2026年後半のチャージルート5選:改定が続くなかで何が使えるか

YouTubeで開く ↗
概要

クレジットカードからスマホ決済やプリペイド決済へチャージし、そこから支払うと、ポイントを重ねて受け取れたり、税金や公共料金を還元付きで払えたりする。家計の味方チャンネルのこの動画は、2026年度に入って相次いだ改定を整理したうえで、JAL Pay、ANA Pay、au PAY、ファミペイ、Revolutを起点とする5つのルートと、それぞれに合うチャージ元カードを紹介している。話者の立場ははっきりしている。カード会社が儲からないチャージ利用は、使う人が増えたところで塞がれる流れが避けられない。そのため、現時点で残っているルートを正確に把握して使うべきだという。

14分で読めます
0:24

2026年度に入ってからの改定

話者はまず、チャージルートそのものの改定を挙げる。楽天ギフトカードの店頭購入に3%の手数料がかかるようになった。楽天Edyから楽天キャッシュへの残高交換は月1万円までに制限された。

チャージ元カードの側でも、プリペイド決済へのチャージ分を還元対象外にする動きが続いている。話者によると、エポスカードは2026年8月から、Vポイントカード プライム、Ponta Premium Plusを含むジャックス発行のカードは2026年9月から、すでに還元対象外になった。V NEOBANKのデビットカードは2026年11月から対象外になる予定だという。イオンカードは対象外にはならないが、毎月10日に還元率が2倍になり、1%還元でプリペイド決済へチャージできた特典が終了する。

一方で、優遇を強めているカードもある。au PAYカード、ANAダイナース、ファミマカードは、自社のスマホ決済へのチャージ分の扱いを手厚くしている。新たに登場したnanacoクレジットカードは、プリペイド決済へのチャージ分も含めて合計1.5%の還元を受けられる。話者はこれらを今注目すべきカードとして紹介している。

2:00

ルート1:JAL Pay

JAL Payの支払い時の基本還元は0.5%で、税込200円につき1マイルが貯まる。ただし2025年12月の改定で、JAL Payから対象のプリペイド決済へチャージすると還元率が0.1%に下がった。対象にはANA Pay、au PAY、nanaco、WAONなどが含まれる。

チャージ上限は初期設定では月5万円だが、本人確認をしてショッピング+ATMコースに変更すると、残高上限の100万円まで増える。チャージできるカードは主にMastercard、JCB、ダイナースのブランドである。Visaブランドからチャージすると2.75%の手数料がかかるので注意が必要だ。

話者が勧めるチャージ元は3枚ある。

1枚目はP-one Wizだ。自動で1%オフになるうえ0.3%分のポイントが付き、合計1.3〜1.4%の還元になる。半年ごとのポイントアップキャンペーンを使えば、合計1.8%まで上げられる。ただしリボ払い専用カードなので、初期設定で必ず1回払いに変更する必要がある。この設定が不安なら、基本還元は少し落ちるがP-oneスタンダードでもよいと話者は言う。こちらも半年ごとの利用額に応じて合計1.4%の還元になる。

2枚目は2026年8月に登場したnanacoクレジットカードだ。年会費は無料で、基本還元は0.5%分のポイントである。これに加えて、月の利用額税込10万円ごとに1,000円がキャッシュバックされるので、合計1.5%の還元になる。還元対象外のサービスが少ないため、チャージ用途でも重宝するだろうと話者は見ている。ただしキャッシュバックの受け取りにはセブン銀行ATMへ行く手間がかかる。月の還元上限は1万5,000円なので、対象になるのは150万円の利用分までだ。

3枚目はJQ CARDセゾンGOLDだ。年会費は通常1万1,000円だが、一般カードからのインビテーション経由で申し込むか、年間50万円以上使えば無料になる。基本還元は0.5%で、年間100万円使うと1万ポイントのボーナスがもらえ、合計1.5%の還元になる。直接申し込めるのはAMEXブランドだけだ。MastercardとJCBは一般カードからのインビテーション経由なら申し込める。チャージルートで使うのは主にMastercardかJCBなので、話者は一般カードから持ち始めることを勧めている。

このほか、還元対象外サービスが少なく1%還元を維持しやすいカードとして、Mastercardブランドのリクルートカード、ローソンPontaプラス、Amazon Mastercard、Likeme by saison card、JCBブランドのアポロステーションゴールド、ラグジュアリーカードが挙げられた。

反対に、これまでJAL Payへのチャージによく使われてきたカードには注意が必要だという。Vポイントカード プライム、Ponta Premium Plus、PayPayカードはポイント還元の対象外になった。三井住友カードは年間利用額の集計対象外になった。ドコモの銀行(d NEOBANK)系のデビットカードは、チャージ自体ができなくなっている。

5:30

JAL Payから先のつなぎ方

ANA Payを経由すると、楽天EdyやモバイルSuicaにつなげられる。注意点は2つある。JAL PayからANA Payへのチャージは20,001円以上でないとエラーになる。楽天Edyから楽天キャッシュへの交換上限は月1万円に減っている。それでも話者自身は楽天Edyをかなり重宝しているという。電子マネー対応の実店舗に加え、Amazonなど一部のネットショップでも使えるからだ。

au PAYを経由すると、Vポイント Payを最も高い還元率で買い物に使えるほか、モバイルSuicaへのチャージもできる。

上級者向けとして、合計4.4%還元をうたうルートも紹介された。Apple PayのnanacoにチャージしてWesmo!につなげる流れである。nanacoにチャージした後、セブン-イレブンでスマホプリペイド(Visa eギフト)を買う。このときワラウやげん玉などのポイントサイトを経由すると1.5%が上乗せされる。レジでセブン-イレブンアプリの会員コードを見せると0.5%分がさらに付く。購入したVisa eギフトでWesmo!にチャージし、Wesmo!で0.5%還元を受けながら支払う。Wesmo!はJCBのスマートコードに対応しており、約160万か所以上のコンビニ、ドラッグストア、スーパーで使えるので、使える場所も意外と多いと話者は言う。

このほか、Apple PayのWAONにチャージしてから、ミニストップでAmazonギフトカードなどのギフト券を買うルートもある。話者は、JAL Payは他のプリペイド決済へのチャージ分が0.1%還元に改悪されたが、チャージルートの起点としてはまだ優秀だと評価している。

7:02

ルート2:ANA Pay

ANA Payにチャージした後の流れはJAL Payルートと同じだ。それでもこのルートを勧める理由は、ANA Payへチャージできるカードがかなり多いことにある。

基本還元は0.5%で、税込200円につき1マイルが貯まる。チャージ上限は初期設定で月10万円、本人確認をすると月30万円になる。Visa、Mastercard、JCB、ダイナースのブランドからチャージできる。

ここでも、合計1.5%還元のnanacoクレジットカードと、年間100万円利用で合計1.5%還元のJQ CARDセゾンGOLDが勧められた。提携NEOBANKを含むドコモの銀行のデビットカードもチャージ元として使える。ただし話者は、11月からV NEOBANKのデビットカードがチャージ分を還元対象外にすることを挙げ、同じような改定が発表される可能性が高いと注意している。それを理解したうえで使ってほしいという。

話者によると、ドコモの銀行のデビットカードは基本還元が1.25%だ。ランクに応じて上乗せがあり、通常のデビットは最大2%、プラチナデビットは最大2.5%まで上がる。口座振替や給与・年金の受け取りで達成できるシルバーやゴールドのランクでも1.5%以上になる点を、話者は強力だと評価している。もう一つ紹介された提携バンクのデビットカードは、前月末の預金残高が200万円以上あれば2%還元になるという(字幕上は「カテエネBANK」と聞こえ、銀行名ははっきりしない)。どちらも月末時点の残高で判定される。月末だけ資金を移せば高還元にできるので、現金に余裕のある人に向いていると話者は言う。第一生命NEOBANKのデビットカードは、条件なしで常に1.5%還元を受けられる点が強みだとされた。

ゴールド以上のエポスカードとANAダイナースも勧められた。エポスカードは、ANA Payを含むプリペイド決済へのチャージ分が基本還元0.5%の対象外になった。それでも年間利用額に応じたボーナスポイントの対象には入る。そのためANA Payへのチャージでも、ゴールドは最大1%、プラチナは最大2%の還元とみなせるという。話者自身はエポスプラチナを使っており、今後もチャージ用カードとして使い続けるとのことだ。

ANAダイナースは2026年4月から、ANAの提携カードの中で唯一、ANA Payへのチャージにポイントが付くようになった。自社サービス間のチャージなので、改悪が起こる可能性も一番低いと話者は見ている。JAL Payより幅広いカードから還元ありでチャージでき、チャージの手数も少ないため、ANA Payルートの方が合う人も多いだろうという。

9:48

ルート3:au PAY

au PAYにチャージした後の流れも、JAL Payルートとほぼ同じだ。支払い時の還元は0.5%で、税込200円につき1ポイントのPontaポイントが貯まる。ただしau PAYから対象のプリペイド決済へチャージする分にはポイントが付かない。

チャージ上限は、au PAYカードからなら月30万円、それ以外のカードからは月5万円に制限されている。そのため、au PAYカードを使わない場合は高額の決済には使えない。チャージできるのはMastercard、AMEX、ダイナースのブランドで、発行会社によっては一部のVisaやJCBも使える。

勧められたチャージ元は次のとおり。合計1.5%還元のJQ CARDセゾンGOLD、1.2%還元のリクルートカード、1%還元のローソンPontaプラス、Amazon Mastercard、Likeme by saison card、ラグジュアリーカードである。

auやUQモバイルのユーザーには、au PAYカードも勧められた。オートチャージに限られるが、一般カードは最大1.5%、ゴールドカードは最大5%の還元でチャージできる。条件には、auじぶん銀行を引き落とし口座にすること、家族カードやETCカードを使うことなどがある。ただし月の還元上限がある。一般カードは500ポイントまでで、毎月3万3,333円のチャージ分までが対象になる。ゴールドカードは1,000ポイントまでで、話者の説明では毎月2万5,000円のチャージ分までが対象になる。話者はこの特典のためにUQモバイルへ切り替えたという。

AMEX発行のカードからau PAYへチャージしてもポイントは付かない。ただし決済額の集計には入るので、年間利用額の条件を満たすのに使える。例として挙げられたのは、ヒルトンの一般カード(年間150万円)、アメックス・ゴールド・プリファード(年間200万円)、マリオットの一般カード(年間250万円)で、それぞれの金額を使うと無料宿泊特典がもらえる。AMEXブランドのアポロステーションカードは、au PAYへのチャージでポイントが付き、年間利用額の集計にも入るという。

注意点はJAL Payと同じだ。au PAYカードからの直接チャージのほか、Vポイントカード プライムとPayPayカードは還元対象外になった。三井住友カードは年間利用額の集計対象外になった。話者のまとめでは、au PAYルートはチャージ上限が月5万円と低い。それでも請求書払いに対応していて手数料なしで納税でき、AMEXブランドのカードにとって貴重なチャージルートなので勧められるという。

12:35

ルート4:ファミペイ

ファミペイにチャージした後は、ポイントは付かないがJAL PayやANA Payのルートにつなげることもできる。9月まではギフトカード購入で2%分の追加還元を受けられるキャンペーンがあったが、9月末で終わる予定のため、出口は少し狭まった。それでもファミペイは請求書払いで地方税や公共料金を払えるので、このルートは意外と使えると話者は言う。

支払い時の還元は0.5%で、ファミマポイントが貯まる。au PAYと同じく、主なプリペイド決済へのチャージ分は還元対象外になっている。チャージできるのはJCBブランドだけだ。勧められたのは、合計1.5%還元のnanacoクレジットカードとJQ CARDセゾンGOLD、常時1%還元の楽天銀行デビットカードとLikeme by saison cardである。JCBブランドでも、ファミペイへのチャージを還元対象外にしているカードがある。リクルートカード、JCBのプロパーカード、P-oneカード、Ponta Premium Plusなどがそうだ。

チャージ上限は、ファミマカード以外からだと月2万円までだ。iPhoneならApple Pay経由で別枠の2万円をチャージできるので、合計4万円になる。ファミマカードからは月10万円までチャージできるが、通常1%の還元率が0.5%に下がる。それでも、ファミマカードはファミペイチャージで高還元になるキャンペーンを定期的に開いている。月10万円チャージできれば請求書払いにかなり使えることが多いので、話者は作っておくことを勧めている。

話者のまとめはこうだ。チャージ上限が月2万円と低いのが難点だが、毎月他社カードから定期的にチャージしておき、ときどき開かれるファミマカードのキャンペーンでまとめてチャージすれば、地方税や公共料金をお得に払える。

上限が気になる人には、ファミペイ独自の後払い機能「翌月払い」も選択肢になる。1か月分の利用額を翌月27日に銀行口座から引き落とす仕組みだ。チャージしないのでチャージ時の還元はないが、請求書払いの際に0.5%の還元を受けられる。ファミペイの残高を共有するカード型の「ファミペイカード」を持つと、還元がさらに0.2%分上がる。最近は、翌月払いを初めて使う人に50%還元、すでに使ったことがある人にも漏れなく100円を配るなどのキャンペーンが多く、力を入れていることがうかがえると話者は言う。チャージ元のカードや上限を気にせずに済むので、翌月払いの方が合う人も多いだろうという。

15:20

ルート5:Revolut

Revolutにチャージした後の流れも、おおむねJAL Payルートと同じだ。このルートの最大の魅力は、JAL Pay、ANA Pay、au PAYへのチャージでは還元対象外になるカードでも、ポイントが付く形でチャージできる点にある。

支払い時の還元は基本的にない。チャージ上限は月100万円と高い。Mastercardブランドのクレジットカードと、Visa・Mastercardブランドのデビットカードからなら手数料なしでチャージできる。それ以外の国際ブランドのカードや、海外発行カード、法人カードからは1.3%または1.7%の手数料がかかる。

勧められたチャージ元は、三井住友カード ゴールド(NL)のMastercardブランドと、Oliveフレキシブルペイのデビットモードである。OliveはVisaブランドだが、Visaデビットは手数料無料なので、デビットモードなら無料でチャージできる。年間利用額の集計にはクレジットモードだけでなくデビットモードの利用も入る。そのため買い物と投資の両方の還元が上がり、非常にお得だと話者は言う。

ほかには、月30回かつ10万円以上使うと合計1.5%還元になるPayPayカード、楽天カード、P-oneカード、提携NEOBANKを含むドコモの銀行のデビットカードも勧められた。ただし楽天銀行デビットカードやSony Bank WALLETのように、Revolutへのチャージ分を還元対象外にしているカードも一部ある。

話者は、他のルートでは還元対象外になっているカードまで使える現状を「お得すぎる」と評している。そのため、近いうちに一斉に塞がれる可能性が高いと見ており、今のうちに活用するよう勧めている。

17:16

前提になるのはチャージでもポイントが付くカード

最後に話者は、どのルートで還元率を高めるにしても、チャージ分にもポイントが付くクレジットカードやデビットカードを持っていることが前提になる場合が多いと強調した。冒頭で示したとおり、そうしたカードは利用者が増えると還元対象から外されてきた。各ルートの紹介でも、V NEOBANKやドコモの銀行のデビットカード、Revolutルートについて、今後の改定の可能性に繰り返し触れている。どのカードがいつまで使えるかは、話者自身も予測として語るにとどまっている。