防ぐため、アプリでポイント払いをオンにして自動で使う設定にしておくよう勧めている。2つ目は、上乗せ分の還元に月1万ポイントの上限があることだ。プラチナデビットを持ち、1000万円以上の預金があっても、上乗せが付くのは毎月80万円の利用分までになる。3つ目は、鉄道料金、公共料金、各種税金、社会保険料などで還元率が一律0.3%に下がることである。
プラチナデビットカードは年会費が高い分、特典も多い。国内では年間10万円までのモバイル端末保険と、対象レストランを2名以上で利用すると1名分が無料になる招待日和が付く。海外向けには、自動付帯で補償額の大きい海外旅行傷害保険、空港ラウンジを年3回使えるプライオリティ・パスがある。米ドル決済を指定した場合は、海外事務手数料2.5%分が年30回までポイントで還元され、手数料が実質無料になる。さらに150の国で、年間3GB・15日間を上限にインターネットサービスが使える。話者はこのカードを、還元率・優待特典・保険の全てで優秀だと評価し、日常使いのメインカードにも海外用のサブカードにも勧めている。
銀行としての機能も評価が高い。普通預金金利は年0.3%と低いものの、キャッシュカードなしでアプリだけで使えるスマホATMの手数料は完全無料である。ランクに応じてATM利用と他行宛て振込が最大20回まで無料になる。対応する銀行間なら手数料のかからない「ことら送金」が使えるほか、目的別口座や、毎月の定額送金を自動化する定額自動入金・振込・振替サービスもある。給与・年金の受け取りと口座振替を合わせると、毎月103ポイントがもらえる。話者は銀行機能でもトップクラスだとして、口座を持っておくことを勧めている。
V NEOBANKデビットカード:条件なしに近い1.5%
2枚目はV NEOBANKのデビットカードである。V NEOBANKは住信SBIネット銀行の提携バンクの一つで、後で紹介するカテエネBankやMATSUI Bankと同じく同行の支店という扱いになる。そのため、ATMと振込手数料が各5回まで無料、スマホATM、定額自動入金・振込、目的別口座、同行支店間の相互送金無料といった利便性をそのまま引き継いでいる。
カードは年会費無料で、国際ブランドはMastercardのみ。リアルカードは発行されずバーチャルカードだけだが、スマホのタッチ決済には対応している。月1000円以上使えば、月間の利用合計額に対して1.5%分のVポイントが還元される。還元対象外として話者が挙げるのは、そもそもチャージできないことが確認されているJAL Payくらいで、VポイントPay、ANA Pay、WAON、nanaco、Suicaを含む交通系ICへのチャージでも1.5%が付く。そのため、ANA PayやVポイントPayを経由して還元率をさらに上げることもできるという。話者は、年会費無料で最も簡単に1.5%還元を受けたい人に勧めている。
カテエネBankデビットカード:残高200万円以上で2%
3枚目はカテエネBankのデビットカードである。昨年まではデビットカードの利用自体にポイントが付かなかったが、2026年1月の改定で最大2%還元になった。年会費無料、Mastercard、タッチ決済対応で、口座開設時の初回に限りリアルカードも無料で発行できる。
還元率は前月末の預金残高で決まる。100万円未満なら1%、100万円以上なら1.5%、200万円以上なら2%だ。中部電力ミライズの電気代やガス代を口座振替にすると、条件の達成度に応じて最大5%還元になる。貯まるのはカテエネポイントで、中部電力ミライズの料金支払いに充てられるほか、楽天ポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイントなどに1ポイント=1円で交換できる。ただし住信SBIネット銀行のカードと同じく、鉄道料金、公共料金、各種税金、社会保険料などは0.3%に下がる。話者は、200万円以上の預金があれば2%還元のカードになるので、手元資金に余裕がある人向けだとまとめている。
MATSUI Bankデビットカード:還元は1%だが預金金利が高い
4枚目も住信SBIネット銀行の提携バンクであるMATSUI Bankのデビットカードだ。年会費無料、Mastercardのみ、タッチ決済対応で、リアルカードは任意で取得でき、初回発行は無料である。還元率は常時1%で、松井証券ポイントが貯まる。ポイントはPayPayに交換できる。dポイントへの交換は3か月に1度開かれる10%増量キャンペーンを使えば、実質1.1%還元にできる。
話者がこの銀行で評価しているのは預金金利である。普通預金金利は無条件で年0.41%と比較的高く、松井証券での投資状況に応じて最大0.65%まで上がる。毎月最終営業日の松井証券の残高が100万円以上ならゴールドランクで年0.52%、1000万円以上ならプラチナランクで年0.65%になる。このほか、口座開設から3か月間はプラチナランクが適用され、給与受け取り口座に指定するとゴールドランクが適用される。話者は、他の提携バンクのデビットカードと比べて還元率は高くないものの、高金利、利便性、比較的高い還元率の三つが揃っていると評価する。特に松井証券で投資している人に勧めている。
楽天銀行デビットカード:楽天カードと使い分ける
5枚目は楽天銀行デビットカードである。年会費無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選べる。ただしリアルカードのみで、Apple PayとGoogle Payのどちらにも対応していない。還元率は常時1%で楽天ポイントが貯まる。
話者は同じ1%還元の楽天カードと比べている。楽天カードは会計ごとに100円につき1ポイントが付くが、デビットカードは月の合計金額に対して100円につき1ポイントが付く。端数の切り捨てが少ない分、デビットカードのほうが総合的にはお得だという。さらに楽天カードは、公共料金や税金で0.2%、携帯料金や保険料で0.5%に還元率が下がる。プリペイド決済へのチャージは0%になる。これに対しデビットカードはどれも1%のままである。そのため、FamiPayやJAL Payなどのチャージルートを使ってさらに還元を上げることもできる。一方、楽天市場や楽天トラベルなど楽天のサービスでは楽天カードのほうが還元率が高い。話者は、楽天のサービスでは楽天カード、それ以外では楽天銀行デビットカードという使い分けを勧めている。
Oliveフレキシブルペイ:年間利用額のボーナスと集計対象外の多さ
6枚目は三井住友銀行のOliveフレキシブルペイである。1枚でクレジット、デビット、キャッシュカード、ポイント払いの機能を備えている。話者が三井住友カードの大きな特徴として挙げるのは二つある。年間利用額に応じたボーナスポイントで合計1.5%以上の還元になること、そしてSBI証券でのクレカ積立の還元率が上がることだ。年間利用額の集計にはデビット機能での支払いも含まれるため、デビットをメインに使いたい人にもお得だという。
基本還元率は、一般カードとゴールドが0.5%、プラチナプリファードとインフィニットが1%である。ゴールド以上には年間利用に応じたボーナスがある。ゴールドは年100万円の利用で合計1.5%、プラチナプリファードは年100万円から400万円の利用で1万ボーナスポイントが付き2%、インフィニットは年700万円の利用で11万ボーナスポイントが付き2.57%になる。
注意点は二つある。1つ目は、年間利用額の集計対象外になるサービスが多いことだ。国民年金保険料のほか、WAON、nanaco、ANA Pay、VポイントPay、交通系ICへのチャージが対象外である。2026年3月以降は、au PAYやKyash、バンドルカードなどへのチャージも対象外に加わった。2つ目は、多くの優待特典や保険がクレジット機能での支払いに限られることだ。対象のコンビニや飲食店で最大20%還元になる特典では、デビット機能でも1.5%に上がるなど一部の優遇はある。それでもクレジット機能のほうが圧倒的に優遇されているため、還元率が上がる対象サービスではクレジット機能を使うよう話者は勧めている。結論として、年間利用額が100万円を超える人やSBI証券で投資している人に向くカードだとしている。
りそなデビットカード<プレミアム>:月14万円以上使うなら
7枚目はりそな銀行の「りそなデビットカード<プレミアム>」である。年会費無料のりそなデビットカードを持っている人が、月額700円を払うとアップグレードできる。国際ブランドはVisaで、タッチ決済にも対応している。還元率は月額料金がかかる分2%で、月間の利用合計額1000円ごとに20ポイントのりそなクラブポイントが貯まる。
話者は年会費無料で1.5%還元のV NEOBANKと比べている。還元率の差は0.5%なので、年168万円以上をこのカードで決済すれば、月額料金を引いてもプレミアムのほうがお得になる計算である。年168万円、つまり月14万円以上使うと、りそなクラブのステータスも上がる。コンビニATM手数料が月3回まで無料になり、他行宛て振込手数料も優遇される。
注意点として、2026年3月決済分から2%還元の上限が月5万ポイント(利用額で月250万円分)に設定された。同じ月に使いすぎないよう話者は注意を促している。貯まったポイントはdポイントやnanacoポイントなどに100ポイント単位で等価交換できる。国内外の利用には年間100万円までのショッピング保険も付く。話者は、月14万円以上使う人や、りそな銀行をメイン口座にしている人に勧めている。
Sony Bank WALLET:国内還元のランク制度と裏技
8枚目はソニー銀行のSony Bank WALLETである。年会費無料、Visa、タッチ決済対応。国内での還元率は通常0.5%だが、優遇プログラム「Club S」のステージに応じて最大2%まで上がる。月末の資産残高合計が300万円以上、または外貨積立か投資信託の積立が月3万円以上でシルバーステージとなり1%になる。外貨預金と投資信託の合計残高が500万円以上なら1.5%、1000万円以上なら2%だ。
話者は、他行のランク制度に比べてハードルが高いと認めている。そのうえで、ステージアップの判定は毎月あるのに対し、ステージダウンの判定は3月末と9月末の年2回だけだと指摘する。この時期だけ資産残高を調整すれば、一度上げたステージを維持できる。Club Sのステージは、国内ATM・振込の無料回数、海外ATM・外貨送金の無料回数、為替コストにも影響する。ソニー銀行もスマホATMや定額自動入金・振込などに対応しているため、話者は、上位ステージさえ達成すれば銀行としてもトップクラスに優秀だと評価している。
上位ステージを比較的簡単に達成する方法として、話者は二つを挙げる。一つは家族での利用である。2025年から家族向けの優遇が始まり、デビットカードとしては珍しく家族カードを4枚まで発行できるようになった。さらにClub Sの判定では、オーナーが招待しメンバーが承認すれば、オーナーを含む最大5名の資産残高を合算できる。もう一つは、ソニー銀行と髙島屋の提携カード「タカシマヤプラチナデビットカード」の発行である。年会費は3万3000円と高いが、ソニー銀行の最上位であるプラチナステージが自動で適用される。還元率は2%で、年300万円の決済まで1%分のボーナスが加わり、実質3%還元になる。国内の髙島屋では一般商品が10%、食料品などが3%還元に上がる。最高1億円・治療費用300万円の海外旅行傷害保険が自動付帯し、空港ラウンジを使えるラウンジキーも年6回まで無料になる。このほかSony Bank WALLETは、PlayStation Storeで2%、ソニーストアで3%に無条件で還元率が上がる。
話者がこのカードで一番評価しているのは海外での支払いである。日本で発行されたカードを海外現地や海外事業者のサービスで使うと、3%以上の海外事務手数料が上乗せされることが多い。Sony Bank WALLETではこれが一切かからない。最大2%の還元は海外での支払いには付かないが、手数料がかからない分のほうが大きいという。米ドルやユーロを含む主要10通貨は為替手数料も低く設定されており、外貨決済や外貨積立にも向く。海外ATMはステージに応じて月5回まで無料にできるが、それとは別に一律1.79%の手数料がかかる。このため海外ATMについては、次のWiseやRevolutのほうを話者は勧めている。まとめると、海外によく行く人、資産に余裕があり上位ステージを達成できる人、プレステ関連やソニー製品を買う人向けのカードである。
Wise・Revolutの基本情報:日本では資金移動業者
9枚目と10枚目はWiseとRevolutである。どちらも海外事務手数料が無料で、為替コストも低い。海外では銀行免許を持っているためデビットカードとして紹介されることが多い。しかし日本ではPayPayと同じ資金移動業者に分類される。実際には銀行口座やクレジットカードからチャージし、その残高から支払いやATM出金をする仕組みである。
利用料はどちらも無料だ。Revolutには有料プランがあり、プレミアムは月980円、メタルは月1980円かかるが、話者はほとんどの人が無料のスタンダードを選ぶとみている。物理カードの発行手数料はWiseが1200円、Revolutが500円である。どちらもバーチャルカードは発行できるが、海外ではバーチャルカードでのタッチ決済に対応していない店がまだ多い。海外ATMでの出金にも物理カードが必要なため、話者は物理カードの発行を勧めている。Wiseは既存ユーザーの紹介リンクから申し込むと、物理カードの無料化か、最大7万5000円までの海外送金手数料無料クーポンを選べるという。Revolutは有料プランに加入すれば物理カードの発行が無料になる。
国際ブランドはWiseがMastercard、RevolutがVisaである。Wiseは日本発行のカードではスマホのタッチ決済に対応していない。一方、RevolutはApple PayとGoogle Payの両方に対応している。対応通貨数はWiseが50種類以上、Revolutが35種類以上。どちらも複数の通貨を同じアカウントで管理できるマルチカレンシー口座の機能を持つ。外貨のまま送金や支払いができ、使いたい通貨の残高がなくても、口座内で最も両替コストの安い通貨を自動で両替して決済してくれる。
チャージ時と決済時の還元
話者はお得度を、チャージ時と決済時の還元、そして手数料に分けて説明する。Wiseのチャージは銀行振込かデビットカードで行えるが、デビットカードでは3.3%の手数料がかかるため銀行振込を選ぶべきだという。Wiseの入金先口座はPayPay銀行になることが多く、PayPay銀行から振り込めば振込手数料もかからない。
Revolutは銀行振込のほか、Mastercardのクレジットカード・デビットカード、Visaのデビットカードから手数料無料でチャージできる。ただし、Sony Bank WALLET、楽天銀行デビットカード、あおぞら銀行のデビットカードなど、Revolutへのチャージを還元対象外にしているカードもある。話者がチャージ元として勧めるのは、1.5%還元のV NEOBANK、ランクに応じて1.25〜2.5%還元になる住信SBIネット銀行のデビットカード、年間利用で還元率が上がるOliveフレキシブルペイのデビットモードである。なお、カードからチャージした残高は決済専用で、ATM出金や送金には使えない。
決済時の還元は、どちらも基本的にはない。例外はRevolutのメタルプランで、1%のキャッシュバックが受けられる。上限は月5000円なので、対象になるのは実質月50万円の利用分までである。
為替コストの比較:透明なWise、工夫次第のRevolut
海外事務手数料は2枚とも無料である。為替コストには、レートに隠れて上乗せされるスプレッドと、両替時に明示される為替手数料がある。Wiseには隠れたスプレッドがなく、その代わり0.5〜0.8%程度の為替手数料が明示される。話者は、このコストの分かりやすさをWiseの一番の魅力に挙げる。
Revolutはスプレッドとして0.3〜0.6%程度がレートに上乗せされる。無料プランでは条件内なら為替手数料が無料で、それ以外は0.5%または1%の手数料がかかる。話者は、為替市場の営業時間は時差にもよるが、基本的に平日は無料になると覚えておけばよいと説明する。プレミアム以上の有料プランでは金額や時間の制限なく為替手数料が無料になるため、海外で月30万円以上使う人や時間帯を気にしたくない人は有料プランを検討してもよいという。話者の評価は、使い方を工夫すれば還元と手数料の両面でRevolutのほうがお得だというものだ。ただ、Wiseも海外事務手数料が無料なだけで十分お得であり、どの通貨でもシンプルで明瞭な手数料なので安心して使い続けられるとしている。
海外ATM:2026年5月のWise改定と現地の手数料
海外ATMでも2枚はお得だという。Wiseはこれまで月2回・3万円まで無料で、3回目以降は1回70円、3万円を超えた分には1.75%の手数料がかかっていた。2026年5月以降は、無料で引き出せる額が月2万5000円に下がる一方、回数制限はなくなる。2万5000円を超えた分には1.75%がかかる。話者は個人的に、海外旅行なら現地通貨は2万5000円程度あれば十分だと考えている。それ以上必要な長期滞在なら、現地で銀行口座を作ってWiseから送金したほうがよいとして、この改定をそれほど改悪とは感じていない。むしろ回数制限がなくなり、現地通貨が余らないようこまめに引き出せるようになった点を歓迎している。
Revolutの無料プランは月2万5000円まで無料で、超過分に2%の手数料がかかる。有料プランでは無料枠が広がり、プレミアムは月5万円、メタルは月10万円まで無料になる。
ただし、WiseやRevolutのようなデビット型のカードでは、現地のATMを運営する銀行が別途手数料を取ることがある。話者はタイの220バーツや韓国の3600ウォンなど、ATMオーナー手数料が高いことで知られる場所では、クレジットカードでキャッシングしたほうがお得だと述べる。ATMで出金する際は画面にオーナー手数料が表示されるので、その金額を見て判断すればよいという。
話者の結論:シンプルさのWise、お得追求のRevolut
最後に話者は2枚を比べてまとめている。Wiseは手数料体系が全て明確で割安なので、面倒な条件を考えずに安心して使いたい人に向く。紹介リンク経由なら物理カードも無料で発行できるため、まずは完全無料で試したい人にも勧められるという。Revolutは為替手数料を無料にでき、チャージ時にも還元を受けられるので、海外決済でお得を追求したい人に向く。海外ATMで無料プランでも2万5000円まで、有料プランなら最大10万円まで無料で引き出せるため、現金を多めに引き出したい人にも合うとしている。
10枚を通して話者が示したのは、国内の日常決済では預金残高や給与受け取りなどの条件を満たせば1.5〜2%以上の還元を狙えるデビットカードが増えていること、そして海外では還元率よりも3%以上かかる海外事務手数料を避けられるかどうかが損得を分けるということである。
こんにちは。家計の味方チャンネルです。金利上昇局面で各銀行はユーザーから預金を集めるために預金金利が引き上げられているほか、クレジットカードよりも高いポイント還元率を誇るデビットカードも増えてきています。また、一部のデビットカードでは海外での支払いに発生する海外事務手数料や海外ATM手数料が無料など、海外現地での利用でお得になることも多いです。
この画面の通り、主要なクレジットカードの海外事務手数料は引き上げられており、3%以上になっています。いくらポイント還元率が高くても、海外でクレジットカード払いをすると手数料負けして損をしてしまう形になります。そこで今回の動画では、最新情報をもとにポイント還元率が高い、もしくは海外手数料が低い、おすすめのデビットカード10選を紹介していきます。
まず最初におすすめするのは、d NEOBANKのデビットカードPoint+とプラチナデビットカードの2枚です。このd NEOBANKはSBIグループ傘下に買収され、2026年8月3日以降、ドコモSMTBネット銀行に名前が変わりますので、これ以降は略してド銀行で統一します。Point+は年会費無料ですが、プラチナデビットカードは年会費が1万1000円かかります。国際ブランドはMastercardです。スマホタッチ決済にも対応しており、Apple Pay、Google Payの両方で使えます。
そしてド銀行では2026年5月以降、銀行機能の利用に応じてランクが変わるスマートプログラムの改定があり、ベーシックからプラチナVIPの5段階のランクに応じて、ATM・振り込みの手数料無料回数のほか、デビットカードの還元率も最大2.5%まで変動します。基本還元率はどちらも1.25%ですが、預金残高の合計が50万円以上、給与・年金の受け取り、月1件以上の口座振替のいずれかを達成すればシルバーランクに上がり、プラチナデビットは0.25%が上乗せされて1.5%還元。預金残高の合計が100万円以上、給与・年金の受け取りと口座振替の両方、ミライノ カード Travelers Goldを保有のいずれかを達成した場合はゴールドランクに上がり、Point+も0.25%上乗せされ1.5%還元、プラチナデビットは0.5%上乗せされて1.75%還元に上がります。
還元率はPoint+では最大2%、プラチナデビットカードでは最大2.5%ですが、この最大還元率を実現するには預金残高合計が1000万円以上必要になりますので、ハードルは高いです。ただし、ド銀行をメイン口座として利用していれば、還元率常時1.5%や1.75%は十分達成可能だと思います。このように通常のクレジットカードやデビットカードの還元率は0.5%から1%還元が多い中で、還元率の面で非常に優秀なカードになっていますが、ド銀行のデビットカードのポイント還元には注意点が3つあります。
1つ目に、基本還元の1.25%から上乗せされた分の還元は、その有効期限はたったの3か月間です。この期間限定ポイントの存在を忘れる前に、アプリでポイント払いをオンにして自動的にポイントを使うように設定しておきましょう。
2つ目に、この上乗せされた分の還元上限は月間1万ポイントまでに設定されていることです。ですので、プラチナデビットカードを保有していて1000万円以上の預金があったとしても、上乗せの還元があるのは毎月80万円までと覚えておく必要があります。
3つ目は、一部対象サービスでは一律で0.3%還元に落ちてしまうことです。鉄道料金、公共料金、各種税金、社会保険料などは0.3%還元に落ちてしまいますので注意しましょう。
なお、プラチナデビットカードは年会費が1万1000円と高い分、国内・海外ともに豪華な特典が付帯します。国内では年間10万円までのモバイル端末保険や、対象レストランを2名以上で利用すると1名無料になる招待日和。海外では自動付帯かつ補償額が充実した海外旅行傷害保険。海外含め空港ラウンジを利用できる年間3回分のプライオリティ・パス。米ドル決済を指定した海外事務手数料2.5%分が年間30回までポイント還元され、海外事務手数料が実質無料。150の国で年間3GB、15日間を上限にインターネットサービスが付帯します。
まとめると、還元率、優待特典、保険補償のすべての面で非常に優秀なカードになっており、日常使い用のメインカードにも海外用のサブカードにも、どちらにもおすすめすることができます。
その他、ド銀行は普通預金金利だけは年0.3%と低いものの、キャッシュカードなしでアプリだけでATMを利用することができるスマホATMの手数料が完全無料。ランクに応じてキャッシュカードによるATM利用、他行宛て振り込みが最大20回まで無料。対応している銀行間では振り込み手数料がかからない、ことら送金に対応。目標別に口座を分けることができる目的別口座に対応。毎月定額の送金を自動化できる定額自動入金・振り込み・振替サービスに対応。給与・年金の受け取りと口座振替で毎月合計103ポイントをもらえるなど、利便性やポイント還元の面で銀行機能としてもトップクラスに優秀なので、持っておくことをおすすめします。
2枚目のおすすめのデビットカードは、V NEOBANKのデビットカードです。V NEOBANKは先ほど紹介したド銀行の提携バンクの1つで、この後紹介するカテエネBankやMATSUI Bankと同じく、ド銀行の支店の1つという扱いになります。ですので、ATM・振り込み手数料が各5回まで無料。スマホATM、定額自動入金・振り込みサービス、目的別口座、ド銀行支店の相互送金は完全無料といった、ド銀行の利便性の良さを引き継いでいます。
そしてV NEOBANKデビットカードの基本スペックはこちらの通りです。年会費は無料。国際ブランドはMastercardのみです。リアルカードは発行されず、バーチャルカードのみの発行になりますが、スマホタッチ決済に対応しています。そして肝心の還元率については、月間1000円以上の利用で1.5%還元になり、月間利用金額合計に対して1.5%分のVポイントが還元されます。
還元対象外サービスについても、チャージ自体ができないことが確認されているJAL Payぐらいで、VポイントPay、ANA Pay、WAON、nanaco、Suica含め交通系ICへのチャージでも1.5%還元されるため、汎用性も非常に高いです。ですので、ANA PayやVポイントPayを経由して還元率をさらに高めることもできます。チャージルートを使った還元率の高め方はこちらの動画で詳しく説明していますので、合わせてご覧いただければと思います。まとめると、年会費無料で最も簡単に1.5%の高還元を受けたい人におすすめです。
3枚目におすすめするのはカテエネBankのデビットカードです。このデビットカードは昨年まではデビットカードの利用自体にポイント還元はありませんでしたが、2026年1月の改定で最大2%の高還元のデビットカードになりました。先ほどのV NEOBANKのデビットカードと同じく年会費無料、国際ブランドはMastercard、タッチ決済にも対応しています。カテエネBankの場合は口座開設時に初回無料でリアルカードの発行も可能です。
還元は前月末の預金残高に応じて変動する仕組みで、前月末の預金残高が100万円未満だと1%、100万円以上だと1.5%、200万円以上だと2%還元になります。その他、中部電力ミライズの電気代やガス代の口座振替でも条件達成に応じて最大5%還元になり、お得です。貯まるポイントはカテエネポイントで、中部電力ミライズの電気料金の支払いに充当できるほか、楽天ポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイントなどへ1ポイント=1円として交換ができますので、使い道にも困りません。
ただし、ド銀行のデビットカードと同じで、鉄道料金、公共料金、各種税金、社会保険料などが0.3%還元に落ちてしまいますので注意しましょう。まとめると、200万円以上の預金残高で2%の高還元カードになるため、手元資金の余裕がある人におすすめです。
4枚目は同じくド銀行の提携バンクのMATSUI Bankのデビットカードです。年会費無料、国際ブランドはMastercardのみ、スマホタッチ決済にも対応しています。リアルカードも任意で取得でき、初回発行は手数料無料です。続いて還元率は常時1%で、松井証券ポイントが貯まります。松井証券ポイントはPayPayで交換でき、dポイントへは3か月に1度開催される10%増量キャンペーンに参加すれば、実質1.1%の還元にすることも可能です。
その他、MATSUI Bankは銀行機能としても優秀です。提携バンクとしてド銀行の利便性を引き継いでいるほか、普通預金金利も比較的高く、無条件で年0.41%で、松井証券での投資状況に応じて最大0.65%にアップします。具体的には、毎月最終営業日における松井証券の残高が100万円以上だとゴールドランクで年0.52%、1000万円以上だとプラチナランクで年0.65%にアップします。
ちなみに、それ以外にもランクアップの条件が2つあります。1つ目に、新規口座開設特典で口座開設から3か月間はプラチナランクが適用されます。2つ目に、給与受け取り口座に指定するとゴールドランクが適用されます。このように、他のド銀行の提携バンクのデビットカードと比べると還元率自体は高くありませんが、高金利、利便性、比較的高いデビットカード還元率の3拍子が揃った銀行を探している人、特に松井証券で投資をしている人におすすめです。
次におすすめのデビットカードは楽天銀行デビットカードです。年会費は無料で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選ぶことができます。ただ、このデビットカードはリアルカードのみで、スマホタッチ決済に関してはApple Pay、Google Pay両方とも非対応になります。還元面では常時1%で楽天ポイントが貯まります。
楽天といえば同じ1%還元のクレジットカードの楽天カードが人気ですが、デビットカードは月の合計金額に対し100円につき1ポイント付与されるのに対し、楽天カードの場合は会計ごとに100円につき1ポイント付与になるため、楽天カードの方が端数の切り捨てが多くなる分、楽天銀行の方が総合的にはお得になります。また、楽天カードの場合、公共料金や税金は0.2%還元、携帯料金や保険料は0.5%還元に落ちてしまう一方で、デビットカードは還元率が変わらず1%還元のままになります。
また、ファミペイやJAL Payなどプリペイド決済へのチャージに関しても、楽天カードはポイント付与対象外として0%還元になってしまいますが、楽天銀行デビットカードであれば変わらず1%還元になります。そのため、JAL Payやファミペイのチャージルートを活用すれば、さらに還元を上げることもできます。一方で、楽天市場や楽天トラベルを含め、楽天サービスでは楽天カードの方が還元率が上がるため、楽天サービスでは楽天カード、それ以外では楽天デビットカードのような使い分けをおすすめします。まとめると、利用しやすいポイントが安定的に1%貯まることに魅力を感じる人、楽天経済圏をよく利用する人におすすめです。
6枚目におすすめするのは、三井住友銀行のOliveフレキシブルペイです。Oliveフレキシブルペイは1枚のカードでクレジットカード機能、デビットカード機能、キャッシュカード機能、ポイント払い機能まで兼ね備えた多機能なカードになっています。そして、やはりOliveカード含め三井住友カードの大きな特徴として、年間利用金額に応じてボーナスポイントがもらえて合計1.5%の還元以上を実現できる点、SBI証券でのカード積み立て時の還元率がアップする点を挙げることができます。そして、この年間利用金額の集計にはデビットカード機能での支払いも含めることができるため、デビットカードをメインに使いたい人にとってもお得なカードになっています。
Oliveカード4券種の基本スペックはこちらの通りになっています。基本還元率は一般カードとゴールドカードは0.5%、プラチナプリファードとインフィニットは1%の還元です。そこにゴールドカード以上には年間利用に応じたボーナスポイントがあり、ゴールドカードは年間100万円の利用で合計1.5%還元。プラチナプリファードは年間100万円から400万円の利用で1万ボーナスポイントをもらうことができ、2%還元。インフィニットは年間700万円の利用で11万ボーナスポイントをもらうことができ、2.57%還元になります。
このように年間利用金額に応じて非常にお得なデビットカードになっていますが、注意点が2つあります。1つ目に、年間利用金額の集計対象外サービスが多いことです。具体的には国民年金保険料のほか、iD、nanaco、ANA Pay、VポイントPay、交通系ICへのチャージが挙げられます。また、2026年3月以降はau PAY、JAL Pay、Kyash、バンドルカードへのチャージも集計対象外に追加されていますので注意しましょう。
2つ目に、多くの優遇特典・保険補償はクレジットカード機能での支払いで、デビットカード機能での支払いは対象にならないことです。一応、一番有名な対象のコンビニ・飲食店で最大20%還元の特典で、デビットカード機能の支払いでも1.5%の還元にアップするなど、デビットカード機能でも一部優遇を受けることができますが、クレジットカード機能の方が圧倒的に優遇されている状況です。そのため、デビットカードの紹介動画ではありますが、還元率が上がる対象サービスを利用する場合はクレジットカード機能を使うことをおすすめします。
Oliveをお得に使うための裏技や注意点に関してはこちらの動画で徹底解説していますので、気になる方は合わせてご覧いただければと思います。まとめると、Oliveカードは年間の利用金額が100万円を超える人、SBI証券で投資している人におすすめです。
7枚目に紹介するのは、りそな銀行のりそなデビットカード〈プレミアム〉です。このカードは年会費無料のりそなデビットカードを持っている人が、月会費700円を支払うことでアップグレードできるカードになっています。国際ブランドはVisa、スマホタッチ決済にも対応しています。そして肝心の還元率は、月会費がかかる分2%の高還元で、月間利用合計額に対し1000円ごとに20ポイントのりそなクラブポイントが貯まります。
年会費無料で常時1.5%還元になるV NEOBANKのデビットカードと比較すると、還元率の差は0.5%なので、年間168万円以上をプレミアムデビットで決済すれば、会費を加味してもりそなデビットカード〈プレミアム〉の方がお得になります。そして、年間168万円以上、つまり月間14万円以上を使っていれば、りそなクラブのステータスもルビー以上になりますので、コンビニATMの手数料も月3回まで無料になり、他行宛ての振り込み手数料も優遇されます。
1つ注意点を挙げるとすれば、2026年3月の決済分からプレミアムカードの2%還元の月間上限ポイントは5万ポイントまでになり、利用金額でいうと月間250万円利用分までになりましたので、同じ月に一気に使いすぎるのには注意するようにしましょう。なお、このカードで貯まるりそなクラブポイントはdポイント、Vポイント、nanacoポイントに100ポイント単位で等価交換ができますので、使い道には困りません。その他、国内・海外での利用に対して年間100万円までのショッピング保険も付帯します。まとめると、りそな銀行のプレミアムデビットカードは月間14万円以上を利用する人、りそな銀行をメイン口座として利用する人におすすめです。
次に8枚目におすすめするのは、ソニー銀行のSony Bank WALLETです。年会費は無料。国際ブランドはVisa、スマホタッチ決済にも対応しています。そして還元率は通常0.5%ですが、優遇プログラム、Club Sというランク制度に応じて最大2%還元に上がります。具体的には月末の資産残高合計が300万円以上、もしくは外貨積み立て、または投資信託の積み立てが月3万円以上でシルバーステージになり、還元率が1%に上がります。また、外貨預金と投資信託の合計残高が500万円以上で1.5%還元、1000万円以上で2%還元になります。
このように最大2%の高い還元率は魅力的ですが、他の銀行のランク制度と比べるとハードルは高い状況です。一応、ステージアップの判定タイミングは毎月にある一方で、ステージダウンの判定タイミングは3月末と9月末の年2回しかないので、この期間だけでも資産残高を調整すれば、一度上げたステージを維持できるようになっています。また、このClub Sのランクに応じて、国内でのデビットカードの還元のほか、国内でのATM・振り込みの手数料無料回数や、海外でのATM・外貨送金の無料回数、為替コストなども優遇されますので、ソニー銀行をメイン口座として利用したい人や海外へ行く人はステージアップを狙っていきましょう。
なお、ソニー銀行はスマホATMや定額自動入金・振り込みサービスなど便利なサービスにも対応していますので、高ランクさえ達成すれば銀行機能としてもトップクラスに優秀なのでおすすめです。ちなみに、高ランクを比較的簡単に達成できる裏技が2つあります。
1つ目に、家族全体での利用です。2025年から家族利用に対して優遇が始まり、デビットカードにしても珍しく家族カードを4枚まで発行できるようになりました。さらにClub Sのステージ判定において、オーナーが招待しメンバーが承認することで、オーナー含め最大5名までの資産残高を合計してステージ判定されるようになります。
裏技2つ目に、ソニー銀行と高島屋の提携カード、タカシマヤプラチナデビットカードを発行することです。年会費は3万3000円と高いですが、ソニー銀行の最上位ランク、プラチナステージが自動的に適用されると同時に、高いポイント還元率やプラチナカードとしての特典も付帯することになります。具体的には還元率は2%で、年間300万円決済までプラス1%分のボーナスポイントをもらえるため、実質3%還元にできます。また、国内高島屋の利用では一般商品は10%還元、食料品・特価品は3%還元に上がります。そして最高1億円、治療費用300万円の海外旅行傷害保険が自動付帯。海外含め空港のVIPラウンジを利用できるラウンジ・キーが年間6回まで無料になります。ソニー銀行の高ランクを達成したい人は、家族全体での利用やタカシマヤプラチナデビットカードの発行も検討いただければと思います。
あとはソニー銀行のデビットカードの優遇特典として、PlayStation Network、PlayStation Storeでは2%還元、ソニーストアでは3%還元に無条件でアップします。そして、このカード一番のおすすめポイントである、海外支払い時に非常にお得という点を最後に紹介していきます。
まず、海外事務手数料を無料にすることができます。冒頭に触れた通り、日本で発行したクレジットカードやデビットカードを海外現地や海外事業者サービスの支払いに利用すると、海外事務手数料が上乗せされて請求されます。冒頭に触れた通り、日本で発行したクレジットカードやデビットカードを海外現地や海外事業者サービスの支払いに利用すると、海外事務手数料が上乗せされて請求されます。この海外事務手数料は直近かなり引き上げられており、3%以上になっていることも多いです。ですが、ソニー銀行のデビットカードであれば、この海外事務手数料が一切かかりません。先ほど触れた最大2%還元は海外での支払いの場合は対象外ですが、それ以上に手数料がかからなくなりますのでお得になっています。
また、ソニー銀行では米ドル、ユーロを含む対象の10種類のメジャーな通貨であれば、為替レートに上乗せされる手数料に関しても非常に低く設定されていますので、外貨決済や外貨積み立てもおすすめです。その他、一応海外ATMの手数料に関してもClub Sのランクに応じて最大月5回まで無料にすることができますが、それとは別に一律で1.79%の手数料が発生するため、海外ATMに関してはこの後紹介するWiseやRevolutの方をおすすめします。まとめると、このカードは海外へよく行く人、資産残高に余裕があり高ランクを達成できる人、プレステ関連のゲームやソニーの家電が欲しい人におすすめです。
最後に、おすすめカード9枚目と10枚目はWiseとRevolutです。どちらもソニー銀行と同じく海外事務手数料が無料で、為替コストも低く抑えられていますので、海外での利用に非常におすすめになっています。また、海外では銀行免許を持っているのでデビットカードとして紹介されることが多いですが、日本ではPayPayと同じく資金移動業者に分類され、実際には銀行口座やクレジットカードからお金をチャージして、チャージした分から支払いやATM出金を利用する形になります。それではサービスの基本情報から確認していきます。
まず会費はそれぞれ無料になります。Revolutに関してはプラン制度があり、月会費がプレミアムプランでは980円、メタルプランでは1980円かかりますが、ほとんどの方が無料のスタンダードプランを選ぶと思いますので、一旦ここは無料で置かせていただきます。物理カードの発行料に関しては、Wiseは1200円、Revolutは500円かかります。物理カードを発行しなくても両サービスともバーチャルカードを発行することができますが、海外ではまだまだバーチャルカードによるスマホタッチ決済に対応していない店舗も多く存在していますし、海外ATMでの出金にも物理カードが必要になってくるので、基本的には物理カードを発行しておくことをおすすめします。
ちなみにWiseの物理カードは、すでにWiseを使っている人からの紹介リンクからの申し込みで無料で持つことができます。私の紹介リンクも動画概要欄に貼っておりますので、周りに使っている人がいなければぜひ活用いただければと思います。この紹介リンクから申し込みいただくことで、物理カードを無料にするか、最大7万5000円までの海外送金に使える手数料無料クーポンを選べるようです。また、Revolutの物理カードの送料に関しても、Revolutの有料プランであるプレミアムプランもしくはメタルプランに加入する場合は送料も無料になります。
次に国際ブランドについて、WiseはMastercard、RevolutはVisaです。スマホタッチ決済に関しては、Wiseは日本発行の場合は対応していないものの、RevolutはApple Pay、Google Payの両方に対応していますので、スマホで決済を完結させることができます。対応通貨数はWiseが50種類以上、Revolutが35種類以上になります。
WiseとRevolutは海外発の資金移動業者ということもあり、複数の通貨を同じアカウントで管理することができるマルチカレンシー口座の機能があります。この機能によって口座にある外貨のまま送金や支払いをすることができますし、もし使いたい外貨の残高がなくても、口座にある通貨の中で最も為替手数料が安い通貨を自動で両替して決済してくれます。
続いて肝心の海外での支払いのお得度について、左側の項目の通り還元率と手数料の両面からまとめていきます。まず還元率について、チャージ時と決済時に分けて説明していきます。前者のチャージ時の還元率については、他のクレジットカードやデビットカードからチャージできる場合は、そのチャージ元の還元を受けることができます。
Wiseに関しては銀行振り込みとデビットカードから口座残高へチャージすることができますが、デビットカードでは3.3%のチャージ手数料が発生するため、チャージの還元率はありませんが銀行振り込みを選ぶようにしましょう。ちなみに、Wiseの残高チャージ用の指定口座はPayPay銀行になることが多いので、PayPay銀行から振り込むと振り込み手数料をかけずに入金することができます。
一方でRevolutに関しては銀行振り込みのほか、Mastercardブランドのクレジットカードとデビットカード、Visaのデビットカードであれば手数料無料でチャージすることができます。ただ、ソニー銀行のデビットカード、楽天銀行デビットカード、あおぞら銀行デビットカードなど、Revolutへのチャージでは還元対象外に設定しているカードもありますので注意が必要です。
具体的にチャージ元としておすすめなカードの例としては、この動画で先に紹介した月間1000円以上の利用で常時1.5%の還元になるV NEOBANKのデビットカード。スマプロランクに応じて1.25%から最大2.5%還元になるバンクのデビットカード。年間利用に応じて還元率が上がるOliveフレキシブルペイのデビットモードがおすすめです。なお、カードからチャージした残高は決済専用であり、ATM出金や送金では利用できないため、認識しておきましょう。
一方で決済時の還元率については、どちらも基本的にはありません。ただし、Revolutの場合は月会費1980円のメタルプランであれば1%のキャッシュバック還元を受けることができます。なお、このキャッシュバックの上限は月間で5000円までになりますので、実質50万円利用分までがキャッシュバックの対象です。
続いて海外での支払い時に発生する手数料についてです。先ほど触れた通り、一般のクレジットカードやデビットカードでは約3%発生する海外事務手数料は2枚とも無料です。そして為替コストに関して、レートに隠れて上乗せされるスプレッドと、両替の際に明示的に手数料として取る為替手数料があります。Wiseには隠れた為替スプレッドはなく、その代わり0.5%から0.8%程度の為替手数料が明示されます。この為替にかかる手数料のわかりやすさがWiseの一番の魅力です。
一方でRevolutは為替スプレッドとして0.3%から0.6%程度レートに上乗せされています。また、手数料については無料プランの場合、手数料は無料で、それ以外は0.5%もしくは1%の手数料がかかります。ちなみに為替市場営業時間というのは時差にもよりますが、基本的に平日は無料になるイメージで覚えていただければと思います。なお、月会費がかかるプレミアムプラン以上の場合は金額制限や時間制限がなく、為替手数料が無料になりますので、海外で月30万円以上使う人や時間帯を気にしたくない人は、有料プランの加入を検討してみても良いと思います。
このように使い方を工夫すれば、Revolutの方が還元の面でも手数料の面でもお得だと思います。ただ、Wiseも海外事務手数料は無料でその時点でお得ですし、どの通貨でもシンプルかつ明瞭な為替手数料になり、安心して使い続けることができますのでおすすめです。
また、WiseとRevolutは海外ATMの利用でもお得です。海外ATM手数料について、Wiseの場合、月間2回、3万円までは無料で、3回以上は1回70円、3万円以上の超過分として1.75%の手数料がかかります。ちなみに2026年5月以降、このATM手数料については改定があり、無料で引き出せるのは月間2万5000円までに下がる一方で、回数制限はなくなります。そして2万5000円を超える分には1.75%の手数料がかかることになります。
個人的に海外旅行では現地通貨が2万5000円程度あれば十分だと思いますし、それ以上の現地通貨が必要な長期滞在の場合は、現地の銀行口座を作ってWiseから海外送金した方が良いと思いますので、そこまで改悪だとは感じていません。それより回数制限がなくなったことにより、現地通貨が余らないようにこまめにATMで現地通貨を引き出せるようになったのは嬉しいです。
一方でRevolutの場合、無料プランでは月間2万5000円まで無料で、この上限額に対する超過分は2%の手数料がかかります。そして有料プランの場合は無料で引き出すことができる金額が高くなり、プレミアムプランは月5万円まで無料、メタルプランは月10万円まで無料になります。
ただし、WiseやRevolutなどデビットカードの場合、海外現地のATMを運営する銀行が手数料を別途かけてくることがあります。例えばタイでは220バーツ、韓国では3600ウォンなど、ATMオーナー手数料が高いと有名な場所では、クレジットカードでキャッシングを行った方がお得です。ATMで出金する際に画面にATMオーナー手数料が表示されますので、その金額を見て判断しても良いと思います。
まとめると、Wiseはすべて明確で割安な手数料体系になっていますので、面倒な条件は考えず、シンプルな手数料体系で安心して使いたい人におすすめです。あとは紹介リンクからの申し込みで物理カードも無料で発行できますので、最初は一度完全無料で試したいと考えている人にもおすすめすることができます。
一方でRevolutは為替手数料を無料にすることができ、チャージの時にも還元を受けることができるため、海外での決済でお得を追求したい人におすすめです。あとは海外ATMで無料プランでは2万5000円まで、有料プランでは最大10万円まで引き出すことができますので、現金を多めに引き出したい人にもおすすめです。
最後にお得な入会方法に関して、今回紹介したサービスの新規キャンペーンのURLは動画概要欄にすべてまとめておくようにしますので、気になったものがあれば確認いただければと思います。また、銀行口座やクレジットカードなどを作る時はポイントサイトのモッピーを経由することで、入会先のキャンペーンでもらえるポイントと、モッピーからも表示のポイントがもらえますので、二重取りすることができ非常にお得になっています。
モッピーをまだ使ったことがない人は画面の紹介コードで登録をして、5000ポイント以上モッピーで獲得すると2000ポイントを追加でもらえますので、ぜひ活用ください。なお、過去、モッピーの基本的な使い方、稼ぎ方に関しては、こちらの動画で実際の画面での操作方法も含めて徹底解説していますので、合わせてご確認いただければと思います。
本日は以上です。このチャンネルは他にもおすすめなクレジットカードや銀行口座に関しても徹底解説していますので、気になる内容があれば合わせてご覧いただけると嬉しいです。今後も家計を少しでも楽にできるような、お得、ポイ活、節約をテーマで発信していきますので、チャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。
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